今週の投資戦略(2017/7/10~)

世界的な金利上昇の影響を受けた日本のマーケット。為替もドル、ユーロに対し円安方向に振れた1週間でした。

週初月曜日は短観の大幅な改善に始まり、翌火曜日は北朝鮮のミサイル発射。「15時半から特別重大報道を行う」ってなんやねん!笑 水曜日は台風一過から九州の災害、木曜日はADP雇用統計の予想下振れと金利上昇、金曜日は日銀指値オペの発動とまあ今週は色々ありましたねぇ~。

今日も振り返りを行いながら来週に備えておきたいと思います。

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①日経平均、ダウ平均、ドル円

先週は冒頭のとおり、為替がドル、ユーロに対し円安方向に振れたこともあり、自動車をはじめとした輸出関連株や金利上昇を背景に銀行株が堅調に推移。その一方で、ナスダックの調整を受けてハイテク株が国内でも軟調な動きとなりました。

全体を通し、日経平均は前週の6月30日(金)が2万33円、週末の7月7日(金)が1万9,929円と-104円、0.5%の下落と2万円を挟んだ展開となりました。東証一部売買代金は11.5兆円となり、前週の11.3兆円と同水準です。

先週は特に売買は行わず、じ~っとしておこうと思っていたのですが、短期でテクノプロ(6028)建設技術研究所(9621)を購入。台風3号接近時に、「本州横断、これやばそうだなー」と思い、河川関連銘柄を調べてみると「建設技術研究所」がヒット。

PERも9倍台、チャート的にも短期的な過熱感はなくINしております。九州がひどいことになり、鹿島建設をはじめとするゼネコン銘柄が急騰しましたが、9621はマニアックすぎたか勢いに欠け上髭連発・・・。キャピタルゲイン出たら寄附しなきゃと思っていましたが、まだできなそう。

本件短期ポジの予定でしたが、考えてみると今年の夏は猛暑予想。気温も高く海水が例年以上に蒸発するので、災害級の大雨が起こる確率は高くなるはず。保険的にホールドしておくかどうするか・・・。

建設技術研究所(9621)のチャート↓ 不人気銘柄でした。。。

ダウは全体的にハイテクが弱い中、原油価格の騰落や金利上昇に合わせて変動したかたち。7/7(金)の雇用統計発表後はプラス推移し、週を通して65ドル高、+0.3%のパフォーマンスとなっています。

原油価格については、一時47ドル台をつけるも45ドル台まで4%の急落。一旦持ち直してまた下落。原油は不勉強なのでロジカルな見通しは分からないけど、チャート的には下げトレンドぽいよねぇ~。

②国債利回り

債券は世界的に利回り上昇。先週の要人発言からの流れが継続されております(要人発言のポイントは先週のWeeklyの冒頭に入れていますのでご参考まで)。

米国市場において、7/6(木)には6月ADP雇用統計が市場予想を下回るなど金利上昇にブレーキがかかるかと思いきや、そんなの関係なくUS10年債利回りは前日の2.33%から2.37%に上昇。7/7(金)の雇用統計は強弱まちまちでしたが、利回りは2.39%と上昇して引けております。

ここからは自戒も込めてですが、2017年3月に2.6%をつけ、ファンダメンタルズも良好でしたので、春先もその水準で推移するだろうと思っていました。しかし予想に反し金利は低下。その原因としてトランプさんが「低金利が望ましい」と言ったり、地政学リスクが表面化したりと政治的なものに振り回されました。同氏の行動は読み切れませんけど、政治のことはもっと勉強して相場の急変にも対応できるようにせねばです。

JGB10年債も上昇傾向。報道によると、7/7(金)に10年債利回りは一時0.105%をつけ日銀の0.110%の指値オペが発動。その後は0.10%を下回っての取引になったようです。発動は2月3日ぶりとのことで、その日の10年債利回りは0.102%となっていました。

③日米金利差とドル円

日米金利差はこの半月でかなり動いてきましたね。これも毎週恒例ですが、以下に日米金利差とドル円をプロットしています。

下表の赤の枠線が6/30~7/6、青の枠線が6/23~6/29、緑の枠線が6/16~6/22の日米10年債の利回り差、薄ピンクの枠がその期間のドル円レンジとなります。見てのとおりググっと金利差拡大し、枠が右側の方に動いてきています。

上述の日銀指値オペにあるよう、日本の金利の上限は定められていますので、このままのトレンドで金利差拡大して円安方向になるのも国際政治的に耐えられるものなのか。トランプさんまた噛み付きそう。日銀と政府のスタンスがどうなるか要チェックです。

④投資部門別売買状況

6月26日(月)~6月30日(金)の投資部門別売買状況は、前週と同様に金融機関の買い越しが進み、同部門の買越額は1,350億円(前週794億円)、そのうち、今回も年金基金の動きを表すとされる信託が1,649億円の買い越し(前週1,245億円)となっております。

また、外国人は東証一部現物で80億円の買い越し、株式関連先物では92億円の売り越しとなり、ほぼトントンの状況。日経平均の動きも限られた所以でしょう。前週までは自社株買いなどを表す事業法人部門の大幅な買い越しが続いていましたが、今回は92億円の売り越しに転じ、3月決算銘柄の自社株買いが終わったことが数字上も出てきています。

個人現金は相変わらず13週連続の売り越しで金額は-1,599億円。個人信用は買い越しと言えど、+47億円ぽっち。その一方で先物は1,280億円の大幅買い越しと、もうなんだかよく分かりませんw

なお、この期間の日銀ETF買入れ額は、836億円と前週と同じ値に止まっています。

直近週 外国人売買動向
東証一部現物:+80億円
株式関連先物:-92億円

⑤今週のスケジュール

今週以降のスケジュールです。
週半ばからのイエレンさんの発言、米国CPI、翌週には日銀金融政策決定会合など金利マーケットにとってポイントとなる出来事があります。米国インフレ率が低い理由はなぜなのか、FRB当局者も頭を悩ませているようなので、CPIの結果はどうなるか楽しみですね。この結果は相場を動かしそう。

7/10(月) 5月機械受注(日)、5月国際収支(日)
7/12(水) イエレン議長下院で発言、6月失業率(英)
7/13(木) イエレン議長上院で発言
7/14(金) 6月消費者物価指数(米)、6月小売売上高(米)、JPモルガンなど米銀決算発表スタート

7/19(水) 日銀金融政策決定会合(20日まで)
7/20(木) 黒田総裁会見、ECB定例理事会(欧)

今週の取引については、調整に入ったハイテク銘柄買いたいのですが、まだ下値が分かりません。仕込むなら平均線くらいまでは待ちたいので、まだ買うには時間がかかりそうです。
あと、日本M&Aセンター(2127)、M&Aキャピタルパートナーズ(6080)、ストライク(6196)といったM&A仲介会社を以前からモニタリングしていたのですが、調整に入ってきました。この辺りもマーケット拡大中のセクターなので安くなれば買いたいところです。

まあ、金利上昇局面になり株式マーケットも全般的に大きく買い上がる雰囲気にはならないと思いますので、無理に買い向かわずゆっくりと過ごそうかな。

最後に超余談ですが今週食べた美味しいもの。

ド田舎民なので外食は週1回くらいの楽しみなのですw
計2,800円くらいでコスパ最高!

今日は温泉行ってこよう。
みなさま良い週末をお過ごしください。

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