日本とアメリカの雇用統計(2017年11月・12月 依然として低失業率キープ)

今回も2017年11月、12月の日米の労働統計を書き残しときますね。

日本では2017年12月26日(火)に11月の失業率、1月9日(火)に月間給与が、アメリカは1月5日(金)に12月の失業率と平均時給が発表されました。

日本はまた雇用がタイトに。失業率2.8%が5か月続いていましたが今回は2.7%に低下。
また、アメリカの失業率は4.1%と先月同値、非農業部門雇用者数は予想に届かずでした。

以下で詳しく見ていきます。

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2017年11月 日本の雇用統計

まず日本の概況は以下のとおり。
月間給与の前年変動率は物価変動を反映させない名目ベースの値となっています。
(※給与は速報値なので今後変更があり得ます。)

2017年11月失業率 :2.7%(前月2.8%、前年3.1%)
2017年11月間現金給与 :278,173円(前月267,433円、前年275,497円/+0.97%)

失業率は低下の一途で11月は2.7%に!!!
また、名目賃金は+0.97%と2016年7月ぶりの上昇率となっています。

賃金の内訳を見てみますと、前月と同様に金融・保険業が高い伸びとなっており前年比+6.9%、運輸・郵便は+1.1%となっています。また、鉱業・採石業が+10.1%と大幅な上昇。

一方、飲食サービス業が-2.1%、複合サービス業が-1.2%とサービス業は残念な感じ・・・。サービス業には人が更に集まりにくくなり、ブラックとホワイトの差は開いていきそうですなぁ。

2017年12月 米国の雇用統計

続いてアメリカの概況(速報値)は以下のとおり。
(※速報値なので今後変更があり得ます。)

2017年12月失業率 :4.1%(前月4.1%、前年4.7%、予想4.1%)
2017年12月平均時給 :26.63ドル(前月26.54ドル/+0.34%、前年25.98ドル/+2.50
%、予想 前年+2.5%)
2017年12月非農業部門雇用者数 :前月比+14.8万人(予想+19.0万人)

失業率は10月から3か月連続して4.1%をキープしています。失業率4.1%というのは2000年12月の3.9%以来の低水準です。

非農業部門雇用者数は予想を下回りましたが、前月分は+22.8万人から+25.2万人に上方修正(そもそも前月の予想は19.5万人と結果的に大幅超過)。また、平均時給(前月)は26.55ドルから26.54ドルへとほぼ変わらずでした

アメリカの雇用統計発表後の主な指数の動きは以下のとおり。

市場では3月の利上げ見通しに変更はないように受け止めているようです。

なお、雇用統計後、金利は2.5%を上回ってきていますが、これは中国の米国債購入削減報道があり、米国債需要減退予測から金利が上昇したかたちになっています。

円高進んでますけど、米国雇用自体は引き続き強いんだけどね~・・・。さてさて。

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