CPI 消費者物価指数(2018年3月 日本は伸びが鈍化、米国は1年ぶり2%超え)

今回もUP遅くなりましたが、2018年3月の消費者物価指数(CPI)を書き残しておきます。

日本のCPI(生鮮食品を除く)は3月も前年対比プラスでしたが前月比はマイナスに。また、アメリカのコアコア指数は+2.11%となり2017年3月ぶりの2%超えとなりました。

以下でもうちょっと詳しく見ていきますね。

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日本のCPI(2018年3月)

こちらが日本の2018年3月の消費者物価指数となります(4/20発表)。日銀政策を踏まえる上で、生鮮食品を除くコアCPIとしております。

総合指数(生鮮食品を除く):100.6
前月比:-0.1%(季節調整値)
前年同月比:+0.9%(予想+0.9%)
⇒※日銀の誘導目標+2.0%

生鮮食品及びエネルギーを除く数値は、前月比 -0.1%(季節調整値)、前年同月比 +0.5%

グラフを見てのとおり前年同月比の伸びがちょっと弱くなりました(2月は+1.0%)。ガソリン価格は上昇中ですが、伸び幅が小さくなったことが影響しており、これは以下で述べるアメリカと同じ傾向です。

主な変動品目について、総務省統計局の資料を貼り付けておきますね。

エネルギー価格は上昇継続で電気代は+5.2%(前月は+5.8%)。診療代も前月と同じ+3.5%。前月は宿泊料が+5.2%となっていましたが今回は+0.4%。ただ、外国人パック旅行費なるものが+5.9%とインバウンド需要がサービス価格を押し上げていました。また、生鮮野菜は前年比+9.2%と前月の+21.4%から伸びが鈍化しています。

なお、今回は下落項目がここには書かれていませんでしたが、携帯電話通信料は低下継続中で今回も-3.5%となっています。

物価もじわじわ上昇中ですが、2018年2月から円高傾向になっていますので、物価押し下げ圧力が高まります。また、グラフを見てのとおり、2017年1月から物価は上昇傾向であるため、前年対比での上昇率が伸び悩む可能性があることも想定しておいた方がよさそうです。

アメリカのCPI(2018年3月)

つづいて、こちらがアメリカの2018年3月の消費者物価指数(4/11発表)。こちらは食品、エネルギーを除くコアコアCPIとしております。

3月消費者物価指数(食品・エネルギーを除く):256.610
前月比:+0.2%(季節調整値、予想+0.2%)
前年同月比:+2.11%(予想+2.1%)
※食品・エネルギー含む総合指数は前月比0.1%の下落(予想0.0%)、前年同月比は2.4%の上昇(予想+2.4%)

項目ごとのテーブルも貼っておきますね(出所:U.S. Bureau of Labor Statistics)。

内訳としては、コアコア指数では住居や宿泊関連のシェルター項目、メディカルケア、自動車保険、航空運賃といった項目が上昇し、アパレル、通信、中古車といった項目は下落となりました。

グラフを見てみると3月FOMCで利上げとなったFF金利に呼応するように、きれいにCPI前年比も上昇しています。コアコア指数は前年比+2.1%ですが、2%を超えるのは2017年3月以来。食品・エネルギー含む総合指数は前月比マイナスとなっていますが、ガソリン指数が4.9%も下落したことが主な要因であるため、下落は一時的と見てよさそうです。

米中貿易摩擦による需給ひっ迫懸念で商品価格も高くなっているようなので、米国CPIは今後も上昇傾向でしょうかね。10年債利回は2014年1月につけた3%を一旦つけて、現在は下落傾向ですが、上昇に転じるのも時間の問題だと素人目には思うのですがねぇ。

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