住宅着工統計から見るマンション建築(2018年4月)

景気はずっと良ければいいのですが、リセッションへの備えも重要。

未曽有の金融緩和で少しでも質の良い利回りを求めたマネーは不動産にも流入し、オリンピック効果も相まって開発ラッシュとなっていました。しかしながら、人口減少が進む中、2020年以降の不動産需給というのはよう分かりまへん。

そして資材価格上昇、職人さん人件費上昇と建築原価は増す一方で、サラリーマンの賃金上昇率は抑えられており、ドメスティックなマンションセクター(特に建築・開発系)はそろそろしんどくなってくるのではないかと思っています。

よって、今回は住宅関連の基礎データとなる「住宅着工統計」を自分なりに調べてみました。
バブルは不動産からはじけることも往々にしてありますので、Money Marketのチェックという意味も込めまして。

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建物種類別 着工戸数

国土交通省から毎月末に発表されている住宅着工統計を集計してみました。

まずは大まかな項目として、①持家、②借家、③分譲マンション、それぞれ3分類の着工戸数をグラフにしてみました。

むう、緑色がマンションの推移ですが、デコボコしすぎてトレンドがよく分かりません。

実際の月次の数値も参考までに載っけておきます。

年次にすると均されてイメージつかみやすく思います。
分譲マンションは過去2年はマイナス傾向になっていました。

エリア別 分譲マンション着工戸数

今度はエリア別に、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、愛知県、大阪府で見てみました。

月次でグラフにするとこんな感じ。
例によってデコボコしていて見にくいのですが、東京都は2017年7月くらいから抑制傾向にあることが見て取れます。

表で見るとこんな感じ。
上述のとおり東京都の減少が見て取れますが、それ以外にも首都圏が厳しいように思えます。
また、直近公表の2018年4月のマンション着工戸数は前年比+2%でしたが、大阪府がプラスに寄与し、首都圏はマイナスだったことが分かります。

年次にするとより分かりやすい。

ふーむ、個人的な話をしますとマンション関連銘柄を売り建てているのですが、これを見ると引き続きネガティブで考えておいていいかも。

また暇ありましたら住宅着工も更新していこうかなと思います。

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