日本の国別輸出額と商品品目 ~ファンダメンタルズ投資のヒントに~

日経平均は21年来の高値を更新中。
更なる高値を目指してもらいたいけど、どこまで騰がるかは誰も分からないもの。

私はなにぶんチキン野郎なので、極力高値掴みしないよう投資をしていきたいと思っております。そこで、マクロ的なファクターとして、何が日本経済に影響を与えるのかを自分なりに考えておきたいのですが、日本経済が世界経済の善し悪しの影響を多大に受けているということは最も明らかなこと。

ついては、今回は日本の輸出にフォーカスして、国別・品目別でどうなっているか勉強をしてみました。輸出額が大きい国の景況感を理解できてたら、日本の大局的な相場予測の確度も上がるかなあと。

以下、つらつらと書きましたが、中学・高校の社会の授業で出てきそうなレベルの内容ですのでご参考まで・・・。自分の勉強メモのシェアでございます (´・ω・`)

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日本の国別輸出額の推移

まずは全体的な状況を見てみましょう。

グラフの通りですが、直近2016年の輸出額は70.0兆円。為替の影響もあるので2015年の75.6兆円からは減少。

国別で見ると米中が圧倒的なのね。全体の40%近くも占めており、米中のマクロ経済指標がマーケットを動かす理由が分かります。

韓国は3位なのね。この国とは政治的にイロイロあるけど経済面は比較的大きい模様。
ちなみに、韓国からの輸入は2.7兆円、輸出は5.0兆円なので貿易黒字は2.3兆円。なるほど・・・、株式会社日本としての商売上は良いお客さんなのね。

台湾・香港も4位5位。このあたりにEU諸国やインドが入っているかと思ってました。ヨーロッパ圏でドイツ、イギリスに次いで3番手がオランダというのも想定外。改めて自分の無知を実感・・・。

6位もタイ、それ以降もシンガポールやベトナム、マレーシアとなっており、こうやって見ると米中はもちろんですが、アジア諸国の景況感も超重要。日々追うのは大変だけど、これら諸国のマクロ環境や通貨変動なども折に触れて見るようにしておきたいですね。

主要輸出先国の品目を見てみよう

ざっと上位輸出先国を理解したので、次に商品として何が輸出されているか見てみましょう。
とりあえず、上位6か国の主要輸出品目を見てみました。

なお、これらデータは財務省貿易統計のページから引っ張ってきております。
また、HSコードも同サイトから見えますので更に詳しくご覧になりたい方は参照してみてください。

まずアメリカと中国。1,000億円以上の品目をピックアップ(単位百万円。以下同)。
やはしアメリカは自動車類の金額が半端ないっすね。こりゃトランプ氏の目の敵にされるわけだ。中国向けは部品類が多いですね。オムツも1,000億円以上の輸出があるとはウワサ通り。

これは韓国と台湾。上位10品目をピックアップしています。
サムスンや鴻海といった企業があるだけに電子部品が多いですね。

輸出5位6位の香港とタイはこちら。
マーケットでは有名なことみたいですが、香港向けには多額の「金」が輸出されていることがトリビア。身辺用細雑貨(アクセサリー)や美容品もTOP10に入っていることも特徴的。タイは日本の様々な自動車メーカーの工場があることも影響してか自動車関連品が多いですね。

このように見ると、総じて自動車、自動車部品、半導体、ディスプレイといった自動車やハイテク関連製品の輸出がメイン。完成品より部品類の方が多いことが日本の技術力を表してます。今回の日本株上昇のときも、日本電産などのグローバルなハイテク優良企業が先陣を切って上げてきてたことも納得。

改めて、冒頭に述べたことの繰り返しになりますが、日本株も21年ぶりの高値水準。
マクロ的に、日本経済に影響を与える世界のどの国が調子良いのか、または、悪い兆候が出始めたのか、といったことを察知しながら、適切に投資判断していきたいものです。

ああ、まだまだ知らないことだらけ・・・。

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