今週の投資戦略(2017/9/19~ 相場は悲観の中に生まれ・・・)

わーい株価上がった(^^)

注目された週明け9/11(月)の対北朝鮮の国連安保理決議。米国が譲歩したかたちで石油輸出の全面禁止はない代わりに中露が制裁決議に賛成に。日経225は安保理決議前から200円台後半の上げとなり、3日連続の窓開け3ケタ上昇。こりゃすげー強いなーと思っていたら、9/14(木)にはICBM配備の動きが伝わり、そして9/15(金)にはまたミサイル発射きたこれ!!!おいおいまたかよ~と思って為替推移を見たら大して円高に突っ込まずすぐに切り返し、日経225も3ケタ上げで大引け。

国内市場は北朝鮮次第で上がるか下がるか。私の実力では全く予知不可能で、ただただ様子見の新規売買無しでしたが、この相場の中勝ち続けている人ほんと尊敬。

今回は売り優位かなーと思ってショートヘッジしかけましたが、こういった政治要因で判断に迷う際は、性悪説を考えながらも、人類の理性・知性が最良最適な解を生み出すだろうと思って判断するようにしており、今回は武力衝突無しの判断で保有銘柄ホールド継続しときました。最近はブレグジットやトランプ政権の発足など保守・排他的な選択となることもあって、あららぁ、となることもありますがorz

マーケットは良心もクソもない非情なものですが、災難が起こることを想定してショートして、反発した時のメンタルはやっぱり辛いものです。

さてさて、今週も振り返りを行いながら、来週以降の相場に備えておきたいと思います。

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①日経平均、ダウ平均、ドル円

先週9/15(金)の日経平均は1万9,909円で引け、前週9/8(金)の1万9,274円と比べて635円の大幅高。週始めは懸念されていた北朝鮮建国記念日に軍事行動がなく、また、国連安保理決議も米国が譲歩し米中露全会一致の形となり市場は安堵。週前半3日間で591円の上げ幅になりました。しかし北は黙っておらず、9/15(金)の午前7時前にミサイルがまた放たれましたが、前日から発射の兆候が見られていたこともあり、市場は冷静に受け止め102円高で大引け。これでいいのかといったところですが、ミサイルに対する耐性がついてきたようです。「市場はミサイル発射を織り込み」とか言われだしたら世も末だwww

東証一部の売買代金は週を通して合計11.4兆円。前週の10.6兆円から増加し、9/15(金)は2.89兆円と商いを伴って上昇。後場からグイグイ上げてきたので日銀が動いたかと思いきや、買入れはゼロでした。週を通して見ても、毎日の12億円の買入れとREITのみしか日銀の買入れは行われていません。

ダウも史上最高値をまたつけました。不沈艦です。
経済統計は予想を下回るものもありましたが、地政学リスクの緩和、ムニューシン財務長官による年内の税制改革の言及、原油価格の上昇などがプラスに作用したように思います。

気付けばもう9月なかば。今年の終わりまであと3ヶ月半なので、年末に向けて超希望的観測を考えてみました。なにか定量分析したわけではなくエイヤー予測ですので悪しからずw

要点としては、、、

  • 米国税制改革進展 ⇒ 景気拡大予想 ⇒ 金利上昇
  • ハリケーン災害 ⇒ 復興と財政出動 ⇒ 金利上昇
  • 低水準の失業率、急上昇はないけど物価先高感
  • 12月FOMC利上げ観測、米国10年債利回り2.5%程度に
  • ダウ2万1,500ドル~2万3,000ドル手前で推移(金利上昇で上値は抑制。金融株は上昇し支えに)
  • 日米金利差からドル円114円~115円、となるとドル建て日経換算で2万650円程度。年末マインドで2万1,000円!

※ただし、前提として、北朝鮮が常軌を逸したことをしない(←これは当てにならんw)、12月15日まで延期された米国債務上限クリア、新興国の需要が引き続き堅調、などなど。重要ポイントの12月のFOMCは12月13日っていうのは嫌な感じ。

最近の米国株の強さの要因として、トランプ氏がハリケーン関連でツイートしまくっているのもあるかと思ってます。被害を受けたフロリダは選挙超激戦州で、選挙人も全米上位の29人。2016年は共和党が同州を制しましたが2012年の際は民主党。ここは政治的になんとしても外せません。右下の写真にあるように、トランプ氏のtwitterからも”RESTORE”, “RECOVER”, “REBUILD”といった強い言葉が発信されています。

これに関連して更なる希望妄想としては、トランプウォール、トランプ氏も上げた拳が下ろせない状況ですが、こういった天災を理由に、財源をこっちに使うぜ!と、ウォールのことはあきらめてもらいたいものですけど。

あとこれは全く別件。日銀ETF買入れのこと調べてまして、日経225と買入残高のグラフ作ったらこんな感じになりました。これを見る限り、おのずと底値をジリジリ切り上げていくような気はしますけど・・・。


とまあ、私は元株屋なので明るいことを言おうと思えばいくらでも言えますので話半分で聞いといてくださいwww 8月~9月はマイナスリターンなので明るいことだけ考えておくぜぃ!

②国債利回り

米国債利回りについては、9/8(金)はトランプ勝利前と同水準の2.06%をつけていたところ、週末に何もなかったことから、週明けの9/11(月)は2.14%に上昇しました。また、9/14(木)発表の米国消費者物価指数も予想を上回り利回りは更に拡大し2.2%に。9/15(金)も8月小売売上高が予想を下回るも、中期ゾーンは利回り拡大、長期ゾーンは変わらずとなりました。

グラフ見てみると1年ゾーンが下がることなく急上昇してるのですよね。利上げを少しずつ織り込み始めた感じでしょうか。FedWatchを見ても12月の利上げ予想が55.6%まで上昇してきました。この3ヶ月の間に色々あるはずなので、何とも言えませんが、利上げ優位な気がするなー。

あと、参考までに9/14(木)に発表されたCPI載っけておきますね。
コアCPIは予想どおりですが、食品・エネルギーを含むものは市場予想を超えております。

8月消費者物価指数(食品・エネルギーを除く):252.46
前月比:+0.2%(季節調整値、予想+0.2%)
前年同月比:+1.7%

JGBも米国債に同じ。地政学リスクで買われていましたが売られました。
今週は日銀金融政策決定会合がありますが、特に目立った変更はないでしょうね。

③日米金利差とドル円

先々週の日米金利差はリスクオフで縮小していましたが、先週は巻き返しとなり金利差拡大。ドル円もそれに伴って円安傾向に振れました。下表の赤の枠線が9/8~9/14の日米10年債の利回り差、薄ピンクの枠がその期間のドル円レンジとなります。

9/15(金)の海外時間は一時111円にも入っており、弱い小売売上高で押し戻されましたが、それでも110円台後半で推移中。ユーロも円安だし、ドルもな~んとなく円安に動きたい様子を感じるのですけどねぇ。

④投資部門別売買状況

9月4日(月)~9月8日(金)の投資部門別売買状況は、リスクオフの流れを受け外国人が大幅売り越しとなる中、国内勢が買い支え。前週は外国人の売りが減ってきていたので、そろそろ反転かと期待しましたが、地政学リスクがせっかくのタイミングをぶち壊しました。

さて、具体的に見ていきますと、外国人は東証一部現物で2,929億円の売越し、先物も1,059億円の売り越し、合計3,989億円の売越し。

ここ最近、外国人の売り越し具合を書き残していますが好転するまで書き残しておきます。今週で終わりになると思うのだけど・・・。

外国人売買動向(左から、~7/28, ~8/4, ~8/10, ~8/18, ~8/25、~9/1、~9/8)
東証一部現物:-1,207億円, -196億円, -2,790億円, -2,140億円, -1,592億円、-624億円、-2,929億円
株式関連先物:-2,375億円, -1,107億円, -2,480億円, -3,268億円, -1,780億円、+1,542億円、-1,059億円

つづいて、先週は3週間ぶりに売り越した個人ですが、今回は現金で327億円、信用で293億円の合計621億円の買い越し。追撃するように先物でも983億円の買い越しとなっています。マインド弱そうに感じてましたけど、実際は買ってきてるのね。9/4(月)の週は中小型株逝ったので個人投げ売ったのかと思いきや、個人はマザーズ銘柄94億円の買い越し。中小型株も値を戻してくるのは案外早かったりして。

また、先週は事業法人が152億円の買い越しでしたが、今週も534億円の買い越し。ここ最近事法が買いの主体になっていて、買い越しは10週連続で合計3,697億円。信託は今週も1,066億円の買い越し。日銀ETF買入れ額は2,313億円となり、前週の805億円から大幅増。

むう、これ、国内実需買いがずーっと続いているので、今後も相場は底値しっかりで強いんじゃないのか。海外勢の動きは為替相場次第だけど、この調子で米国金利が上昇すれば高値更新狙えるような気が。

⑤今週のスケジュール

今週以降の個人的に押さえておきたいスケジュールはこんな感じ。

9/19(火) 8月住宅着工件数(米)、4-6月期経常収支(米)
9/20(水) FOMC(米)、日銀金融政策決定会合(1日目)
9/21(木) 日銀金融政策決定会合(2日目)、黒田総裁会見

ちらほら経済統計ありますが、やっぱりFOMCがどうなるか。
米国の雇用は順調、CPIは予想を若干超え、ハリケーンは一時的にマイナスだけど復興需要を促します。米株は割高な気がしますが、イエレンさんには直接的言及は避けてもらいながら、12月利上げに含みを持たせるような発言となれば、一気に市場を冷やすことなく徐々に円安に向かいそうなので、日本株にとってはベストな気がするのですけどね~。まあ、市場の関心はバランスシート縮小のことなので、どのような発言となり、どう市場が動くか。

教科書的に考えると金利上昇ですが、そもそもイエレンさんがハト派発言をすると御仕舞です。あと、半島の狂人ね・・・。これが落ち付いてくれば日経平均高値更新も狙えるのではないかなーと考えています。

はい、最後にすみません。毎回テメエのメシなんてどうだっていいんだよって感じですけど、土曜晩は七輪で4,5時間ほどグツグツ火にかけておでんを作りました。こちらは朝は10度台でマジに寒いのです・・・。
みなさま今週もほどほどにがんばりましょ~。台風にはお気を付けくださいね、建設株上がるかな。

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