CPI 消費者物価指数(2017年12月 市場は日銀の緩和縮小をにらむ)

2017年12月の消費者物価指数(CPI)を書き残しておきます。

概して言うと、日本のCPI(生鮮食品を除く)は12月も前年対比プラスで、12か月連続のプラスとなりました。コア指数は前年比+0.9%と11月の上昇率と同水準。また、アメリカのコアコア指数は+1.77%と市場予想を上回る数値となりました。

黒田総裁もダボスでインフレ率が「ようやく目標に近い」と語り、市場はこれに即座に反応!

以下で詳しく見ていきますね~。

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日本のCPI(2017年12月)

こちらが日本の2017年12月の消費者物価指数となります(1/26発表)。日銀政策を踏まえる上で、生鮮食品を除くコアCPIとしております。

総合指数(生鮮食品を除く):101.2
前月比:同水準(季節調整値)
前年同月比:+0.9%(予想+0.9%)
⇒※日銀の誘導目標+2.0%

生鮮食品及びエネルギーを除く数値は、前月比 同水準(季節調整値)、前年同月比 +0.3%

主な上昇項目としては、前年同月比でガソリンが+10.3%(寄与度0.20)、電気代は+6.7%(寄与度0.21)、ガス代は+4.3%(寄与度0.07)、灯油代は16.5%(寄与度0.06)とこれまでどおりエネルギー価格が上昇。

また、11月につづき診療代が+3.5%(寄与度0.07)と上昇傾向。生鮮食品ではレタスが+70.5%、ホウレンソウが+58%と野菜高騰がデータでも表れています。

主な下落項目としては、携帯電話通信料が前月に続き5.2%(寄与度-0.12, 前月も前々月も-5.2%)の下落となりました。

この物価指数発表後、黒田総裁がダボスで発言をし、マーケットが動いたのでBloombergの記事をシェアしておきますね。

アメリカのCPI(2017年12月)

つづいて、こちらがアメリカの2017年12月の消費者物価指数(1/12発表)。こちらは食品、エネルギーを除くコアコアCPIとしております。

12月消費者物価指数(食品・エネルギーを除く):253.558
前月比:+0.3%(季節調整値、予想+0.2%)
前年同月比:+1.77%(予想+1.7%)
※食品・エネルギー含む総合指数は前月比0.1%の上昇(予想+0.1%)、前年同月比は2.1%の上昇(予想+2.1%)

コアコア指数は前月比・前年比ともに予想を超過しました。
前月比+0.3%の増加というのは2017年1月以来の増加幅ということで、住居や宿泊関連のシェルター項目、医療、自動車保険、中古自動車、新車が引っ張りました。11月と同じですね。

また、食品・エネルギーを含む総合指数は前月比+0.1%の増加と小さい気がしましたが、11月のエネルギー項目の上昇率が急激で12月の同項目は減少となったため、12月の指数は均して抑えられたようです。

コアコア指数は市場予想を超過したため、マーケット、特に10年債利回りは上昇するかと思いきや、これまでググッと上昇していたこともあってか前日同水準の2.55%付近で推移していました。

米国株の勢いを止める、またはこのままグイグイ伸びるかどうかは政策金利次第だと思っています。
今年は昨年以上に物価指数の動きを注意して見なきゃなぁと感じております。

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