今週の投資戦略(2017/5/22~)

出たトランプリスク!!為替が110円台入ってるじゃないか!
国政関与のロシア疑惑なら米債も売られるよね・・・?おいおい、買われるんかい!

私はヒヨって三日天井底百日を念頭に、正しいかったかどうかは相場次第ですが、とりあえず利確できるものは利確し現金化しました。今年のテーマは「政治リスク」に尽きると思います。それがまたまたまた顕在化しました。
アメリカ政治が荒れる中で、トランプさんは外遊。しかも中東。何も起こらない方がおかしい気が・・・。マーケットにこれといった材料が不足する中ですし、なおかつ日本では加計学園問題も出てきていますので、政治疑惑のダブルパンチとなるような気がしております。トランプさん外遊中に北朝鮮また何かしでかしそうですし。
と、弱気一辺倒な心境ですが、今週も相場の振返りをしながら来週に備えたいと思います。

①日経平均、ダウ平均、ドル円

日経平均は16日(火)にザラ場高値19,998円と2万円ギリギリまで接近し、そこから米国政治リスクの影響を受け、週ベースでは293円の下落となりました。相場が軟調になり始めた17日(水)~19日(金)の3日連続で日銀がETF(REIT含)を合計2,229億円買っております。個別では金融株やソフトバンク、ソニー、コマツといった米国関連株が弱いような気がしております。
一筋縄には2万円を超えない日経平均。個別銘柄物色の傾向は続きそう。

ダウはロシアゲート疑惑で17日(水)が372ドル安。その後相場は持ち直したように見えますが、金曜日は上げ幅縮小して終えるなど、完全強気になれない感じ。チャート的にも21,000ドルで2回はじかれ、相場の疲れも感じられるような・・・。ロシアゲート問題もすぐには解決しないでしょうから、ずっとタッチしていなかった6か月MAの20,363ドルとか試してもおかしくないような気も。投機筋からすると売りの格好の材料だと思うんだよな~。

②国債利回り

JGB利回りは上昇、米国債は低下。日米金利差縮小で為替も円高方向に。
いつもの流れだとJGBも買われ金利低下の流れになるのですが、今回はそうはなりませんでした。日本においては1-3月期GDPが予想上振れもありこれも影響したのでしょうか。相場強いなあと(価格は低下ですが)感心するところです。

アメリカは長期の年限は買われ短期が売られる状態。前々から気に掛けているのですが短期金利上昇、長期金利低下が顕著になってきました。教科書的にはイールドカーブのフラット化は景気後退を見込んでいるとの説明になりますが、経済指標は強弱まちまち。こればかりは先が見通せない、まさに不透明な環境・・・。米新規失業保険件数は予想を超える低水準、、フィラデルフィア連銀製造業景況指数超上昇、株は買われ、しかし債券も中長期モノは買われ。政治リスクで片付けられるかもしれませんが、意味が分かりません。

③日米金利差とドル円

これまで述べた通りですが、米国金利低下、日本金利変わらずで金利差が縮小しました。
先週と比べてみると分かりやすい。左側が5/12~5/18、右側が5/8~5/11のレンジです。
薄ピンクがその期間のドル円レンジで、線形付近にいますが(*)過去はもっと円高方面にある感じです(*R2は0.07なので全くアテにならないのでご参考まで。)。日本の強めのGDPや国際収支を鑑みると円高圧力も強い気も。保険的に為替感応度の高い自動車銘柄ショート入れてみました。

④投資部門別売買状況

5月8日(月)~12日(金)の投資部門別売買状況は、直近の流れが継続され、外国人と証券自己の買い、個人売りの構図となりました。また、新たに金融機関が全般的に売り越し、信託にいたっては1,269億円の売り越しとなっています。外国人の買い越し額は以下のとおりですが、現物先物合わせてなんと1兆円超の買い越し・・・。業績買いでホールド継続してくれるといいけど、円高に伴う売り余地拡大は意識しておきたいところ。

外国人売買動向
東証一部現物:+5,606億円
株式関連先物:+7,580億円

⑤今週のスケジュール

トランプさんが外遊に行っちゃいました。そんな来週の大まかなスケジュールはこんな感じです。

5/19(金)~28(日) トランプ大統領外遊
5/25(木)明朝 FOMC議事要旨
5/26(金) 消費者物価指数(日本)、米国1-3月GDP改定値
5/30(火)以降 コミー前FBI長官議会証言

これまではロング方針でしたが、株高一服感もあり、今年のテーマ「政治リスク」顕在化のため、現金ポジを増やしました。差し当たり、トランプさんが外遊から帰ってくるまでは何が起こるか分からない(逆にホワイトハウスにいない方が安心?笑)ので、一旦そこまでは様子見としたいと思います。また、トランプさんがいない隙を狙って北朝鮮が動くかもしれないので、保険として防衛銘柄で、業績もソコソコで大ゴケはしないであろう興研(7963)をちょっぴり買っておきました。また、FOMC議事録が出てくるのは5月25日。金利動向はもちろんですが、4月の議事録では株式マーケットの過熱感の言及があり相場が弱含みました。

なんだか悲観的なことを多く書きましたが、銀行株は含み損でホールドしているので株価は上昇して欲しいですし、保険的に輸出銘柄ショート入れていますが売り煽り派ではありませんので、ロングポジのみなさま今週も資産を増やせるよう生き延びていきましょう。下がれば買い向かいます。

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