今週の投資戦略(2018/4/2~ 森友証人喚問、朝鮮半島和平、ハイテク株軟調)

株は相変わらずの高いボラティリティでヒヤヒヤですが、なんだか久しぶりに気分よくブログ書けた気がしますw 3/30(金)はNY市場もお休みで、土日はちょいと出かけてくるので早めのUPです。

先週のマーケットを動かした主なポイントは以下のとおり。それぞれ簡単に振り返りを行いながら、今週の相場に備えておきたいと思います。

  • ダウ9年ぶり上げ幅の669ドル高(3/26 月)
  • 佐川元理財局長証人喚問(3/27 火)
  • ハイテク株軟調
  • 朝鮮半島和平に向けた日米中朝の政治動向
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①日経平均、ダウ平均、ドル円

先週3/30(金)の日経平均は2万1,454円で引け、前週3/23(金)の2万617円と比べて837円高となりました。

ダウ・日経平均・ドル円のグラフはこちら。

東証一部の売買代金は週を通して13.4兆円と前週の10.6兆円(4営業日)から増加。1日の平均は2.69兆円(前週は2.67兆円)となりました。

また、日銀ETF買入れは合計1,542億円となり、3/26(月)、3/28(水)に735億円、3/26(月)にREITが12億円、あとは日々の12億円の買入れが行われています。ちなみに3月も相場はかなり弱含みましたので、単月ベースで最大の買入れ額となったそうです。

週始め3/26(月)の日経平均は前週末に弱含んだ米株の影響を受け寄付き後270円安(2万347円)まで続落。前夜の先物も弱かったので仕方ないな~と思っていましたが、徐々に強含み最終的に+149円の高値引けとなりました。日銀も動きましたし、公的マネーの買いも入ったと言われております。その夜間NYダウはリーマンショック後以来9年ぶりの上げ幅となる669ドル高!米国の強硬な対中貿易政策に交渉の余地が見られ、ムニューシン財務長官も対中交渉について「慎重ながらも私は合意に達することを期待している」とTVで発言したようです。これまで散々市場を弄んだトランプ氏ですが、株高なったらお気楽ツイートしてましてワロスでしたw トランプ氏も付き合いあるのはスーパー富裕層ばかりでしょうから株価も気にしているんだろうな~。

3/27(火)は森友問題で注目された佐川元理財局長の証人喚問がありました。
「安倍首相、安倍夫人、麻生財務相といった政治家の関与はない」旨の答弁をし市場は一旦安堵。ただ、答えられないところには「刑事訴追のおそれがあるため答弁を差し控えます」と発言をしておりまして、まだ尾は引きそうだなあといった感じ。内政も曇り空から薄日は見えてきたように思いますが如何に・・・。

同日の日経平均は前夜の強い米株や証人喚問を無難に通過したこと、また、権利最終日ということもあり高値引けの551円高となりました。ところがどっこい、そのNY時間のダウは一時243ドル高まで上昇したものの、493ドル安まで下落し、大引けは344ドル安(1.43%安)と、また心理悪化・・・。加えてナスダックは2.93%安とハイテク主導で地合いが悪化しました。先週はハイテク株主導で下げていましたので、関連するネガティブなニュースを箇条書きしておきますネ。

  • 3/18(日)ウーバーの自動運転試験車両が公道走行中に歩行者をはね死亡させる
  • 3/19(月)facebook個人情報不正利用
  • 3/23(金)テスラの自動運転車両による事故で運転手死亡(事故写真はテスラ株売りたくなるほどの酷さ)
  • 3/27(火)にウーバーに技術提供しているエヌビディアが公道での自動運転試験を一時停止
  • 3/28(水)Amazonに対する課税強化・独禁法提訴検討報道
  • 3/29(木)トランプ氏、Amazonに対しツイッター攻撃

そんな弱い地合いのなか、3/28(水)は権利落日で日経平均は一時541円安までなり諦めモードになるものの・・・、大引けは286円安まで挽回!!配当分で160円程度なそうなので、実質120円安とはかなり踏ん張ったのではないでしょうか。

また、週後半の3/29(木)、3/30(金)は比較的株にポジティブな動き。
3/29(木)のNY市場のダウは高値465ドル高、大引け254ドル高と相変わらずの高ボラですが、ハイテク株が一斉に反発しマインド改善。米国GDP確定値も上方修正され、ドル円も一時107円に入りました。また、3/30(金)のNY市場は休場のため日本の独壇場で、日経平均は295円高で大引け。25日線付近での攻防となっておりますので、本格反発かどうかまだ判断のつかないところ。半島和平がどんどん前向きに進んでいけばいいのですが、それ以外は為替に手詰まり感があるので、差し当たり現状水準での推移をイメージしておいた方が気持ち的には楽そうです。けっこう買い支えられてる感じはありますけどね。

さて、本チャプター長くなりますが北朝鮮情勢もインプットしておきましょう。
今のところ相場にポジティブに機能しているようですがまだ序盤戦。トランプ、習近平、金正恩それぞれ独裁者と言っても過言ではありませんのでw、交渉材料としての過激な発言が出てくることも心得ておかないといけませぬ。

  • 金正恩が習近平を電撃訪問(3/28 水)。米朝対話の地ならしか
  • 日米首脳会談4月17日・18日で検討
  • 南北閣僚級会談(3/29 木)。南北首脳会談が4月27日(金)で決定
  • 米朝首脳会談(5月まで?)
  • 日ロ首脳会談予定(5月下旬)
  • 日朝首脳会談6月初旬に実施の可能性報道(3/29 木)

現内閣も支持率が下がっているので人気取りはしたいところでしょう。外交面で挽回を図ってもらいたいですね。あと国益は置いといて、拉致問題は解決してもらいたいと真に思います。横田夫妻もあの御年ですから早くご息女に会ってもらいたいなあ。安易な考えですけど、北朝鮮サイドとして金正日はもう亡き人でメンツもかつてほど無いから、「過去の調査は間違っていた」とかできなくもないのでは・・・。

最後に私のポジションは相変わらずのんきにロング張ってます。4月の外国人買いや、予算成立後の日本の政治の動きを期待していますが、国際政治が激しく動き、日米ともにどっちに行ってもおかしくないチャートなので、下げても仕方ないなと開き直った気持ちで臨んでおります。あと余談ですが、最近の日経は引け間際に超強含みますね。ダウもそうですが寄付きが強くても引けでナイアガラになったり、その逆もあったり、一喜一憂せずがよさそうです。日計りで勝ち続けるトレーダーさんは本当に凄いなあ。

 ②国債利回り

まずアメリカの金利推移はこちら。

米国10年債は週始めは強い米株によるリスクオンの流れを受けて2.85%まで利回り上昇。しかしながら、日を追うごとに利回り低下し、3/29(木)は2.74%まで下がりました。2.7%台というのは2月初旬以来のことです。

この金利低下要因を調べてみると、月末要因や貿易摩擦、米露関係といった報道が出てきましたが真相は分かりません。株の動きが不安定なので国債に逃避しているのですかね?GDP確定値の上方修正も金利の動きは限定的でしたし。3/21(水)のFOMCも決してハト派ではなかったんだけどね~。

取りあえず、まだ2.7%台入って3日間程度ですし、今週は雇用統計の発表もありますので、統計数値を見て、といった感じでしょうか。

つづいてJGBの推移はこちら。

JGB10年債利回りは先々週に0.01%台をつけてから、リスク回避の流れが緩み0.04%台まで拡大しております。先週も特に目新しいニュースはありませんでしたが、安倍首相が参院で「日銀による外債購入について、為替介入と誤解されかねず、慎重に考えるべき」と見解を示したことは頭に入れておきたいと思います。

また、日本の失業率が3/30(金)に発表され2.5%と相変わらず恐ろしく低い値なのですが、金利の影響はなしですねw

③日米金利差とドル円

先週は米国金利が11bpsも下がりましたので、日米金利差も下方に拡大しました。
その反面、ドル円相場は円安方向に戻してきております。下表の赤の枠線が3/26~3/29の日米10年債利回り差と、薄ピンクの枠がその期間のドル円レンジとなります。

3/28(水)夜間は米国GDP確定値の上方修正や日朝首脳会談の報道を受けて円は売られ一時107円台に。3/30(金)も106円台中盤で推移しながらも押し戻されており円高圧力を感じますが、今のところグラフ内の「ヒストリカルの下限」は割らずに推移しています。

麻生財務相辞任圧力も少しは弱まっているように思いますので、内憂による円高要因は少しは払拭されてきたかな。目先は日米中朝の朝鮮半島動向と米国の貿易交渉の動き次第でしょうか。

あと、個人的に円キャリートレードの復活を期待しているのですが、それに関連する記事がありましたのでシェアしておきます。記事を読むと、円が急上昇しているのでリスキーなトレードとなるみたいです。逆を言うと落ち着けばいいのかな。2007年くらいの良かった時代の幻影が忘れられぬ・・・。

④投資部門別売買状況

3月19日(月)~3月23日(金)の投資部門別売買状況。外国人が9週ぶりに先物で買い越しとなりました!!!そして個人は現金&信用で4,000億円超の大幅買い越し!次の激ヤバ悪材料出るまでは、一旦の日経平均の底は2万500円前後と見ていいのでは?

主要部門の先物の状況はこちら。

  • 証券自己は東証一部現金・信用合わせてで8億円の買い越し、先物は381億円の買い越し。
  • 外国人は東証一部現物で4,440億円の売り越し、先物は1,941億円の買い越し。
  • 個人は東証一部現金で3,285億円の買い越し、信用で1,128億円の買い越し。先物は824億円の買い越し。
  • 投信は東証一部現物で470億円の売り越し、先物は2,064億円の売り越し。
  • 信託は東証一部現物で89億円の買い越し、先物は470億円の売り越し
  • 日銀ETF買入れは合計3,012億円、全4営業日735億円の買入れと、REITが3/19(月)、3/23(金)にそれぞれ12億円、あとは日々の12億円の買入れ

3/12(月)~3/23(金)の週は逆張っていた個人が売り越しに転じ、国内政治動向を気にしてるんだろうな~と不安に思っていましたが、さすがに2万0千円台前半に突っ込むと買いが入り安心しました。

また、4月の外国人は現物を17年連続買い越しなので3/19(月)の週から先物の買戻しが始まり、4月にかけて現物にも波及してくる流れを期待したいところです。

⑤今週のスケジュール

今週の見ておきたい経済統計などはこんな感じ。

4/2(月) 日銀短観、3月ISM製造業景気指数(米)
4/4(水) 3月ユーロ圏失業率(欧)、3月ADP雇用統計(米)、3月ISM非製造業景気指数(米)
4/5(木) 2月貿易収支(米)
4/6(金) 3月雇用統計(米)

今週は為替相場を動かしそうな統計が目白押しですね。
先週は米国金利が低下傾向にありましたが、雇用統計を受けてどう動くか。現状2.7%台なので、金利上昇に対する株の耐性は比較的あるような・・・。

さて、先々週の株は超弱含みましたので、困ったときの神頼みになるわけですが、ちょいと渋谷で用事があったので原宿まで足を延ばし東郷神社に行ってきました。ここは日露戦争時の日本海海戦でバルチック艦隊を撃滅した東郷平八郎元帥を祀った神社です。

昨年親戚がここで結婚式をしまして、司馬遼太郎の『坂の上の雲』を愛読していた自分としては、東郷平八郎を祀る神社にお参りできることも大変楽しみにしていました。結婚式の空いている時間に、神社の周りの海戦資料などを見ながらふらふらしていると、お守りを販売しているコーナーにたどり着きました。

そこで出会ったのが「百発百中守り」!日本海軍の放った大砲がロシア艦隊に命中しまくったことにちなんだものなのですが、投資家目線でもなんと縁起の良い名前のお守りなんだろうと即買い!

昨年これを身につけてからと言うもの、個別でも負けたのはごく僅かで(ブル相場に助けられただけだろ!的なツッコミは置いといてw東郷神社のご利益のはず!)、今回はお守りを返し新しいものを戴きました。するとその晩のNYは669ドル高、日経も551円高になってくれたではないか!(翌営業日下げたけど・・・)。ちなみに、証券界の守り神とされている神社は茅場町にある兜神社でして、昔は年末などにお参りしてました。茅場町には用事ないけどいつかまた訪れたいな。

日本経済、世界経済がうまくいき、万事豊かにとお願いしましたが、人類は欲というものが尽きないですからねぇ。投資も自省しながらほどほどにやっていきたいものです。

今週も頑張っていきましょー!!!

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