今週の投資戦略(2018/3/26~ FOMC利上げ・貿易戦争の号砲と株安)

もういい加減にしてくれよと思っていた森友問題ですが、大阪航空局がゆすられて大幅値引きをしていたようだということで、これはこれで野党はブーメランすぎて面白い茶番だなと思い、今週はやたら関連ニュースや政治家のTwitter読みあさってました。こんなことに大切な時間を使ってしまうとは・・・。しかしまあウソかホントかは置いといて、マスメディアでは報道されてないことも多々あり、年齢が高くなるほど政権支持率が下がるということも頷けます。昨年実家の家族と会いましたが、見るのはTVばかりで情弱感が切なくなったことを思い出しました;つД`)

森友問題なんてホント取るに足らないもので、世界を見るとトランプ氏が対中制裁措置に署名し貿易戦争の号砲が鳴らされ株価がひどいことに・・・。ダウ700ドル安となったNY時間は目が覚めてリアルタイムで売りが売りを呼ぶ状況を見ていましたので、翌日の日経なんて見てませんでしたよ\(^o^)/オワタ

さて、現実逃避したいところですが、先週の動きを確認しながら明日からの相場に備えておきたいと思います。株は底値固めしてくるかと期待していましたが、出てくるのは悪いニュースばかりです。もうこの水準慣れてしまったな~。

  • facebook 5,000万人以上の個人情報不正利用(3/19 月)
  • FOMC(3/20,21 火・水)
  • 通商法301条発動、ダウ724ドル安(3/22 木)
  • マクマスター大統領補佐官解任、後任は保守強硬派のボルトン氏(3/22 木)
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①日経平均、ダウ平均、ドル円

先週3/23(金)の日経平均は2万617円で引け、前週3/16(金)の2万1,676円と比べて1,059円安となりました。

ダウも含めたチャートはこちら。

東証一部の売買代金は週を通して10.6兆円(4営業日。前週は11.9兆円)。1日の平均は2.67兆円(前週は2.38兆円)となりました。

また、日銀ETF買入れは合計3,012億円となり、全営業日735億円の買入れと、REITが3/19(月)、3/23(金)にそれぞれ12億円、あとは日々の12億円の買入れが行われています。

週前半の日経平均は3/19(月)、3/20(火)とそれぞれ196円安、99円安と週をはさみ3日続落。
森友問題が日本株に重くのしかかり、また、3/19(月)のNY時間はfacebook個人情報流不正利用報道でダウは336ドル(一時493ドル安)の大幅安になったことも影響しました。facebookは5,000万人以上の個人情報が英国データ会社に不正提供され、2016年の大統領選でトランプ陣営を優位にするため利用されたというもので、国内外を巻き込んだトラブルとなり、同日のfacebook株は6.7%安。NASDAQも1.8%安(ダウは1.3%安)とハイテク株が総じて軟調になりました。

3/21(水)は春分の日で日本市場はお休みでしたが、同日NY時間はFOMCが開催されました(以下国債利回りの項目で詳述します)。
同FOMCでは予想どおり0.25%の利上げが発表され、米国の政策金利は1.50%~1.75%に。政策金利発表後のマーケットは、今年の利上げ見通しが引き上げられなかったことや、経済見通しが上方修正されダウは一時250ドル高までなりましたが大引けは44ドル安。

翌3/22(木)の日本市場は為替が円高方向に振れ、寄付き28円安スタートとなりましたが底堅く動き大引けは211円高。良い感じに底値固めを続けているなと思っていたら、3/22(木)NY時間に通商法301条(一方的な関税引き上げなどの権限を大統領に与える措置)に基づく対中制裁が発表されダウは724ドル安、為替も105円台前半まで突っ込みました。

もともとアメリカ市場の主導かつ貿易国の日本なので翌3/23(金)の日本市場は焼け野原に。外需関連株主導に日経平均は一時1,032円安まで暴落し、大引けは974円安となりました。

また、タイミングを併せて米政権の動きとして、3/22(木)にマクマスター大統領補佐官が解任され、後任は保守強硬派のボルトン氏が任命されております。どんな人物かということをロイターが上手くまとめてくれていましたのでシェアしておきます。北朝鮮とのやり取りとか色々ネタすぎてもう・・・w

私自身、日経21,500円ラインで買い向かってたわけですが、今回の市場崩壊で完全に負けを自覚しまして変な執着というかヤキモキ感は取れました(´・ω・`) また、貿易摩擦懸念に起因する相場は今まで経験したことがなく、中国が対抗措置に乗り出したり、この先どうなるか見通しがつかないので撤退方法も考えなきゃなーと思っていました。

しかしながら以下リンクをシェアしますが、さすがの野村さん、「米中貿易戦争の真相」として分かりやすく説明をしてくれていまして、まだ光明があるかと考えております・・・。

通商法301条は日本の貿易摩擦の際にも交渉材料として使われ、日本の譲歩を引き出したそうです。今回も記事にありますが猶予期間が設定され米中での交渉が行われることが想定されます。ま、米政権も強硬派ばかりになり、大国となった中国ですのでタフなネゴになるのは目に見えていますが。

最近は週次で休む暇もなく材料が飛び交い、相場変動リスクだらけでひとえに相場を見ていられませんが、4月の外国人は17年連続日本株買い越しということもありますので、もうちょっとロングポジション張っておきたいと思います。

 ②国債利回り

まず米国債利回りのグラフはこちら。

週始め3/19(月)の10年債は前週の流れのまま2.85%でスタート。
3/20(火)は2.89%をつけ、3/20(水)大注目のFOMCがありましたが変わらずの2.89%。3/21(木)はリスクオフの国債買いで2.83%まで金利下落し、3/22(金)は2.82%で週を終えています。

パウエル体制初のFOMCとなりましたが、要点はこんな感じかな。
経済見通しに関連する資料も貼り付けておきます(出所:FEDホームページ)

  • 2018年は年3回の利上げ見通し(あと2回)。これは予想通りであるが、4回となり得ることも市場は考えていたので安心感があった。ただし、年4回を支持するメンバーもあり、ドットチャートは上方に推移。
  • 2019年は年2回から3回の利上げに引き上げ。
  • 経済見通しは強まった(The economic outlook has strengthened in recent months)と言及し、GDP見通しを上方修正。

これをどう捉えるかですが、いろんな記事見ていても専門家の意見はハト派だと言ったりタカ派だと言ったり分かれております。「相場のことは相場に聞け」なわけですが、マーケットも政策発表後の株は上昇しましたが最終的には下落、10年債利回りも前日比変わらず。うーん、、、ニュートラルってことすか???

自分の中では、「経済は強いけど、引き締めペースもそれ相応。GDP上方修正も景気のピークアウトも意識する時期なので楽観せず。ここ最近の主な材料の通商摩擦は経済にマイナス。現状の金融政策自体は株にニュートラルであるが、それ以外の外部材料の方が影響大である」、と消化しておきます。

最後に著名債券投資家のティムグロース氏のコメント記事をシェアしておきます。シンプルでごもっともなご意見ですな。

続いてJGB。

日銀新体制が3/20(火)よりスタートしております。
また、3/23(金)に消費者物価指数が発表されており、コア指数は前年比+1.0%(前月+0.9%)、コアコア指数は前年比+0.5%(前月+0.4%)となりました。CPIはまた別途記事書き残しておきます。
(今回は書く時間が足りずJGBはこれくらいで!)

③日米金利差とドル円

先週の日米金利差はFOMCまで拡大し、その後はリスクオフの米債買いに伴い縮小しました。為替も同じく円安傾向から2016年11月ぶりの円高になっています。下表の赤の枠線が3/19~3/23の日米10年債利回り差と、薄ピンクの枠がその期間のドル円レンジとなります。

先週からグラフにヒストリカルの下限のラインを引きましたが、それに接してきました。ここを割るかどうか大変興味深いところ。過去5年の金利差だけ見ると、この水準ならドル運用した方が理にかなっているという判断を市場はしていたみたいです。

あと、以前ちょっと言及しましたが、中国がトランプ関税の対応として米債購入の減額も検討との報道もありました。これをそのまま読むとドル売り材料ですが、今後の米中貿易交渉の中で、「中国による追加米債購入、その対価として関税緩和をする」、のディールが行われると日本にとってはベストかなと思います。

④投資部門別売買状況

3月12日(月)~3月16日(金)の投資部門別売買状況。
外国人の売りは継続ですが8週ぶりの少なさになりました。せっかくの売り枯れのタイミングだったのに・・・。

主要部門の先物の状況はこちら。

  • 証券自己は東証一部現金・信用合わせてで2,147億円の買い越し、先物は164億円の買い越し。
  • 外国人は東証一部現物で1,761億円の売り越し、先物も1,706億円の売り越し。
  • 個人は東証一部現金で958億円の売り越し、信用で191億円の買い越し。先物は320億円の買い越し。
  • 投信は東証一部現物で743億円の買い越し、先物は235億円の売り越し。
  • 信託は東証一部現物で182億円の売り越し、先物は114億円の売り越し
  • 日銀ETF買入れは合計1,530億円で、3/14(水)、3/15(木)にそれぞれ735億円、あとは日々の12億円の買入れ

個人は東証一部現金&信用で8週間ぶりの売り越しとなりました。これも財務省公文書書き換えが認めらたのが3/12(月)でしたので、個人がポジション外したことが窺えます。

次の週から4月の新年度相場に入りますが、外国人の4月は17年連続買い越しだそうです。1月前半から壮絶な売りを仕掛けてきた外国人ですが、今回も軍配は外国人に上がったようです。個人も1月後半から買い向かっていただけに、今回の保護主義の台頭による下げは同胞の個人投資家の皆様に同情せざるを得ません。。。

⑤今週のスケジュール

今週の見ておきたい経済統計などはこんな感じ。

3/28(水) 10-12月期GDP確定値(米)
3/29(木) 2月個人消費支出(米)
3/30(金) 2月失業率(日)

今週は権利取りがありますが、イベントとしては落ち着いてますね。
2月の暴落から毎週考察すべき深~い材料が多すぎてブログもweekly記事しか書けてないので、そろそろ楽をさせてほしいところ・・・。

さて、相場は大雨から洪水に発展しているようなものですが、週末の天気は3週連続で快晴で外でのびのびしたりドライブしてコストコ行ったりしました。今帰ったばかりで書き殴りのまま投稿です・・・。

今回も炭火で煮物を作ったわけですが、食材はスペアリブの塊!!!
庭で子どもと遊びながら6時間ほどコトコトと。

焼くと骨の処理が大変なわけですが、これだけ煮るとスルっと抜けて、ホロホロの肉を満喫できます。店で食べると3,4千円ほどしそうですが、食材だけでは1,200円そこら。料理作るの楽しいし、良いことだらけですな。

あと、あぜ道に生えてるフキノトウで、かみさんがフキ味噌を作ってくれました。これも美味でした。

さてさてさて、明日からまたマーケット開きまして、日経先物は痛々しい感じですが、なんとか乗り越えていきましょー!!!昨年は4月を大底に反転してきましたが今年はいかに!?

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