今週の投資戦略(2017/3/21~)

さて先週はとてもじれったい相場環境、上にも抜けず下にも抜けずで小さな鞘抜きくらいしかできない週でした。

とてもモヤモヤするのが、東芝決算、原油価格急落、FOMC、オランダ議会選挙など大きなイベントが待ち受ける中、短期的にリスクオフになるかと思いきや日経平均は想像以上に耐え忍ぶし、イベントを無難に通過したのでアク抜けになるかと思いきやジリ安展開になるし、まあ何ともスッキリしない心境でした。
とは言え相場なんて読めやしないので、気を取り直し改めて現状の環境を認識したいと思います。

①森友学園ネタがどれだけ相場に影響する?
とってもメディアを賑わしていますね。
当初はそんなに大きくならずに終結するかと思いきや、色んな人物が出てきてワイドショーの格好のネタとなる展開。マーケットでも、「森友学園問題が意識される展開」、と報道されるようになり何だかなぁ、と。
堅調な相場のためには安倍首相には引き続き安定政権を維持してもらいたいところですが、果たして籠池氏が真実を言っているのか虚言を言っているのか。

この件に関し、池田信夫氏のブログに「森友学園の「寄付」は籠池理事長の自作自演」という興味深い記事があり、今後を判断する上で大変参考になりました。真実に則していない不安心理で相場が下落しているのなら、そこに裁定機会を追求していきたいものです。

また、BloombergやReutersの海外サイトを見てみましたが森友学園の記事はトップページにデカデカと出されたり、継続的な記事になったりはしていない模様で、ググって出てきた程度。100万円の献金といったって、ドル換算すると9,000ドル程度、ミリオン換算すると0.009millionドル、とてもちっちゃいですね・・・。まあ大小関わらずの問題ですけど日本は平和な国ですな。
その他、「森友学園問題を海外勢が意識し」といったマーケット記事もあり、外国人動向も気になりましたので投資主体別売買動向も見てみました。

②投資主体別売買動向
さて実際、誰が買って誰が売っているのか。

1月から海外、個人、投信が大幅な売り越し、証券自己が買い越しの状況。3月も同様。海外の売りは今始まったことではなく年初からその傾向だったのですね。うーんこりゃ買い上がるのも難しいなと思うところです。
証券自己には日銀ETFが含まれているという報道もあり、それを真とすると証券自己が膨らむのも納得するところ。
尚、日銀の発表によると3月15日、16日、17日にそれぞれ736億円、合計2,208億円のETFが購入されたようです。特に3月15日なんてイベント前で相場崩れるかと思いショートポジション幾らか抱えていましたが、まあ下値の強いこと。もうちょっと平均線付近まで落ちて値固めしてもいいかなと思いますが、日銀が介入してくると相場が歪みますね。
ちなみに投信は昨年5月から毎月連続して売り越しとなっています。4月新年度に入って投信が買い越していくか期待しながら見ていきたいと思います。

また、これに関連して、海外マネーはどこに行っているのかなと、世界の主な株式インデックスを見てみるとこんな感じ。

基本的に上げトレンドで、日本株が取り残されている状況に見えますし、そういった報道も耳にします。ロシアは反発していますがブラジルと同様に軟調な展開。
今後は日本株出遅れによる見直し買いを期待したいところですが、世界的にPERを見てみると、決して日本株は低いわけでもなく、高いわけでもなく、ほどほどといった感じ。

今週の国内株の動きとしては23日(木)の森友学園籠池氏の証人喚問がトピックかもしれませんが、全体的には動きに乏しい展開かなと思います。


今後は3月決算となり、国内企業業績は2007年度を超える最高益と論じるアナリストレポートも目にしますので、好業績の報道が続いてくれば、個人、投信、外国人といった実需の買いが入ってきて、相場も好転してくるのかなと思います。FOMC後は現物ロングで持ち越したので、今週は相場が下げてもヘッジをするわけでもなく、おとなしく見ておきたいと思います。

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