日本とアメリカの雇用統計(2017年5月・6月)

2017年5月、6月の日米の労働統計が発表されましたのでUPします。

日本では2017年6月30日(金)に5月の失業率、7月7日(金)に月間給与が、アメリカは7月7日(金)に6月の失業率と平均時給が発表されました。

アメリカは前月の非農業部門雇用者数が弱い結果で、どうなるかと注目されていた6月の雇用統計。結果的にはアメリカは強弱まちまち、日本は意外にも失業率上昇となりました。今月もそれぞれ概況を見ておきたいと思います。

【PR】一流ホテル・旅館を厳選した、会員制の宿泊予約サイト「Relux」

2017年5月 日本の雇用統計

まず日本の概況は以下のとおり。
月間給与の前年変動率は物価変動を反映させない名目ベースの値となっています。

2017年5月失業率 :3.1%(前月2.8%、前年3.2%)
2017年5月間現金給与 :270,241円(前月275,371円/-1.86%、前年268,382円/+0.69%)

月間給与について、2017年3月は昨年同月対比マイナスとなりましたが、2016年6月からは連続してプラスで推移しています。物価変動を反映させた実質ベースでは0.1%のプラスとなっています。

失業率は3.1%に上昇。まあ、上昇と言っても完全雇用の状態ですので経済に悪影響を及ぼすような内容ではないでしょう。良い労働条件を求めた自発的離職が増えたりもしてるでしょうしね。

日本の雇用統計については今後も労働市場ひっ迫で、大きなサプライズはない感じでしょうかね。インフレ率に影響を与える給与上昇率は引き続き要チェックです。

2017年6月 米国の雇用統計

続いてアメリカの概況(速報値)は以下のとおり。
(※速報値なので今後変更があり得ます。)

2017年6月失業率 :4.4%(前月4.3%、前年4.9%、予想4.3%)
2017
年6月平均時給 :26.25ドル(前月26.21ドル/+0.15%、前年25.62ドル/+2.46%、予想+2.6%)
2017年6月非農業部門雇用者数 :前月比+22.2万人(予想+17.8万人)

今回は前日発表のADP雇用統計は弱い結果。本題の労働省発表の統計は、賃金の伸びが市場予想平均まで届かないものの、雇用者数は予想上振れと強弱まちまちの結果となっています。
賃金の伸びが弱い点については、「比較的高賃金のベビーブーマー層が退職していることを考慮すると気にすることはない」と言っているエコノミストもいるようです。

アメリカの雇用統計発表後の主な指数の動きは以下のとおり。
ドラギ総裁発言を受けて長期金利は世界的に上昇傾向にありましたが、これを見ると一旦は7月7日にピークを付けた感じですね~。

7月14日(金)には米国消費者物価指数が発表されます。
金利動向が現状のマーケットの一番のトピックですがCPIは要チェック。原油下がってるからCPI総合はそんなに強くない数字かな。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする