今週の投資戦略(2017/6/12~)

コミー氏証言に英国選挙、センシティブなイベントが待ち受けていた6月2週目。一旦は無事通過と言ってもよさそうな地合い継続となりました。予めアナウンスされていた内容から大きな相違なく、ほっと胸をなでおろすところ。私は先週はエクイティ比率高めたのですが、日本の金利動向などちょっと面白い動きが出てきております。

今週も振り返りを行いながら、今週の相場変動に備えておきたいと思います。

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①日経平均、ダウ平均、ドル円

6月5日の週は日経平均2万円を挟んでモミモミ。2万円から更なる高値トライが期待されましたが、日米金利差や政治イベントなどを背景にドル円が円高方向に推移。一時109円07銭を付け、合わせて日経も軟調に推移する場面がありました。

6月8日(木)のコミー氏証言については、前日に証言の草案が発表されるなど事前に地ならしされ、また、英国選挙も事前に与党保守党が厳しそうということもアナウンスされていたこともあってかボラタイルになることなく無事イベントをこなした格好になっています。

そんなこんなで最近当方弱気派だったのですが、水曜日に幾ばくかロングポジ作りました。最近あまり分析に時間取れてないのでチャートだけ見て売られ過ぎな銘柄中心に。ラッキーなことにDeNA(2432)を水曜日に買ったら金曜日5%高、欲張らず即売り抜け。ヒト・コミュニケーションズ(3654)も買い。これはどうだろう・・・、落ちるナイフを上手く掴めたかどうなのか。同じく人材系のJAC Recruitment(2124)も順張り上昇トレンドから一旦調整し、下げても押し目反発しているので同じようになることを神頼み・・・。

あと、気に掛けておいた方がいいなと思うことが日銀の動き。6月6日(火)・7日(水)とそれぞれ終値は19,979円、19,984円であり、ザラ場でマイナス圏推移していたとは言え、この価格水準でも日銀ETF買入れが1,480億円入っています。売り方からすると、なんと無慈悲な買入れ・・・。よっぽどでないとインデックスのショートポジ取れないですね~。しかしこんなに買い入れておいてEXITはどうするのだろう。出口論はヘタすると大暴落に繋がりかねないので、超慎重に見極めなければですね。

ダウは6月9日(金)時点で史上最高値更新。ヤッホー!!!
一方で、無敵状態だったNASDAQが同日1.8%下落、個別ではAppleが-3.8%、Googleが-3.4%と大幅下落となっています。ここ最近はAIやIOTなどITバブル並のイノベーションの雰囲気が感じらるので感覚的には押し目で買われていきそうな気がするのですが、注意はしておきたいところ。なお、金融やエネルギーセクターが大幅上昇しているので、マネーの動きの変調も意識しておきたいと思います。

②国債利回り

おやおやおや!?銀行株が急騰しているぞ!?!?!?

国債利回り急騰していました。色々調べてみるとBloombergにて「日銀:出口論は「時期尚早」から「説明重視」に-関係者」という記事が出ており、これが原因ではないかと言われております。ネットで調べてみると、この記事のライターは以前も金融政策関連で前のめりなことを書いて、相場を動かした過去があるそうです。

さすがに異常な動きでバズーカでも出たかとビビり、とっさにWインバース処理しましたけど、報道したからには真実であってほしいですね~。まあ最近は黒田総裁の任期・退任にも絡めて出口論評が外部からも聞こえ始めてきていたので、相場の地ならし的にはいいタイミングな気はしますが。マイナス金利もただでさえ貸出先のない地銀さんにはリアル死活問題ですからねぇ。物価上昇ありきですが、CPI 2.0%というのもまだまだ非現実的なので、何かしら見通しは欲しいところ。

アメリカについては10年債が2.1%台に低下していましたが、コミー氏証言や英国選挙を無事??こなし、金曜日は2.2%台まで上昇しております。この金利低下が次のグラフにあるドル円相場に思いっきり反映されております。

③日米金利差とドル円

いつものグラフですが、今回はトレンドがとてもはっきりしました。過去3週間の推移を見てみると、見事に線形に沿った動きをしております。
(赤の枠線が6/2~6/8、青の枠線が5/26~6/1、緑の枠線が5/19~5/25の日米10年債の利回り差、薄ピンクがその期間のドル円レンジとなります。)

今週はFOMCと日銀金融政策決定会合が控えています。Bondマーケットを大きく動かすパワーを持つ一大イベントですから発表後は内容を吟味しなければですね。為替がどちらにふれるか、これはもうイベント終わるまで分からないので、為替連動銘柄は引き続き避けておいたほうがよさそう。

④投資部門別売買状況

日経平均2万円超えを牽引したのは誰だ!?

→答えはやはり外国人でした~(笑)

はい、すみません。5月29日(月)~6月2日(金)の投資部門別売買状況、また外国人が大幅買い越し(東証一部で4,392億円)となりました。先物も453億円の買い越し。ここ2週間ほど買いも細ってきたので、そろそろ外国人買いも終わりかなあと考えていましたが、んなこたぁない。ずっと売り越してた投信も最近ちょいちょい買ってるんですよね。

個人現金は9週連続の売り越し。しかも今回は3,101億円と相当な金額を売っております。さすがに売りすぎな気がするのだけど・・・。ここが動意付いてきたら一段高になったりするのかな?日本人の将来経済や生活に対するマインドはまだ弱気なのかな?こればっかりは日本が抱える構造的な問題をじっくり解いていかないと分かりませんねぇ~(まあネガティブだろうなぁ)。

なお、この期間の日銀ETF買入れ額は、799億円と少額に止まっております。

直近週 外国人売買動向
東証一部現物:+4,392億円
株式関連先物:+453億円

グラフは拡大して見てね↓

⑤今週のスケジュール

はい、今週も大きなイベント目白押しです。

6/12(月) 4月機械受注(日)
6/13(火) FOMC1日目(米)
6/14(水) FOMC2日目(米)、イエレン議長会見(米)、5月CPI(米)、5月小売売上高(米)
6/15(木) 日銀金融政策決定会合1日目(日)、FF連銀製造業景気指数(米)
6/16(金) 日銀金融政策決定会合2日目(日)、黒田総裁会見(日)

FOMCと日銀金融政策決定会合の2大金融イベントが行われます。
なんとなくこれまではFOMCに注目していましたが、日銀の出口論が囁かれ始めていますので、何かしらヒントが出てくるのか、沈黙を貫くのか気になるところです。

金融株も少し動意付いてきたので今後の動きが楽しみです。
これは完全ネタですが、金曜日の寄付き前はMUFGがS高気配になるなど射幸心煽りまくりw

もはやギャグ↓

と、なんだか上手く結論出せず、取りとめも無く書きましたが、外国人の買い直しをきっかけにもう一段高、または、個別の出遅れ銘柄の見直しを半月程は期待したいな~と思います。

最近ちょっと忙しくて、リサーチに時間を要する記事がなかなか書けなくなってしまっているのですが、少なくともWeeklyは地道に書き残してまいります!

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