今週の投資戦略(2017/7/24~)

いや~、先週も株式市場は単調な動きでしたね~。

先週7/21(金)の日経平均は2万99円で引け、前週7/14(金)の2万118円と比べて19円安、たったの0.09%下落とボラのとても小さい週となりました。相場が静かだったのと、プライベートでは引っ越しで超ドタバタしておりましたので様子見姿勢継続でしたが、日銀金融政策決定会合やECB理事会といった重要なイベントもありました。

今回も来週に備えて相場のおさらいをしておきたいと思います。

ちなみに引っ越し先は1889年に建築された古民家です。その年には大日本帝国憲法発布され、また、日清戦争より昔に建った家。歴史感はんぱないっす。

【PR】やっぱり夏はアウトドア!ガイド付きのアクティビティは一味違う旅になる!

①日経平均、ダウ平均、ドル円

日経平均の週間騰落は上述のとおりですが、グラフを見てもまあ何とも動きに乏しい感じ。
先週の東証一部の売買代金は、週を通して合計8.2兆円(月曜休場)と前週の火~金曜の8.0兆円から微増となりましたが、商いは低調。まあ、円高に振れている中で日経はヨコヨコに推移しているのは評価してもよいでしょうか。ただ、金曜日は夜間に為替が円高に振れ、CME日経先物も125円安で返ってきております。週明けは弱そう。

そもそも今週は大して相場動かないだろうな~と思っていましたので、詳しく個別の動きを見ていないのですが、日銀金融政策決定会合のポイントは要チェックなので書き残しておきます。

  • 物価上昇2%達成時期を2018年度ごろから2019年度ごろに先送り
  • 物価見通しは2017年度1.1%、2018年度1.5%に下方修正
  • 長期金利は0%程度、短期金利は-0.1%程度を維持
  • ETF買入れ方針維持

ざくっとこんな感じですが、緩和継続でアナウンスのあった木曜日の日経平均は100円超の上げとなりましたが、面白みに欠ける官製相場は続きそう。ETFも買い継続とのことなので、むやみにインデックスをショートするのは控えた方が良さそうです。

ダウはモミモミしながらも高値更新しております。

金融決算はゴールドマンがトレーディング収益悪化となり下げる一方、モルガンスタンレーは予想上振れし、トレーディング収入はゴールドマンを超えるなど明暗が分かれた格好。
ハイテクではマイクロソフトが予想を上振れ、ネットフリックスも同様に上振れ上場来高値更新。グロース銘柄相変わらず強いね・・・。

ただ、米国株はオバマケア代替法案の不成立や戦後最低の支持率など、政治・政策面が怖すぎです・・・。米国主要企業のPERは18.1倍、日本は14.4倍とチキンの僕は米国株警戒しまくり。ちなみに、来週はトランプ氏親族のロシアゲート関連の議会証言あります。

②国債利回り

JGBは直近0.1%台を付けるタイミングもありましたが、日銀政策決定会合などを受け、利回りは一旦低下傾向。ECB理事会後のドラギ総裁のコメントも前回の発言で相場を動かした反省からか、かなりハト派的な印象で、意図的に引き締め方向にするようなコメントは無かったように思います。またまた金利の方向感が分からなくなってきたので、為替は110円~112円程度でジリジリ円高推移するような気がしております。

アメリカはこんな感じ。
また利回り縮小してきました。債券買われ金利が低下し株が買われと、じゃぶじゃぶマネーだからこそできる技でしょうか。

③日米金利差とドル円

上表のとおり、2.4%付近まで急上昇していた米国債利回りは2.24%まで縮小。それに伴い日米金利差も縮小し、先週は円高方向で推移しました。

下表の赤の枠線が7/14~7/20、緑の枠線が7/7~7/13の日米10年債の利回り差、薄ピンクの枠がその期間のドル円レンジとなります。

有事でもない限り日本の10年債利回りの底は0.04%程度、上限は指値オペあるから0.1%程度、アメリカも9月にはバランスシート縮小開始するから突っ込んだ金利低下も無いと思うので、ドル円は110円を大きく割り込むことは無いと思うのだけどねぇ~。あったとしたら、それは輸出銘柄の買い時と思って喰らい付きたいところです。

④投資部門別売買状況

7月10日(月)~7月14日(金)の投資部門別売買状況は、なんと外国人の買い越しが急増。東証一部で1,894億円の買い越し、株式関連先物でも991億円の買い越しとなりました。この週は為替が円安に振れた週なので外国人も買いに入ってきたのでしょうか。

なお、3週連続で買い越していた金融機関は28億円の売り越し。年金基金の動きを表すとされる信託が前週の2,137億円の買い越しから276億円の買い越しへと大幅減少したことが影響しています。

個人現金は相変わらず15週連続の売り越しで金額は-1,730億円。15週の合計売り越し額は2.35兆円となっており、これは第一生命HDの時価総額と同じくらい。
ホント売りが続くな~、と疑問に思い構造的な理由でもあるのかと調べていたら、さわかみさんのブログに出会いまして、理由は単純で個人は安値圏ではしっかりと拾い、高値圏では早々と利益確定売りをするといった旨のことが書かれていました。なるほど、さわかみ師の仰ることなら間違いない、ひとつ株の勉強をさせていただきました。

なお、この期間の日銀ETF買入れ額は、803億円と前週から微増となっています。

直近週 外国人売買動向
東証一部現物:+1,894億円
株式関連先物:+991億円

⑤今週のスケジュール

今週以降のスケジュールはこんな感じです。

7/24(月) 6月中古住宅販売件数(米)、クシュナー氏(トランプ氏娘婿)議会証言
7/25(火) FOMC(1日目)、日銀金融政策決定会合議事要旨
7/26(水) FOMC(2日目)、6月新築住宅販売件数(米)、トランプ・Jr氏議会証言
7/28(金) 6月失業率・有効求人倍率(日)、6月CPI(日)、4~6月GDP(米)
週半ばから国内企業1Q決算発表スタート!

その他にも国内では加計学園問題や稲田防衛相案件など政治リスクには要注意。
全体的に上がる感じはないので、個別銘柄に特筆すべき押し目があれば拾っていく方策になりそうです。日米政治面から若干円高に振れる週になりそうですしね。

個別の買いとしては、先週は過去670円台で掴んでしまったキャリアリンク(6070)がモルスタ三菱やSMAMから空売りを浴びていたので610円で現物買してみました。人材派遣会社も人材獲得コストの増加がリスクなのですが、ここは来期予想が保守的なので上方修正出してきそうなんですよね。とりあえず3Qが出る12月頃まではホールドしてみようと思います。パソナ(2168)なんて一旦は押し目形成しながらも高値更新中なんだよねぇ。

その他、短絡的思考から猛暑ネタで仕込んでいたコカコーラ(2579)はモミモミじり高。ここまで暑けりゃ売上増と思うけど、8月1日が2Q決算なので持ち越すかどうするか・・・。統合効果がどうなのか全く考えてないので勉強せねば・・・。円高メリット少しはあるかな。

まあ、先週も同じで繰り返しになりますが、目下為替も大幅に円安に振れそうでもなく、インデックスは一段高になりそうにはないので、個別がよっぽど安くなったら買うくらいのスタンスで今週も臨みたいと思います。

みなさまも、今週も良い週になりますように!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする