今週の投資戦略(2017/5/15~)

GWが明けた先週は為替も円安に振れ、日経平均も大幅反発。
少しはマインド明るくなったようには思いますが、日経平均は2万円を超えそうで超えなかったり、日本企業の代表格トヨタ様の来期見通しは保守的なものだったり、米国金利は一筋縄には上がらなかったりと、手放しで喜べない感じ。

今週も相場を振り返りながら、明日からの相場に備えておこうと思います。

①日経平均、ダウ平均、ドル円

週明けは米国雇用統計やフランス大統領選の結果を受けて日経平均は大幅反発。その後は売り買い交錯、2万円には届かないものの、利確売りには負けず底堅い展開になりました。12日(金)は一時152円安と3ケタ安となりましたが、その後下げ幅縮小し引けは78円安。けっこう底堅く動くな~と思っていたら、日銀が4月17日(月)ぶりに727億円のETF買入を行っておりました。久しぶりに日銀の動きを見ると、相場も平時に戻ってきたな~と、今の平穏さを改めて感じられるものです。

ダウは4日続落。と言っても日々30ドル前後の下げで、週を通しては110ドル安に収まっています。この動きは想定の範囲内というか、6月の利上げの可能性も高まっていますので、値固めしながら調整という教科書通りの展開なのではないでしょうか。ただ、FBI長官解任というトランプ節炸裂のニュースも出てきていますので、引き続き政治リスクは注視していきたいところです。

②国債利回り

日本については、5月11日(木)までのデータとなりますが、株高に連れJGB利回りは上昇しております。それに合わせ、銀行株も木曜日までは堅調に推移していました。

米国債は5/9(火)に10年債が2.42%を付けるも(3/30以来の水準)、12(金)には2.33%まで下落しております。米国債の動きからは、まだ株の先高感というものが感じられないような気がします。

③日米金利差とドル円

先週(5/8~5/11)の日米金利差は2.33~2.38のレンジで、為替は113.2円~114.2円のレンジとなりました。過去の分布を見ると、やや円安に位置している感じ。
5月12日(金)のアメリカ時間帯では弱めの米国小売売上高やCPIの結果を受け、為替は113円台前半を付けています。

④投資部門別売買状況

GWを挟みましたので、2週間分の投資部門別データが発表されております。
外国人が買い、個人が売り、というハッキリとした構図。おい個人、もっと頑張らないと!
賢明な判断なのか、それともここから買い向かい高値掴みするハメになるのか・・・?

外国人売買動向
東証一部現物:+2,770億円(4/28)、+1,555億円(5/2)
株式関連先物:+5,696億円(4/28)、+1,771億円(5/2)

外国人は現物、先物ともに大きく買い越しております。
グラフ見ると4/20の週の外国人の買い越しから株価的にも潮目が変わった感じですね。
更なる一段高には外国人のパワーが必要そうですが、買い向かわせる材料が国内にあるかどうか。日本企業の来期利益を前提としたPERがどの水準となるか、3月決算が出終わるのを待ちたいところです。

⑤今週のスケジュール

今週も色々と発表はありますが、個人投資家レベルで見ておくべきものは、

5月18日(木):1-3月GDP速報値(日本)

くらいでしょうか。

相場としては、上で述べたことの繰り返しになりますが、①米国6月利上げの可能性が高まっているけど、②米国債利回りの上昇パワーは弱く、③株もジリ安、というリスクマネーがどこに行けばよいか迷っているように感じています。上にいくにしても、下にいくにしても、何かしらの材料を待っている状況なのではないでしょうか。先週は日本株も急騰したとは言え、世界的にも放置されていた日本株にリスクマネーが回ってくることもちょっぴり期待したいものです。

日本企業の決算は良好なものが多いですが、来期予想は保守的なものも多いような気もします。今週は銀行が相次いで決算発表を行い、低金利下のため来期も保守的にならざるを得ないでしょうね。MUFG持ってるのでモルスタの業績がどう反映されているかや、自社株買いが今年も行われるか注目したいです。

あとはハイテク銘柄。ナスダック強いので、そのトレンドが日本にも回ってくる気も・・・。ソフトバンクも日々相場にホットなニュース提供してくれるので、他の銘柄にいつ波及してもいいようにハイテク銘柄もフォローしておきたいところ。

と、徒然と書きましたが・・・、次の相場のネタが何になるか要検討。一時下落局面にあった株価も取り戻し、個人の買い余力、回転余力も回復してきたでしょうから、良好な決算を出した銘柄と話題銘柄をソートして物色していきたいと思います。

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