日本とアメリカの雇用統計(2017年7月・8月)

2017年7月、8月の日米の労働統計が発表されました~。

日本では2017年8月29日(火)に7月の失業率、9月6日(水)に月間給与が、アメリカは9月1日(金)に8月の失業率と平均時給が発表されました。

アメリカの前月の統計は予想を超える数値が出てきましたが8月はちょっと弱め。日本は失業率は前月変わらずで、月間給与は前年比下落(前月分は上方修正)となっています。今月もそれぞれ概況を見ておきたいと思います。

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2017年7月 日本の雇用統計

まず日本の概況は以下のとおり。
月間給与の前年変動率は物価変動を反映させない名目ベースの値となっています。
(※速報値なので今後変更があり得ます。)

2017年7月失業率 :2.8%(前月2.8%、前年3.0%)
2017年7月間現金給与 :371,808円(前月433,043円/-%、前年372,990円/-0.3%)

わお、今月も賃金はマイナスかよ!と思ったのですが、前月の6月分が前年比0.37%減から0.41%増に上方修正されていてちょっと安心。

7月のマイナスについては、一般労働者(パートタイム除く)の固定給は前年比0.3%の増加、特別給は2.3%の減少となっていますので、ボーナスが減少していることが窺えます。
前月も同じことを書きましたが、今期はベアアップし労組もボーナスの要求は控えめとなったと報道がされていましたので、その結果を受けた数値だと思われます。

失業率は2ヵ月連続し超低水準の2.8%。人手不足に伴い、サービス業をはじめとして値上げもしばしば聞かれるようになってきました。この低失業率は2年超続いていますので、そろそろ賃金に反映されてくると思うのですけどね~。

2017年8月 米国の雇用統計

続いてアメリカの概況(速報値)は以下のとおり。
(※速報値なので今後変更があり得ます。)

2017年8月失業率 :4.4%(前月4.3%、前年4.9%、予想4.3%)
2017年8月平均時給 :26.39ドル(前月26.36ドル/+0.11%、前年25.74ドル/+2.53%、予想+2.6%)
2017年8月非農業部門雇用者数 :前月比+15.6万人(予想+18.0万人)

失業率、平均時給は予想にちょい届かず、非農業部門雇用者数は弱めの値。
直前に発表されたADP雇用統計は予想18.5万人増のところ結果は23.7万人増と強い数値。ADPが弱いと労働省の統計強かったり、その逆も然りなので、まあ驚きはなし。

賃金は前年比2.53%のプラスとなり、5か月連続で2.5%前後で推移しています。前月比は0.11%増で名目賃金は上昇し続けています。

アメリカの雇用統計発表後の主な指数の動きは以下のとおり。
同日発表のISM製造業景況指数やミシガン大学消費者信頼感指数が強く、米国株や債券はそれを受けた展開となっています。9月4日(月)はLabor Dayのため休場でしたが、9月3日(日)に行われた北朝鮮の核実験を受けて、9月5日(火)以降リスクオフの展開となりました。

8月後半から9月頭にかけて、複数のハリケーンが米国を襲いましたので、9月の雇用統計は弱めの数字かもしれませんね。それ以降の復興需要に期待したいところです。

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