今週の投資戦略(2017/12/18~ お休みBOX相場ですかね)

もう2017年も残すところ2週間ですねぇ。

年末にかけて仕事が忙しくなるのと、飲み会も増えるのであっちゅう間に時間が過ぎていきます。この時期はアルコール摂取量が増えるので体調管理には気をつけたいところ。東京いたころは冬は寒いけどランニングにちょうどいいシーズンでしたが、雪国だと走れずプクプク太るばかりです。

さて、先週は米国11月消費者物価指数の発表とFOMCがありました。今回はそれらも確認しておきながら来週以降の相場に備えておきたいと思います。

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①日経平均、ダウ平均、ドル円

先週12/15(金)の日経平均は2万2,553円で引け、前週12/8(金)の2万2,811円と比べて258円安となりました。

東証一部の売買代金は週を通して13.7兆円とSQのあった前週の14.8兆円からは減少。1日の平均は2.74兆円となり、前週の2.97兆円から減少しています。日別で見ると値幅変動の大きかった12/15(金)の売買代金は3.3兆円となりましたが、それ以外は2.3兆円~2.9兆円に収まっています。

日経平均は12/11(月)はプラスとなったものの、それ以降は4日続落となりました。相場を牽引しかけた銀行株が米国金利縮小に伴い失速したり、楽天が携帯事業に新規参入を発表しNTTドコモが4.6%安、ソフトバンクが2.39%安、KDDIが6.65%安になったりとキャリア株は総崩れ。ソフトバンクなんて10,000円を一時超えていたのが今となっては8,900円台に入ってしまいました。まあ、一般ユーザーからすると、この高い通信料が下がるのは嬉しいことなのですけどね。

そんな弱含んだ日本株だったので、先週も日銀が12/11(月)、12/14(木)、12/15(金)と3回も買入れを行ってきました。12/15(金)なんて買入れ発動前は216円安までなっていましたが、その後プラ転し51円高までもっていき、最後は力尽き141円安で引け、大いに市場を掻き乱してくれました。

これに関連してですが、日銀のETF買入れ縮小の記事が書かれていましたのでシェアしときます。

これには激しく同意。買い支えはありがたい面もあるものの、日銀に判断を誤らされたこともしばしば(まあ、私が下手なだけなのですけど。)。下値で買いたいのに邪魔されますので、特にSWFなど長期の年金勢は、押し目で買いたくても買えなくなります。保有資産のEXITのこと考えると怖くてホールドなんてできたもんじゃないし。
(スミマセン、日銀に文句言いたいのだけど、はけ口無いのでブログで発散させてもらってます・・・。)

最後にローソク足チャートも載っけておきますね。

先々週は一時サポートラインを割ったものの急反発し力強さを感じましたが、12/15(金)は25日線にぴったりとつけて引け、上に行くのか下に行くのか何とも言えないチャートになってきました。チャート的には12/12(火)高値の2万2,994円が示すように2万3,000円の壁は非常に厚く、その一方で、下がるにも日銀買い支えが入り押し目は限られ、中途半端なBOX相場になっています。もう静観するしかありません。

ダウはまた史上最高値を更新しました。
全く調整の気配がありません。でも、たぶんおいらがダウ買ったらしゅるしゅる下がり始めるんだろうなw
バブルかどうかの判断は、減税によってEPSがどれだけ上がって、それに応じてPERがどうなるかの計算なんでしょうけど・・・。ちとまた調べてみます。

トランプさんのエルサレム首都宣言でテロを心配していましたが、早くも12/11(月)にニューヨークで起こっていまいました。ダウは一時下げたようですが、そんな日でも引けは56ドル高。また、12/14(木)は一部の共和党上院議員が税制改革法案に反対しているということで、法案成立懸念から76ドル安。でも12/15(金)はその懸念が払拭されたということでダウは143ドル高。報道は話半分で聞いておいた方がいいです。証券会社で働いていたときも、これ絶対違うやろ、といった記事をしばしば見ました。騙されないために勉強を継続する必要があるわけです。

 ②国債利回り

アメリカでは11月消費者物価指数(CPI)の発表とFOMCという大きなイベントがありました。
FOMCでは予想どおり0.25%の利上げが行われ、米国債もそれに合わせて変動。とばっちりを受けたのが為替がドル安方向に動いて弱含んだ日本株でした。

週の変動はというと、12/12(火)は2.40%をつけていたところ、CPIの発表とFOMCがあった12/13(水)は2.36%まで縮小し、翌12/14(木)は2.35%まで下落。12/15(金)も2.35%で引けています。

最近の米国10年債は2.3%台後半で推移することが多く、そろそろ2.4%を上抜けるかと思いきや、またしても戻されました。もう何度目か、この動きに疲れたので金利に連動する銀行株は売り払っていたのですが、精神衛生的にはそれでよかったのかなぁと思います。

さて、12/13(水)に米11月消費者物価指数の発表がありましたので確認しておきましょう。結果は以下のとおりです。

11月消費者物価指数(食品・エネルギーを除く):253.492
前月比:+0.1%(季節調整値、予想+0.2%)
前年同月比:+1.71%(予想+1.8%)
※食品・エネルギー含む総合指数は前月比0.4%の上昇(予想+0.4%)、前年同月比は2.2%の上昇(予想+2.2%)

グラフを見てもコア指数の伸びの鈍化が顕著です。長期債利回りが低下するのも納得ですね。
ただ、その半面、リスク資産の価格は上昇中。気になる記事がありましたのでシェアしておきます。

富の二極化の一例でしょうか。消費物の価格は目立った伸びは無いのですが、富裕層が握る余ったマネーが行き場を求めてさまよっているような。これまでバブルという言葉は使わないようにしていましたが、なんだかその兆候が出てきている気が。投資不適格商品のスプレッドがマイナスとなるのは異常。仮想通貨もそうですけど、本当にカネ余りもいいところです。

つづいて日銀管理下にあるJGB。先週も0.04%~0.045%での推移です。
先週も個人投資家レベルでは言及するほどの動きはありませんでしたが、今週は日銀金融政策決定会合があるので気にしておきましょう。

あと、飛ばしで有名とされるBloombergの日高さんが記事書いてたのでシェアしときます。

③日米金利差とドル円

先週はFOMCやCPIの発表があり、拡大傾向にあった米国金利が縮小し、ドル円相場もそれに合わせて112.01円~113.74円で推移しました。下表の赤の枠線が12/11~12/15の日米10年債利回り差と、薄ピンクの枠がその期間のドル円レンジとなります。

肌感覚的にはちょっと円高が進んだように感じましたが、金利差も為替も先々週と大して変わりません。

115円程度の円安を願いたいのですが、FOMCが終わった今となってはレンジを離れる円安ネタが思いつきません。リスクオンの円売りくらいでしょうかねぇ。

④投資部門別売買状況

12月4日(月)~12月8日(金)の投資部門別売買状況。
現物では個人、外国人の売り越し継続、その反面、投信、信託、事業法人が大幅買い越しとなりました。

主要部門の先物の状況はこちら。

証券自己は東証一部現金・信用合わせてで2,432億円の売り越し、先物は2,483億円の買い越し。ほぼイコールですね。

外国人は、東証一部現物で2,058億円の売り越し、先物も550億円の売り越しとなりました。直近5週間で東証一部現物と先物の合計は1.36兆円の売り越しです。

次に個人。現金で984億円の売り越し、信用で192億円の買い越しとなりました。先物は118億円の売り越しです。この週は12/6(水)に直近安値の2万2,119円を付けたタイミングで、個人の買いが入るかどうか気になっていましたが、売り越しという結果になりました。2万2,000円を超えた水準では個人の腰はまだ重いようです。

投信は東証一部現物で1,744億円の買い越し、先物も562億円の買い越し。投信はここにきて今年最大の現物の買い越しです。これまでは8/4の週の1,094億円が最大でした。規模の大きい投信の設定も見たとこ無かったですし、何が起きてるのでしょうか。
また、信託は現物2,700億円の買い越しとなり、どひゃー!と思っていたら先物では5,350億円の売り越しとなっており、これもどひゃー!と驚きましたw 投信も信託も手口がよく分かりません。

ちなみに、事業法人は現物775億円の買い越しで、ここ4週連続の買い越し。合計は2,100億円の買い越しとなっています。自社株買いですかね。

この週の日銀ETF買入れ額は1,476億円となり、前週の1,494億円と同水準。今回もREITの買い入れは1度も行われていません。

衆院選後の相場は陶酔しましたが、外国人不在となると一気に輝きを失うのが日本株あるあるです。今のようなボックス相場から急落する場面が過去しばしばありましたので、無理は禁物、深追いせず安いとこで買うのが鉄則です。

⑤今週のスケジュール

今週の見ておきたい経済統計などはこんな感じ。

12/18(月) 11月貿易統計(日)
12/19(火) 11月住宅着工件数(米)
12/20(水) 金融政策決定会合1日目(日)、11月中古住宅販売件数(米)
12/21(木) 金融政策決定会合2日目(日)、7-9月GDP確定値(米)
12/22(金) 7-9月GDP確定値(英)、11月個人消費支出(米)、11月新築住宅販売件数(米)

先週も書きましたが、税制改革、債務上限問題は12/22(金)が目途とされているようです。クリスマスモードですから波乱なく終わるような気がしますが如何に・・・。来週もボックス相場を予想します。

もう年末ですねぇ。
年明けの相場は波乱となるイメージが頭に植え付けられているのと、最近の日経は無理に上げられている感しかないのでスイング用のポジションは全て落とし、ガチホ銘柄しか残しておりません。安くなれば買いたいのですけど、クリアな気持ちで2017年を締めくくりたく、買い手控えの今日この頃です。

しかし毎度のことですが寒いです。
今日は日中も最高気温が-4℃。土曜日は子どもとスキーをしてた、というか抱っこして斜面を上って降ろしての繰り返しプレイで体がバキバキ。日曜日は年末に焦らないよう早めに年賀状を作っておりました。


(近所の写真。寒々しいでしょw)

来週末はクリスマス。
年末に何かポジティブサプライズのプレゼントでもないかなぁと思いながらも、神頼みで儲けられるほど相場は甘くありませんねw

明日からもほどほどに頑張りましょ~!

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