今週の投資戦略(2017/11/27~ 静かに円高進行。米長期金利も上昇せず)

先週は日米ともに祝日を挟んだ4営業日だけのマーケット。
これまで膨らんでいた売買代金も縮小傾向で、日米のマーケットを動かす大きなニュースもなく比較的落ち着いた週だったように思います。

私も先週はちと忙しく、週末も色々やらねばのことがあるもので、今回はいつも以上に中身の薄い更新となります。ご容赦を・・・m(_ _)m

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①日経平均、ダウ平均、ドル円

先週11/24(金)の日経平均は2万2,550円で引け、前週11/17(金)の2万2,396円と比べて154円高となりました。

東証一部の売買代金は週(4営業日)を通して9.9兆円と前週の16.1兆円から減少。1日の平均は2.4兆円となり、前週の3.2兆円から減少し、商いがだいぶ細ってきました。売買代金はこれまで買い越してきた外国人の売りの受け皿の強さの目安と考えておりまして、この減少傾向は買い方からすると、ちょっと心もとないように感じます。ただ、後述の投資部門別売買状況にあるように、個人や投信が買い越しに転じてきており、需給に変化が見られてきています。

日経平均は週初めから135円安の弱含みでのスタート。その後は堅調なアメリカ株とそれに追随してプラス推移する夜間日経先物にさや寄せする流れで東京時間の現物は動いていました。しかし、高く始まっても売り圧力が強く、日足チャートも上髭陰線が中心となっています。
また、金曜日も前場は142円安まで下がりましたが、後場には日銀ETF発動もあり大引けは27円高。10月のような需給の強さはありませんが、為替が円高に動いている中で、なんとか持ち堪えているように感じます。

その日銀ETF買入れについて、先週は月・金と2回行われています。
11月のETF買入れは11/24(金)まででREIT含め5,211億円となり、10月合計の1,799億円、9月合計の4,782億円を超えていることからも、日銀によるサポートの影響が今月は大きくなってきているように感じています。

ところで、今週は個別銘柄でFFRI(3692)とゼビオ(8281)を買いました。
FFRIはIOTに関連して車載セキュリティを調べていたら遭遇して、面白そうな銘柄なので買い。ただ、会社予想利益でのPERは145倍なので20%前後の株価変動は覚悟の上・・・。高PER銘柄に手を出すのは久しぶりです。
ゼビオは好決算発表後の叩き売られ中なのですが、本記事の最後に写真を載っけたとおり、今年の雪国エリアでは積雪が例年より1ヶ月以上早く、北陸・信州エリアの一部スキー場はもうオープンしちゃいました。ここ2年間暖冬でお客さんも減っていたようなので、今年はその反動でウィンタースポーツ用品需要が例年比増加するように思います。2018年2月からピョンチャン五輪が始まるのも需要を後押ししそう。この後急に暖冬になったらもうダメポですが、ゼビオはけっこう仕込んだのでお天道様に厳冬を神頼み・・・。

いずれにせよ、ともに下がっていったら他人の不幸はメシウマとして笑ってくださいw FFRIはまた個別にレポート書こうかなと思います。
その他、ポジションも個別銘柄の買い玉がけっこう膨らんでいるので、ロットは大きくないけどインデックスの売り玉保有継続中。外国人が一旦様子見傾向なので、一本調子の2万3,000円超えは厳しいかなと。ま、売り玉は、株価下がってもテンション下げないための保険のようなものですな。

ダウは高値もみ合いしながらも11/21(火)には終値ベースでの史上最高値2万3,590ドルを達成。先週は米国政治のニュースあまり出てこなかったですね。金曜日も米国市場は短縮取引だったのでお休みモードですかね~。しかし下のチャートを見るとドル円の弱含みが顕著ですな。

 ②国債利回り

アメリカ10年債は、週始め2.37%からスタートし、FOMC議事録発表のあった11/22(水)には2.32%まで縮小し、11/24(金)は2.34%で引けています。

FOMC議事録の要旨はここに書いてある通りですのでご参考まで。

物価は毎度の結果のとおりで金融当局者らは強気になれず、かといって労働市場は完全雇用状態にあり、と最適解を図りかねている状況。12月の利上げはあるにしても、それより先の物価推移がまだ不透明ゆえに、長期金利水準はまだ低く抑えられそうな気がします。すなわち米株は低金利と高い企業業績を背景に高値もみ合いが続きそうですが、下方要因として政治リスクを意識しながらの相場展開となることを考えています。あと、イールドカーブのフラット化も気持ち悪いものがありますね・・・。

つづいてJGB。こちらはまた利回り低下方向。
世界的な金利低下の流れに合わせた感じでしょうか。国内では個人投資家レベルの目立ったニュースありませんでした。書くネタがないw

③日米金利差とドル円

上述の通り先週も米国金利は2.32%~2.37%付近で推移し先々週の動きとほぼ同様。日米金利差のレンジもほとんど変化していません。しかし、ドル円相場は円高方向へと動き、一時111円05銭をつけています。

下表の赤の枠線が11/20~11/24の日米10年債利回り差と、薄ピンクの枠がその期間のドル円レンジとなります。

ここ最近ドル円は線形(グラフ上の直線)より上部にありましたが下部に位置してきました。金利差縮小に伴い円高になることがこれまでは多かったのですが、金利差は変わらず円高方向になっていますので、何かこれまでと違う動きが出てきているようです。以下の記事のように税制改革期待の後退などが主要因でしょうかね。

④投資部門別売買状況

11月13日(月)~11月17日(金)の投資部門別売買状況。前週に続き外国人が売り越しとなりましたが、個人現金が10週間ぶりに大幅買い越しとなりました。

主要部門の先物の状況はこちら。

証券自己は東証一部現金・信用合わせてで338億円の買い越し、先物は3,053億円の買い越し。現物・先物合計の買いが多いように感じましたが、証券自己にカウントされるらしい日銀ETFで2,211億円の買入れを行っているので、実質的には1,000億円少々の買い超といった感じ。

つづいて外国人は、東証一部現物で3,173億円の売り越し、先物も251億円の売り越しとなりました。東証一部現物・先物合わせて10/6で+1.11兆円、10/13で+0.76兆円、10/20で+0.84兆円、10/27で+0.85兆円、11/2で+0.15兆円、11/10で-0.09兆円、11/17で-0.34兆円と売り優勢の展開になってきています。これまで買いが続いていたので、一旦の調整は然るべきことでしょう。この外国人売りの受け皿がどの主体となるのかを最も注目しています。

次に個人。冒頭に述べたとおり、10週ぶりの現金での買い越しとなり、現金で+1,519億円、信用で866億円の買い越しとなりました。先物は264億円の売り越しです。

投信は現物118億円の買い越し、先物は792億円の買い越し。現物は9週ぶりの買い越しとなっています。信託は現物138億円の売り越し、先物も740億円の売り越しとなっています。

この週の日銀ETF買入れ額は2,211億円となり、前週の1,494億円から大幅増。今回もREITの買い入れは1度も行われていません。

外国人の売りはそろそろだろうと想定していましたが、ここにきて個人が買い向かってきました。
ちょうどこの週は日経平均が一時2万1,975円をつけております。つまり、2万2,000円を切るタイミングでは旺盛な個人の買い意欲が観察されており、特に信用以上に現金で買われていることも注目点です。また、投信現物も9週間ぶりに買い越しとなっていることから、こちらも同様に2万2,000円近辺での押し目買い意欲が強いということが確認できました。

⑤今週のスケジュール

今週の見ておきたい経済統計などはこんな感じ。

11/28(火) 11月消費者信頼感指数(米)
11/29(水) 7-9月期GDP改定値(米)
11/30(木) 11月消費者物価指数(欧)、10月個人消費支出(米)
12/1(金) 10月失業率(日)、10月消費者物価指数(日)、11月ISM製造業景況指数(米)

統計もちらほら出てきますが、来週は米国税制改革の進展に注目でしょうか。上院での可決は難航という報道もよく目にするようになってきましたので、上手くいかないパターンも徐々に織り込まれてきているようにも思えます。しかし北朝鮮は全くもって静かになってきましたね。相場が落ち着き始めてきたときこそ急な出来事に備えておきたいものです。

ところで、うちの近くもそこそこ雪が積もりました。

この夏、古民家に越してきたのですが、初めて過ごす冬となります。
先日は窓ガラスが雪に圧迫されて割れないように雪囲い用の柱を立てて、柵を作ってと、なかなか都心では体験できないことをしました。そして外気はマイナスとなり、すきまだらけの古民家には風がピューピュー入り死ぬほど寒いっす・・・。寒いのは嫌ですが、冬のテーマ銘柄買ったので、肉体は寒くとも心はホットにいたいものです。

今週もほどほどにがんばりましょ~!

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