今週の投資戦略(2017/4/10~)

先週は週を通して日経平均は245円の下落、パーセンテージにして-1.29%と軟調な流れが継続となりました。

ここ最近の下げはアメリカに端を発するものと考えていますが、もともと世界の株式市場のPERが米国18倍、日本14倍、英国14倍、ドイツ13倍と米国が過熱気味であり、日本も移動平均線からの乖離も大きくなっていましたので、いつか押す必要があるかと思っており、日銀に買い支えられていたという歪んだ状況から見ると、ある意味すがすがしい下げにも思えました。(当方3月中~下旬に押すかと思っていましたが、これは判断ミス・・・。無念。)

相場を動かしたポイントは地政学リスク、米国政治の方向感、FOMC議事録と、要人の行動や政治マターが今の相場の大元となっている状況かと思います。

さて、直近の日経225・ドル円チャートは以下のとおり。
日経平均は年初来安値を更新し、下値抵抗線も割ってきました。ドルは110円を割ることなく、先週末は111円台で返ってきたのは少し安心。

その一方、ダウと日経を比較してみると、米国が今の相場の主役であるにも関わらず、ダウは持ちこたえ、日経が軟調すぎな感じ。。。

続いて米国金利はFOMC議事録でのバランスシート縮小言及による利上げ観測の後退もあり、10年債利回りは一時2.34を付けました。しかし、翌日にはニューヨーク連銀のダドリー総裁の発言から利上げを様子見する期間も短期的に過ぎないとの思惑から切り返し、2.38%となっております。

JGBはこんな感じ。日米ともに短期の利回りが急上昇しております。
米国の利上げ予測が影響しているのでしょうが、うまく消化しつつ、順イールドを形成してもらいたいものです。

投資部門別売買状況、最終週は外国人の売りも約740億円と、先週・3先々週の4,000億円弱の売りに比べるとかなり収まりました。

金曜日の雇用統計は予想18万人、実績9.8万人とかなり弱い数値でしたが、これまでが高水準であったこと、平均時給は前年同月比2.7%増、前月比0.2%増と完全雇用を前提とすると賃金上昇はとても良い傾向。ドル円は発表後瞬間的に円高に振れたものの、その後は円安方向に振れ、無事に消化できたのではないかと思います。
しかし、目先はシリア、北朝鮮、スウェーデンのテロと有事イベントが続き、米中会談という大きなイベントですら影をひそめてしまうほどの環境。4月23日にはフランス大統領選一発目があり、今後も政治動向を強く意識しなければならない状況と思います。

その一方で、日本の大型株の決算に目を向けてみると、2月決算のニトリは経常16.7%増(実績)、来期は経常14.2%増予想、決算発表の3月28日から株価は先週末まで14%の上昇となっております。セブン&アイは経常4.1%増(実績)、来期は5.7%増予想、決算発表の4月6日から先週末まで4.3%の上昇と株価は好調に推移しています。

当方この流れを受けて3月決算企業の業績を期待し引き続きロングの方針で、現状の株価水準は割安すぎと感じているのですが、冷や水を浴びせられないよう、国際的に政治の安定化を願うばかりです。

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