CPI 消費者物価指数(2017年9月 緩慢なアメリカの物価上昇ペース)

だいぶ更新遅れてしまいましたが2017年9月の消費者物価指数(CPI)を今月も書き残しておきます。

日本のCPI(生鮮食品を除く)は9月も前年対比プラスで、9か月連続のプラスとなりました。
アメリカは市場予想を下回り伸びが緩慢になってきています。

前月分はこちらにまとめていますので、ご参照くださいませ。

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日本のCPI(2017年9月)

こちらが日本の2017年9月の消費者物価指数となります(10/27発表)。日銀政策を踏まえる上で、生鮮食品を除くコアCPIとしております。

総合指数(生鮮食品を除く):100.3
前月比:同水準(季節調整値)
前年同月比:+0.7%(予想+0.7%)
⇒※日銀の誘導目標+2.0%

生鮮食品及びエネルギーを除く数値は、前月比 同水準(季節調整値)、前年同月比 +0.2%

前月も前年同月比は+0.7%となり、2015年4月以来の強い値継続中。

主な上昇項目としては、前年同月比でガソリンが+7.1%(寄与度0.13)、電気代は+7.9%(寄与度0.25)、ガス代は+4.6%(寄与度0.07)とエネルギー価格が上昇。コアコアが+0.2%にとどまっている理由が分かりますね。食品では目立つものとしてサンマが14.5%(寄与度0.03)、ビールが6.6%(寄与度0.02)の上昇となっています。

また、主な下落項目としては、携帯電話通信料が前月に続き5.4%(寄与度-0.12)の下落。生鮮野菜も前月に続き3.8%(寄与度-0.08)の下落となっています。

日本のコアCPIは年初から0.1%~0.3%の増が続いていましたが0.7%まで増えてくると、まずは大台の1.0%が見えてきますね。早く金融システム正常化に戻ってもらいたいものですが・・・。

アメリカのCPI(2017年9月)

つづいて、こちらがアメリカの2017年9月の消費者物価指数(10/13発表)。こちらは食品、エネルギーを除くコアコアCPIとしております。

9月消費者物価指数(食品・エネルギーを除く):252.941
前月比:+0.1%(季節調整値、予想+0.2%)
前年同月比:+1.69%(予想+1.8%)
※食品・エネルギー含む総合指数は前月比0.5%の上昇(予想+0.6%)、前年同月比は2.2%の上昇(予想+2.3%)

アメリカのCPIは総じて予想を下回り、同日112円前半で推移していたドル円は111円半ばまで下落しました。米国10年債も前日の2.33%台から2.28%台まで利回り縮小となる一方、ダウは小売売上高など良好な指標を受けて上昇となっております。

アメリカの主な物価変動はガソリン指数が13.1%と大幅上昇となり、住居や宿泊関連のシェルター項目が継続的に上昇しています。

10月の雇用統計でも賃金の伸びが弱かったのですが、相変わらず物価も伸びが弱いですね。金融緩和が続いて株にしろ仮想通貨にしろ青天井ですが、そろそろ不安に感じるところ。低失業率、低い賃金伸び率、低インフレ率と過去前例がない??環境が続いており、リスクの見極めが大変悩ましいものですな。

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