今週の投資戦略(2017/12/4~ 官製相場と思うのは私だけ・・・?)

ここ2週間ほどは日本株の需給が悪いように感じていまして、上に行きたいけど押さえつけられてるように感じています。週始めから日経夜間先物は堅調ながらも現物は軟調に推移し、それ見たことか押し目で待っているぞと企んでいたら、ハッハッハッハそんなことはさせん!と日銀マンが現れ非情にも買い上げていきました。

さて、今週も振り返りを行っておきます。個別銘柄の記事書いてるので今週もweeklyは簡単に・・・。

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①日経平均、ダウ平均、ドル円

先週12/1(金)の日経平均は2万2,819円で引け、前週11/24(金)の2万2,550円と比べて269円高となりました。

日経平均は月・火と堅調なアメリカ株と夜間先物の動きを受けて高く推移するタイミングがあるものの、売り圧力に負けて失速することが多々。ここ最近は外国人が売り越し基調なので納得の展開でした。しかし水曜明朝に北朝鮮がミサイルをぶっぱなしマーケットへの影響が懸念されましたが、事前に動向が伝わっていたこともあって、結果織り込み済の111円高。Jアラート発動しなかったし、もう水面下では話がついているのかなぁと素人なりに勘繰っています。

そして木曜日は前日のナスダック大幅安の流れを受けて、国内ハイテク株中心に売りがかさみ、日経平均は95円安までなるものの、後場にかけてプラ転し、大引けは127円高。また日銀の仕業かなと思ったら案の定ETF買入れが行われていました。そして、木曜夜間はダウが332ドル高となり日米の絶妙な株高連続コンボ。夜間日経先物は2万2,900円を付け、翌金曜日の現物市場は前日比+270円の2万2,994円まで伸び、俺の売り玉逝ったー!!!と思ってたところで、前場で完全失速し49円安まで下落。やっぱり今のところ日経225の実力は2万2,500円前後だなと思っていたら、また後場にかけて日銀の無慈悲な買いが入り、強引にプラス圏まで持って行き、大引けは95円高の2万2,819円となりました。

東証一部の売買代金は週を通して15.4兆円と前週の9.9兆円(4営業日)から大幅増加。月~水曜は2兆円台でしたが、木曜日は4.5兆円に急増。1日の平均も3.09兆円となり、前週の2.48兆円から増加しています。週頭は売買代金が減ってきたので、このまま弱含み傾向かなと身構えていましたが、木曜・金曜と商いが大きくなってきました。

私もポジションは買い8割売り2割なので株高は大歓迎。
ただ、正常な調整をして、実需買いの人が下で買って値固めをしようとしている最中にお国が無理やり上げるのはホント勘弁。どうせ短期筋の後追いや、ショートカバーに過ぎない薄っぺらい変なチャートになって、追随するのが怖いっす。

ダウは、ななななんと、2万4,000ドルを超過し、11/30(木)は終値ベースで史上最高値2万4,272ドルで引けています。しかし金曜日はロシアゲート関連で、フリン前大統領補佐官の有罪答弁と当時のトランプ陣営からロシア接触指示があったとの発言があり、一時ダウは350ドル安まで落ちましたが、最終的に下げ幅縮小し大引けは40ドル安で落ち着きました。

先週も米国株は堅調でしたが、上院で難航と思われていた税制改革法案が進展しそうとのことです。事前報道では難航難航と言われていましたが、あてになりませんw あと、この株高は低金利の影響も大きそう。2000年初頭にドットコムバブルがありましたが、当時の低金利も大きなファクターの1つだったそうです。ファイナンス理論の大原則においても資本コストが下がるわけですから、株価のバリュエーションは高くなるわけです。

なお、上述のとおり12/1(金)はフリン氏の発言により市場が揺れ、CME日経平均先物は2万2,660円でクローズし、一時安値は2万2,370円をつけていたようです。やはし上値追いに追随していく勇気はないので、無理して順張らず押したこところで入っていくようにしたいと思います。

 ②国債利回り

アメリカ10年債は、前週の流れを継続し週初から2.31%でのスタート。低金利が続きそうでしたが水曜日発表の7-9月期GDP確定値が上振れし2.34%から2.39%に急拡大し、木曜日も税制改革期待と株高もあり2.42%まで上昇。この金利上昇の流れが続くかと思いきや、金曜日はロシアゲート問題再燃により一時2.31%まで利回り縮小し、2.37%でクローズしています。

JGBは先週も安定推移です。
12/1(金)に10月消費者物価指数の発表がありましたが、結果は市場予想通りの展開で、総合指数+0.2%、生鮮食品を除く指数+0.8%、生鮮食品及びエネルギーを除く指数+0.2%(それぞれ前年比)となり、取り立てて良いわけでもなく、悪いわけでもなく、ちょーー-っとずつ物価上昇といった結果となりました。金利も反応は限定的です。

③日米金利差とドル円

先週は米国金利が低下したり急拡大したりと金利差は上下に拡大。

週始めに米国金利が低下していたタイミングではドル円も111円台前半でしたが、週後半にかけて米国金利は上昇し、為替も112円台半ばまで戻してきています。
下表の赤の枠線が11/27~12/1の日米10年債利回り差と、薄ピンクの枠がその期間のドル円レンジとなります。

④投資部門別売買状況

11月20日(月)~11月24日(金)の投資部門別売買状況。前週に続き外国人が売り越しとなり、いったん買い越してきた個人も売り越しに転じました

主要部門の先物の状況はこちら。

証券自己は東証一部現金・信用合わせてで1,030億円の買い越し、先物も1,173億円の買い越し。先々週に続き、現物・先物合計の買いが多いように感じましたが、証券自己にカウントされるという日銀ETFで1,482億円の買入れを行っています。

つづいて外国人は、東証一部現物で2,854億円の売り越し、先物も1,425億円の売り越しとなりました。東証一部現物・先物合わせて10/6で+1.11兆円、10/13で+0.76兆円、10/20で+0.84兆円、10/27で+0.85兆円、11/2で+0.15兆円、11/10で-0.09兆円、11/17で-0.34兆円、11/24で-0.42兆円と売り継続。

次に個人。先々週は10週ぶりの現金での買い越しとなりましたが、今回は現金で526億円の売り越し、信用で117億円の買い越しとなりました。先物は50億円の売り越しです。

投信は東証一部現物829億円の買い越し、先物も188億円の買い越し。信託は現物874億円の買い越し、先物は126億円の売り越しとなっています。

上述のとおり、この週の日銀ETF買入れ額は1,482億円となり、前週の2,211億円から減少。11月に入ってからはREITの買い入れは1度も行われていません。

月次の部門別売買状況も載っけておきますね。
外国人の買いは一旦止まりました。

これはドル建て日経平均のグラフを見てみると一目瞭然。
外国人にとっては、日経平均が2万3,000円台を付けた11月2週目の頃よりも、ドル建てベースでは今の方がパフォーマンスが良いのですよね。為替が現水準がキープされるようであれば、外国人引き続き売り優勢だと私は考えています。よって先週の相場に見られるように、高く始まっても売りに押される展開になって、日銀が出なければしゅるしゅる下落の展開になっていたのではないかと考えています。個人も2万2,000円台前半にならなければ買い越しません。

⑤今週のスケジュール

今週の見ておきたい経済統計などはこんな感じ。

12/5(火) 7-9月期GDP改定値(欧)、10月貿易収支(米)、11月ISM非製造業景況指数(米)
12/6(水) 11月ADP雇用統計(米)
12/8(金) メジャーSQ、7-9月期GDP改定値(日)、11月雇用統計(米)

金曜の大証夜間先物は2万2,640円と現物対比180円程度のマイナス。
金融株が見直し買いで更なる高値へと報道されたりもしてますが、国内金利は上がる目途ないし、米国金利は一進一退だし懐疑的。アメリカのハイテク銘柄は急落していましたが、これまでも下落局面では毎度反発していたので今回もそうなるか否か。

方向感が掴めない、というか高値更新は無理だろうと私は思っているので、積極的には買い向かわず、押し目を待っておきたいと思います。
思いのほか米国債務上限問題が取り沙汰されていないけど、上手くいくのかな~。

さて、以下は日曜日に散歩していた時の写真です。
もう年末ですから無理せず青空のような心で2018年を迎えたいものですね。

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