4月の外国人売買動向と株価推移について

最近の株式市場は軟調な日が続いていますね。外国人の売りが3月だけでも約1兆円とかなり膨らんでおり、買い方からすると心配なネタです。
ところが4月の新年度に入ると、外国人は必ず買い越すというアノマリーがあるそうなのですが、実際のところどうなのと過去10年分のデータを出してみました。

棒グラフ(左軸)が外国人の買越額なのですが、これを見ると一目瞭然、4月に買い越すというのはホントのようです。それはそれで安心なのですが、株価はどう動くかも当然気になるところですので日経平均の変動額(3月末日株価と4月末日株価の差)を折れ線グラフで出しました。

2013年の大幅買い越しの際には日経平均も1,463円も上昇。その一方、2015年のように2兆円ほど買い越しても指数自体は313円高にとどまったり、2008年のように8,000億円程の買い越しでも1,324円高となった年もあります。2012年や2014年のように買越額が比較的小さいと、想像に易いように指数も軟調になる模様なので、一概に4月は外国人が買うから買い時だ!と前のめってばかりではいけないようです。。。

ちなみに、2015年は外国人が約2兆円買ったけど、個人が約1兆5,000億円、信託が約4,000億円売り越したのでそんなに指数は上昇しなかったり、2008年は外国人が約8,000億円買って、信託も3,000億円ほど買ったので、指数は大きく上昇したり、といった売買動向となっておりました。

続いて過去のチャートも見てみましょう。
そもそもの経済背景が異なるので当てにはできませんが、2017年と2011年、2012年はわりと似た動きかな~と思います。まあ、2011年は震災直後なので置いておいて、2012年の外国人動向を見てみると・・・、あらっ!たった750億円の買い越しだけ、そして日経は500円安!と、実際に今年もそうなってもおかしくない感じ・・・。

ただ、トランプ政権発足ということを軸として当てはめると、2009年のオバマ政権発足がそれに該当します。その際は外国人は4,650億円の買い越し、日経も700円高とそこそこいい感じ。今の水準に当てはめると19,500円付近まで回復。うーん、それも考えられるっちゃ考えられますね。外国人も年初から大きな売り越しに転じていますので、逆説的には買い余力あり?

現状ではアメリカ政治の不透明要因がありますが、4月は外国人が買うということと、底では日銀ETFが待ち受けていることを考えると、中長期で買う分には安心感あると思うのですけどね。

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