今週の投資戦略(2018/5/1~ 南北首脳会談・米10年債3%突破)

ゴールデンウィークが始まりましたね~。

今年は天気が良さそうなので消費が加速され景気にプラスの効果があるといいですね。
私も車で遠出してまして、運転しながら対向車線の高級車を運転している方々のお顔をチラ見することがあるのですが、相応のご年齢の方ばかり。その一方で普通の車のドライバーも若い人は少なく、日本のマネーの流れはどうなっているのか思考を巡らせてしまいます。

政治経済では4/27(金)に南北首脳会談が行われました。
専門家の方々が色々と仰られていますので私から付け加えることは無いのですけど、実は今回出てきた金正恩氏は影武者ではないかというウワサがあり、写真を比べるとなるほどなぁと。言われるまで全く気付きませんで、様々な視点から物事を見るようにしたいものです。

さて、先週の相場を動かした主なニュースは以下のとおり。今回も振り返りを行いながら来週以降の相場に備えておきたいと思います。

  • 国内3月決算発表スタート(4/24 火~)
  • 米国10年債3%突破(4/24 火)
  • ドル円2月ぶり109円台突入(4/25 水)
  • 南北首脳会談(4/27 金)
スポンサーリンク

①日経平均、ダウ平均、ドル円

先週4/27(金)の日経平均は2万2,467円で引け、前週4/20(金)の2万2,162円と比べて305円高となりました。

ダウ・日経・ドル円のグラフはこちら。
ダウはどっち付かずの動きですが、ドル高につられて日経が強くなっているのがよく分かります。今後も日本株は結局為替次第の動き+米株の上下変動余波を受ける展開でしょうかね。

東証一部の売買代金は週を通して13.1兆円と前週の11.8兆円から増加。1日の平均は2.63兆円(前週は2.36兆円)となりました。GW前の週後半に商いが増加しております。

また、日銀ETF買入れは合計774億円となり、4/25(水)に714億円、あとは日々の12億円の買入れが行われています。

週始めの4/23(月)は週末の夜間日経先物が弱含んでいましたが、円安が加速し日経平均は5円安で寄り付き株はしぶとい展開。これまで弱かった金融株も強含み日経平均は一時42円高まで上昇しましたが、大引けは74円安。5日線と75日線のレンジにほぼぴったりと挟まれる値動きで、売買代金も2.1兆円と模様眺めの展開となりました。NY時間は前週から長期金利の上昇が気になっていましたが、引き続き10年債がフシ目の3%を窺う展開で2.99%まで上昇。これを嫌気しダウは一時130ドル近く下落しましたが大引けは14ドル安で持ちこたえました。

4/24(火)の日本時間はドル円が一気に108円台後半まで上昇していることを受け日経平均も強含み寄付きから140円高。輸出関連銘柄だけでなく前日に続き金融株が軒並み高で、買い込んできたMUFGがようやく日の目を見ることができました(また下げたけど・・・)。日経平均は一時売りに押され61円高まで下がるものの、大引けは190円高と前日の下げを帳消しに。この日は引け後に日本電産の決算発表がありましたがさすがの永守社長。増収増益だけでなく、想定為替レートを1ドル100円、1ユーロ125円と保守的な数値に置いておられました。また、この日のNY時間は長期金利が3%を突破。取引開始後からダウは弱含みましたがJPモルガンやゴールドマンといった金融関連はプラス推移。しかし、この日相場を動かしたのがキャタピラーで、好決算により一時4%高までなるものの、決算説明で「資源高などを考慮すると今回の1Q決算が今年の最高に水準になるだろう」といった旨の発言したことから、成長鈍化懸念により7%の下落。結局ダウは上げていた金融も下げ最大619ドル安まで下落し、424ドル安で引けました。

この米株の動きを見ると金利ショックの再来かとヒヤヒヤもの。
しかしながら、4/25(水)の日本株は夜間先物が200円程度安くなっていたものの寄付きは160円安。キャタピラーの影響があってかコマツや日立建機など機械株主導で下げ最大198円安まで落ちましたが、円安に支えられたり、15営業日ぶりに日銀の買いが入ったりして、大引けは63円安までで持ち堪えました。また、米中貿易問題に関し、「ムニューシン財務長官が数日中に訪中を予定」「トランプ氏はこの訪中で合意に達する可能性が非常に高いと発言」といった報道もありました。日本株はここもと堅調で、米中貿易問題は材料として見落とされがちなので意識しておきたいなと思います。NY時間は金利上昇継続でダウは201ドル安まで下落。嫌な雰囲気でしたがボーイングの好決算に支えられダウは59ドル高で引けております。

4/26(木)、27(金)は日米ともに安定した動きで、4/26(木)は日経104円高、ダウ238ドル高、27(金)は日経148円高、ダウは11ドル安。米国長期金利がやや下落し木曜日のダウは安心感や好決算のfacebook(9%上昇)などIT銘柄が相場を牽引。金曜日はAmazonも市場予想を上回る決算を発表し、facebookやAmazonといった政治的に叩かれていた銘柄が決算で汚名挽回してきました。日本でも半導体が好決算&良好な見通しを発表しアドバンテストが13%高。明るいセクターはやっぱり明るいようです。
また、27(金)の日本時間は極東マターとして世界が注目した南北首脳会談がありました。想定通りの融和ムードで相場も急変はなく優しい動き。また、同日は日銀金融政策決定会合が開かれ黒田総裁が会見をしております(後述)。

先週もポジション外し中心にそこそこ売買しました。
日水(1332)もジリ高継続中ですが一旦全売り、星光PMC(4963)も上げたところで全売り。私の実力では商品市況まで追えないので、原材料価格の変動を受ける銘柄はなるべく手を出すのはやめようかなと考えてます。
他にも売り建てていたテレビ朝日(9409)も手仕舞いました。テレ朝は高いなーと思っていますが、売り残が結構なことになっていますので、今後の動きがどうなるか勉強がてらwatchしておきたいと思います。また、ロゼッタ(6182)を安いところで拾えまして、長期保有するつもりが3日で10%超上昇したので惜しみながらも売り。その他にも某中堅マンデベ建設売り建ててますが、地味に踏みあげられ売り玉追加。マンデベ系は目先業績良くても来期以降厳しいように考えてますが、まだ時期尚早で焼かれちゃうかなぁ・・・。あと、カヤック(3904)を持っていますが、ウルフ村田氏がこの銘柄をツイートをして値動き荒くなってきました。仕手銘柄は売買しませんが、持ってる銘柄が投機的な動きになる分にはワクワクするもんですw

 ②国債利回り

アメリカの金利推移ですが、先週の10年債利回りは2014年1月以来となる3%超えとなりました。

アメリカ10年債は週始めの月曜日に2.99%を付け、翌火曜日にはあっさり3%台に突入。グラフのとおり金利はうなぎ上りで株も一時弱含みましたが、週後半には落ち着きを見せて株価も戻しています。

また、金利に関連する経済指標として、4/27(金)に米国第1四半期GDPが発表されております。
結果は年率2.3%増で予想の2.0%から超過するものの、前期の2.9%からは減速。ロイターの記事が分かりやすかったのでシェアしておきます。

来週はISM指数や雇用統計の発表があり、金利が変動する可能性が十分あります。
失業率は歴史的にも低い水準。これ以上の低下というよりは、賃金の伸び率をマーケットは気にしているはず。米国企業業績も良いので今回仮に低い賃金上昇率となっても、今年いっぱいは高い伸びを示すでしょう。となると金利上昇となりますが、景気の踊り場的な雰囲気もありますので、長期金利が上がりながらも、短期金利の伸び率の方が高くなるかなーとイメージしています。

日本の金利は超絶低いので気にする必要はないのかもしれませんが、借入比率が高い銘柄のロングは米国金利上昇の余波を受けかねないので避けてようと考えています。米債にマネーが流れるという意味で、高配当銘柄の風当たりが強くなることも気にしながら・・・。不動産やREITの動きがどうなるのか興味を持って見ています。

つづいてJGB。
10年債利回りは前週の0.03%台から0.06%台まで上昇しましたが、日銀金融政策決定会合で物価見通し2%達成時期の削除や、2018年コアCPI見通しの若干の下方修正が行われ、金曜日は0.05%台まで縮小しました。

4/26(木)、27(金)に行われた金融政策決定会合について、Bloombergの記事が分かりやすかったのでシェアしておきます。

19年度以降の成長率の下振れリスクに言及がありますが、消費増税だけ考えてもその通り。だいぶ手詰まり感醸し出してますね。断固緩和継続とは言うものの、IMF世界経済見通しレポートでは景気の良い時期に金融正常化していかないと次のショックの際に打つ手がなくなるとしきりに言っており、どうしたものかと思います・・・。

今後もステルステーパリングは注視しておこうと思いますが変わりはないですね。

③日米金利差とドル円

先週は米国金利が上昇し日米金利差も更に拡大しました。
ドル円相場も順当に円安傾向になり、2018年2月ぶりの109円台に突入しています。

下表の赤の枠線が4/23~4/27の日米10年債利回り差と、薄ピンクの枠がその期間のドル円レンジとなります。

うーん、3月に104円台付けてた時は有事が無ければ108円くらいまで戻してくるだろうと思っていましたが、案外早く戻してきて次のシナリオを全く考えれておりません。米国金利上昇は円安要因だけど、その反面株安リスクオフの円高につながるし・・・。むう、予想つくまで手控えモードがベストかな。米国金利の影響を受ける新興国通貨のボラティリティも株のリスクとなりますのでアンテナ高くしておきたいと思います。

④投資部門別売買状況

4月16日(月)~4月20日(金)の投資部門別売買状況。4月は全週外国人が買い超継続です。

主要部門の先物の状況はこちら。

  • 証券自己は東証一部現金・信用合わせてで1,606億円の買い越し、先物は2,929億円の売り越し。
  • 外国人は東証一部現物で1,192億円の買い越し、先物も3,542億円の買い越し。
  • 個人は東証一部現金で2,091億円の売り越し、信用で438億円の売り越し。先物は52億円の売り越し。
  • 投信は東証一部現物で316億円の買い越し、先物は1,127億円の売り越し。
  • 信託は東証一部現物で29億円の買い越し、先物は270億円の買い越し
  • 日銀ETF買入れは合計60億円となり、行われたのは日々の12億円の買入れのみ。

4月は外国人が買うというアノマリーどおりの動きとなっています。
5月はどうなるのかですが、米朝会談が前向きに行われることがコンセンサスになりつつあるように感じますので、その逆となった場合の巻き戻しリスクには注意せねばなりません。

⑤今週のスケジュール

今週の見ておきたい経済統計などはこんな感じ。

4/30(月) FOMC1日目(米)
5/1(火) FOMC2日目(米)、4月ISM製造業景況指数(米)
5/2(水) 4月ADP雇用統計(米)
5/3(木) 4月ISM非製造業景況指数(米)、3月貿易収支(米)
5/4(金) 4月雇用統計(米)

上でも言及しましたが来週は米国雇用統計の発表があります。そしてFOMCもこんなタイミングだったのね!全く気付いてませんでした。。。

来週の日本の市場も火曜水曜と2営業日のみ。おそらく商いも薄くネタも限られると思いますので来週のWeekly記事休まさせて頂きます。パンパンだったポジションもそこそこ外せてきたので、だいぶ気持ちが楽になってきました。株はあくまで趣味の立て付けですが・・・w

皆さまよいゴールデンウィークを!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする