今週の投資戦略(2017/8/28~ 無風のジャクソンホール。金融政策のヒントなく)

私の住んでいるエリア、ずーっと雨が降っていたのですが、ようやく週末になって晴れてくれました。溜まりに溜まってた洗濯物を洗ったり、布団を干したりすると気分もさっぱりするものです。

雨が続いていたので外出も手控え、この夏は衣類なんて買ってないのですが、全国的に見ても長雨により8月の消費は減ってそうですね。その消費に関連してですが、先週の金曜日に7月消費者物価指数が発表されました。

7月の消費者物価指数(生鮮食品を除く)は前年比+0.5%と7ヶ月連続の増加。日銀はこれを+2.0%にすることを目標としていますが、生鮮食品とエネルギーを除く指数は+0.1%に止まり、本質的な物価上昇という意味では力強さに欠ける感じ。加えて8月は長雨で一部リゾート施設は値下げしたり、家電店のエアコンの売行きは不調な様子。在庫溜まれば値下げするよなぁ。季節的なものでしょうけど、金融システム正常化に向けて考えると、物価は安定的な上昇になってもらいたいですね。

さて、前置きはそれくらいにしておいて、今回も先週の相場を振り返りながら、来週に備えておきたいと思います。

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①日経平均、ダウ平均、ドル円

先週8/25(金)の日経平均は1万9,452円で引け、前週8/18(金)の1万9,470円と比べて18円安。週を通して1万9,300円~1万9,400円あたりでの小動きとなりました。
それもそのはず、商いはめっちゃ低調。東証一部の売買代金は週を通して合計8.8兆円。低調だった前週の10.6兆円から更に減少となりました。

週頭の8月21日(月)には米韓合同軍事演習、24日(木)、25日(金)にはジャクソンホール、同25日(金)には北朝鮮の先軍節があり様子見の市場参加者が多かったのかな。

日経平均のチャートを見てみると一旦下値で調整中。3月から4月にかけての下落時は7%の下落になっており、今回もその程度を覚悟していましたが、今のところ5%程度の下落に止まっています。

今週も以下に日経平均、マザーズ指数、日経ジャスダック平均の一目均衡表を載せておきますね。

日経平均は陰線や上髭ばかりのチャートになっていますが、後述の投資部門別売買動向にあるように、外国人がオリャ!っと投げる一方で、国内勢が地味にコツコツと拾っているような構図になっている気がします。そろそろ売り枯れてくれればいいのにな~。

マザーズ指数も日経平均と似たような動き。個別では強い銘柄が多く目に入ってきていましたが、指数で見るとこんなものなのね。

日経平均、マザーズに反してジャスダックは強い!w

過去に日経平均、マザーズ平均、ジャスダック平均、為替の相関について調べたことがあるので、参考までに載っけておきますね。ジャスダックは日経平均と相関が高いのですが、2017年に入ってくらいからパフォーマンスが変わってきたように思います。

ダウも25日(金)は21,813ドルで引け、前週18日(金)の2万1,674ドルに比べ139ドル高。
週を通して税制改革の進展といった報道や、トランプウォールのためには政府閉鎖も辞さない発言、コーン国家経済会議委員長の辞任の可能性などの政治ニュースや、ジャクソンホールの展開を見守ったりと変化の激しい週に。

多くの市場関係者が注目していたジャクソンホールでは、イエレン議長からは金融政策に対する言及は無し。タカ派ではないとみなされ、金利は下落し、金曜日のダウは上昇となりました(NY朝方は123ドル高までつけたけど、引けは+30ドルに)。

②国債利回り

まずアメリカですが、これまで経済指標を受けて金利は上昇したりもしていましたが、先週はずるずると下落(価格は上昇)。しまいにはジャクソンホールでイエレンさんから何もヒントは出てくることは無く、とりあえず性急な利上げはなさそうだから買っておくか、となったみたい。

グラフを見ても長期ゾーンの利回り縮小が著しく、長短フラット化しているように思うのは私だけでしょうか。FRBのバランスシート縮小が開始されれば通常は金利上昇していくはずなんだけどね~。

あと、視点は別になりますが、格付機関のフィッチが米国債務上限が適時に引き上げられなかった場合、米国債の格下げも行い得る旨のリリースを出していますのでメモとして書き残しておきますね。

続いて日本。
8月に入ってから金利はずーっと縮小傾向。金融株売りポジションの方大正解!w
7月は金利上昇に待ったをかけるべく指値オペ発動したばかりなのに、月も変わればよくもまあ金利下がるもんだねぇ。相場は難しい。

③日米金利差とドル円

日米金利差のレンジは前週から下方に縮小しました。JGB利回りも低くなるところまできていますが、上述のとおり米国債利回りがずるずる低下。

下表の赤の枠線が8/18~8/24の日米10年債の利回り差、薄ピンクの枠がその期間のドル円レンジとなりますが、ドル円も線形より下に位置することが定着してきました。分布を見ても更なる円高もありますけれども、米欧の金融政策変わってきているので更なる円高は難しいと思うのですけどね。

④投資部門別売買状況

8月14日(月)~8月18日(金)の投資部門別売買状況は、先週と同様に外国人が大幅売り越しとなる中、逆張り個人と信託や事業法人といった実需買いが継続となりました。

外国人は東証一部現物で2,140億円、先物3,268億円、合計5,408億円の売り越し。先週も現物・先物合計5,270億円の売り越し。2週間で1兆円超えましたよwww

さあ、今週もいかに外国人どもが売ってきているか付け加えてやろう(゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャ

外国人売買動向(左から、~7/28, ~8/4, ~8/10, ~8/18)
東証一部現物:-1,207億円, -196億円, -2,790億円, -2,140億円
株式関連先物:-2,375億円, -1,107億円, -2,480億円, -3,268億円

さて、気を取り直しまして、先週は18週間ぶりに買い越した個人。今週はどうなるかと思っていましたが逆張り個人が本領を発揮してきて現金で531億円、信用で701億円の合計1,232億円の買い越し!個人の買い越しニュースを聞くだけで底値圏な気がして旨いビールが飲めるw

また、先週は事業法人が483億円の買い越しでしたが、今週も483億円の買い越し。信託が先週257億円の買い越しのところ、今週も467億円の買い越しと、長期の投資家さんたちが下でパクパク食べてくれています。日銀ETF買入れ額は1,550億円となり、前週から721億円の減少。

先週から海外勢が売って、国内勢が買うという構図になってきていますので、外国人が買いに転じてきたときは年初来高値も更新するような希望を持ってしまいます。

今週も月次の売買状況を載っけておきますね。8月の外国人の売りが目立ってきました。
3月の時も外国人が売り越し、個人がちょっと参入し底を打ちました。今回もそうならないかな~。

⑤今週のスケジュール

今週以降のスケジュールはこんな感じ。

8/29(火) 7月失業率(日)、8月消費者信頼感指数(米)
8/30(水) 8月ADP雇用統計(米)、4~6月GDP改定値(米)
8/31(木) 7月鉱工業生産指数(日)
9/1(金) 4-6月期法人企業統計(日)、8月雇用統計(米)、8月ISM製造業(米)
9/4(月) 米国市場休場

先週は我慢して売買無し。東芝が保有する銀行株を立会外で売っているということで、需給が崩れた今こそMUFG買い増し!と思いましたが、先週は買わないと決め込んでいたのでグッとこらえて我慢しておきました。金利もまだ調整しそうで、銀行株も底がまだ確認できないので待った方が得策かなぁ(とは言え逆張り個人の俺は買い向かうか!?)。

しかし外国人が7/24(金)~8/18(金)まで東証一部現物を6,335億円売り越してて、前回の調整局面は2/13(月)~3/31(金)まで1兆1,749億円の売り越し。仮に8/21(月)~8/25(金)まで1,000億円くらい売り越してたら通算7,000億円超。前回は3月末というタイミングもあったこともあるし、希望的観測としてはそろそろ今回もセリクラなっていい気がするのですけどね。

米国では、トランプウォールや政府閉鎖などの政治要因による下げがある可能性は十分ありますが、トランプ氏も税制改革に実際に動き出し、利上げ観測も後退し、アメリカ株の上値余地はありそうにも思えます。

国内には目先思い当たる材料はこれといって無いのですが、高配当優良銘柄はゴロゴロ転がっています。今スクリーニングしてみたけど、日産の予想配当利回りなんて4.9%もあるのね!!! 需給悪化で売り崩されている高配当銘柄は手堅くいけそうな気はするのだけど・・・。そろそろ買う準備するかな~。

話は変わって超余談ですが、最近七輪を使った食事にはまっております。

こちらアスパラベーコン。

こちらは手羽中。

余計な脂が落ちて皮もパリパリウマーでビールがススムのです。

みなさま、来週もほどほどに頑張っていきましょう!

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