日本とアメリカの雇用統計(2018年3月・4月 日本は特別給で賃金上昇)

2018年3月、2018年4月の日米の労働統計を書き残しておきます。

日本では2018年4月27日(月)に3月の失業率、5月9日(水)に賃金統計である月間給与が、アメリカは5月4日(金)に4月の失業率と平均時給が発表されました。

日本の失業率は前月変わらずでしたが月間給与は特別給効果で大幅プラス。アメリカの失業率は3.9%と18年ぶりの数値となりましたが、賃金の伸び率は予想を下回りました。

以下でもうちょっと詳しく見ていきたいと思います。

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2018年3月 日本の雇用統計

まず日本の概況は以下のとおり。
月間給与の前年変動率は物価変動を反映させない名目ベースの値となっています。
(※給与は速報値なので今後変更があり得ます。)

2018年3月失業率 :2.5%(前月2.5%、前年2.8%)
2018年3月間現金給与 :284,464円(前月265,434円、前年277,512円/+2.50%)

失業率は前月から変わらずの2.5%。1993年4月に2.3%をつけて以来の低水準。

月間給与は特異な動きがありました。
名目賃金ベースで前年比+2.50%となり、これは報道を見ると13年ぶりの高水準だそうです。要因としては、通常賃金が+1.3%となるところ特別給が12.8%の上昇。想像するに3月の特別ボーナスが出た感じでしょう。また、物価変動を加味した実質賃金は+0.8%と4カ月ぶりにプラスとなりました。ちなみに前月分は+1.37%から+0.98%に下方修正されています。けっこうでかい修正ですね・・・。

賃金の業種別内訳を見てみますと、金融・保険及び鉱業・採石業が前年比+9.2%と大幅増。製造業も+3.3%で、そのうち特別給は+37.4%と大幅増です。

まあ、今回は特殊要因で上げたようなものでしょうね~。

2018年4月 米国の雇用統計

続いてアメリカの概況(速報値)は以下のとおり。
(※速報値なので今後変更があり得ます。)

2018年4月失業率 :3.9%(前月4.1%、前年4.4%、予想4.0%)
2018年4月平均時給 :26.84ドル(前月26.80ドル/+0.1%、前年26.17ドル/+2.56
%、予想 前年+2.7%)
2018年4月非農業部門雇用者数 :前月比+16.4万人(予想+19.3万人)

失業率は3.9%となりましたが、これは2000年12月以来の水準。すごいですねー、18年ぶり!

非農業部門雇用者数は予想+16.4万人で予想の+19.3万人からは下ブレ。前月分は+10.3万人から+13.5万人に上方修正されています。

平均時給は予想を下回り+2.56%。前月分も+2.71%から+2.64%に下方修正されました。CPIも予想を下回っていますので、最近の米株が適温チックに上げている理由が分かります。

雇用統計発表後の主な指数の動きは以下のとおり。

米株はここもと順調に推移しています。決算良好なこともありますが、利上げ懸念後退によるところも大きそう。引き続き雇用統計(特に賃金)とCPIは要注視です。

※投稿しようとしたら米国金利3%超えてダウは200ドル安だー!!!

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