今週の投資戦略(2017/11/20~ 今年は政治が相場を動かした年であることを忘れずに)

個人的に待っていました日本株の調整が、短期的とは言え先週は見られました(゚∀゚)

先週は割と思い描いた通りの相場展開となったので心嬉しい限り。株は上手くいかないときは本当センスないなぁとテンション下がりますが、上手くいくと自信を取り戻せるものですね。まあ調子に乗っても、すぐにはずしてしまってゲンナリなので、無心でサバサバやるのがよし!

先週も相場変動が大きかったので、月曜日からの相場に備え、振り返りを行っておきたいと思います。

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①日経平均、ダウ平均、ドル円

先週11/17(金)の日経平均は2万2,396円で引け、前週11/10(金)の2万2,681円と比べて285円安となりました。

日経平均は週初めから301円の大幅安スタート。そして水曜日も352円安で2万2,000円台をギリギリキープ。翌木曜日も寄り付きから52円安スタートで2万2,000円の節目を割りましたが、その節目を割ったところで買いの強さが確認され、後場から更に強含み、終わってみれば323円高の包み線。翌金曜日は前夜の強いダウの流れを受け一時前日比406円高の2万2,757円まで上昇し、テクニカル的にも強いチャートになりかけましたが、、、為替が円高方向に振れ後場には32円安まで落ちる局面もあり、最終的には45円高で大引け。慌ただしすぎる週となりました。グラフを見てみると為替が円高に動いていることが目立ちますね。

東証一部の売買代金は週を通して16.1兆円と前週の18.7兆円からは減少。日々値幅が200円~400円程度のボラティリティの高い相場となり売買活況となっています。売買代金が減ってくるタイミングを注視していますが、月曜日が2.7兆円、火曜日が2.9兆円、水曜以降は3兆円超えと、まだまだ相場は活況です。

先週は2万2,000円の攻防のあった水曜日は大きく買い向かい、わずか2日後の金曜日には大幅反発したので早速手仕舞い。以前からモニタリングしていたカヤック(3904)が火曜日に好決算を出してきたのですが、翌日はアカツキショックもありゲーム株が総崩れ。ここぞとばかりに買い向かい、早くも金曜日には10%超の利幅が出ていたので欲張らずウリ。

その他にも弁護士ドットコム(6027)、星光PMC(4963)、TKP(3479)等々がお手頃価格で買えたのですが、4963は一部残しながら他は金曜日には手仕舞い。中期スパンで持っておきたいのですけど、日本株はまだ調整しそうに思っていまして、金曜に日経平均が2万2,700円を付けたタイミングでダブルインバース(1360)をヤケドしない範囲で買い入れています。景気は全く悲観していませんが、どうも後述の投資部門別売買状況に見られる需給が気になってまして。

あと、週足チャートを見てみると典型的な上髭天井チャート。これ、よっぽどの材料がないと上抜け難しいような。これまでは日足で見ても髭のない陽線が連続していましたが、先週から上髭が付くようになっており、押し戻しが強いように感じています。

ダウは月曜日から+17ドル、-30ドル、-138ドル、+187ドル、-100ドルと日本株に比べて値幅は限定的。金利が下がるとダウは下げ渋ります。アメリカ人特有の投資に対する考え方でしょうか、金利が下がるとリスクプレミアムあっても株式配当を選好するのでしょうかね。企業決算も良好なものが続いてますしね。

木曜日は+187ドルと大幅高となりましたが、税制改革法案が下院で可決されたことが大きな要因となっている模様です。しかし本チャンは上院なので、要人発言に右往左往することが想定されそうです。先週も書きましたが12月半ばまでの米国債務上限問題も要意識。ロシアゲート問題も出たり入ったり。2017年は政治が相場を動かした年であることを最後まで忘れてはいけません。なお、税制改革法案の上院審議は11月23日(木)のThanksgiving day以降に行われる模様です。

 ②国債利回り

アメリカ10年債は、前週の流れを受けて週初から2.4%をやや下回る水準で推移。水曜日のCPIの発表と、ダウが138ドル安となったタイミングで2.33%まで縮小。木曜日は税制改革法案の下院通過と株高で2.37%まで拡大しましたが、金曜日は2.35%で引けています。

10年債は2.3%~2.4%付近で安定推移ですが1年~5年ゾーンはぐいぐい伸びてますね。金利商売の金融機関はまあしんどい。

あと、アメリカの10月消費者物価指数もメモ残しときますね。
12月の利上げ後押しと報道されていますけど、コア指数はまだ心もとなく、ドル円が弱含むのも頷けます。

10月消費者物価指数(食品・エネルギーを除く):253.638
前月比:+0.2%(季節調整値、予想+0.2%)
前年同月比:+1.77%(予想+1.7%)
※食品・エネルギー含む総合指数は前月比0.1%の上昇(予想+0.1%)、前年同月比は2.17%の上昇(予想+2.2%)

つづいてJGB。

10年債は週後半まで0.05%付近で推移。前週の0.03%台からはやや利回り拡大してきたなと思っていたら金曜日は0.03%台に戻りました。しかしグラフを見てみると1年債や3年債は11月頭から縮小した利回りが戻ることなく推移しているのですね。年限ごとの債券需給要因は不勉強でちと分からないのですけど・・・。

あと、気になった記事をシェアしときます。
日銀金融政策の予想のヒントになるかもしれません。

③日米金利差とドル円

先週の日米金利差はその前の週とほぼ変わらず。しかし、ドル円相場は一時112円割れと円高方向に推移。それに伴って日本株も崩れていきました。下表の赤の枠線が11/13~11/20の日米10年債利回り差と、薄ピンクの枠がその期間のドル円レンジとなります。

為替のテクニカルなことは不勉強なゆえ何とも言えず、正直よくわからん・・・。
ただ、物価指数はたいして強いわけではなく米国長期金利はモタモタしそう。その一方、日銀の量的緩和は続きそう。大局的にはその2つの駆け引きと、米国政治動向をヒントに判断するしかなさそうです。米国政治もすんなりとはいきそうにないので、短期的にドル円115円台の回復は難しいかなあと考えています。税制改革が上院でも可決されたらリスクオンの円安になりそうですが、本来的には財政赤字拡大で円高方向だと思うのですけどね。

④投資部門別売買状況

11月6日(月)~11月10日(金)の投資部門別売買状況。9月8日(金)の週ぶりに外国人が売り越しに転じました。

主要部門の先物の状況はこちら。

証券自己は東証一部現金・信用合わせてで2,158億円の買い越し、先物は1,527億円の買い越し。長らく現物の買い、先物の売りが続いていましたが、今回は久しぶりに先物が買い越しに転じました。

つづいて外国人は、東証一部現物で659億円の買い越し、先物は1,580億円の売り越しとなりました。東証一部現物・先物合わせて10/6で1.11兆円、10/13で0.76兆円、10/20で0.84兆円、10/27で0.85兆円、11/2で0.15兆円、11/10で-0.09兆円と尻すぼみになってきて、とうとうマイナスに転じました。

次に個人。売り継続ですが、その前の週と同様に売りのボリュームは減少傾向。東証一部現金と信用合わせて1,281億円の売り越し、先物は1,250億円の買い越し。今回も信用買い(+1,314億円)と先物買いが膨らんでいます。今回も高いボラティリティを狙った専業さんの売買でしょうか。現金取引は2,596億円の売り越しで、9週間で売り越し額は3兆円を突破しています。

投信も現物770億円の売り越し、先物は757億円の買い越し。現物は8週連続の売り越しで合計5,932億円。信託は現物61億円の買い越し、先物はドドンと2,457億円の売り越しとなりました。

この週の日銀ETF買入れ額は1,494億円となり、前週の1,479億円とほぼ同じ水準。717億円の買い入れが2度行われています。なお、REITの買い入れは1度も行われていません。

需給がこれまでのように良いとは思えません。
外国人が買い細り、プロ個人が信用や先物で買っても日本の個人金融資産の7割程度を持っているシニアマネーが入ってこないと底上げにならないように思います。データを見ても、国内勢で能動的に日本株を買い向かえるのは年金と自社株買いを行う事業法人と専業個人くらいではないでしょうか。一般個人は都度都度日本株では痛い目を見てきているので(良い時もあったけど)、日経平均2万円台が定着し時が経ってきてからこそ、個人の買いが戻ってくるように思います。なお、直近で個人(現金)が買い越したタイミングは8月で、その時の日経平均の高値は2万86円。そこまで下がることは想定しにくいですが、2万2,000円台はPERが適正とは言えマインド的にはまだ高いのでは。証券リテールの営業力の見せ所ですな。

⑤今週のスケジュール

今週の見ておきたい経済統計などはこんな感じ。

11/20(月) 10月貿易統計(日)
11/21(火) 10月中古住宅販売件数(米)
11/22(水) FOMC議事要旨(米)
11/23(木) ECB理事会議事要旨(欧)、勤労感謝の日(日)、Thanksgiving day(米)

中央銀行の議事要旨は要チェックですが、今週はあまり大きな統計は無さそうですね。

安くなったところでは買いたいので、引き続き希望としては押し目形成。今となっては小さくて気付かないのですが、日経平均2万1,489円~2万1,614円にかけてマドがあるので、目安としてはそこを埋めにいって欲しいところ。PER14倍台前半で2万1,500円程度になるので、政治的なリスクオフがあれば行くのですけどねぇ。為替も円高方向になびいているし。

その他嬉しいこととして、騰がらずガチホ中のオイシックス(3182)を著名個人投資家の五味氏が大株主に名を連ねたことが先週発覚しました。見切ることなく引き続きホールド継続を決心!

さて、今日は太平洋に来ているのですが風も強く海は荒れています。月曜日から相場はどうなるかな。上手く波に乗りたいですねぇ。

来週もほどほどに頑張りましょ~!

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