今週の投資戦略(2018/6/25~ 貿易摩擦継続・ダイムラー下方修正・5月CPI)

出ましたトランプリスク。

米朝会談も終わり比較的トランプさんに余裕が出てくる週だなと思っていたら出てきました。
ほんと余計なことをしなければ世界経済安泰なのに。

ダウも8日続落、日本株も実に難しい動きで気力減退してきますが、今週も振り返りを行いながらしぶとくマーケットの波を捉えておきたいと思います。

  • 米国、中国に22兆円規模の商品への追加関税検討(6/19 火)
  • ダイムラー業績下方修正(6/21 木)
  • ダウ8日続落(6/21 木)
  • 日本5月消費者物価指数(6/22 金)
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①日経平均、ダウ平均、ドル円

先週6/22(金)の日経平均は2万2,516円で引け、前週6/15(金)の2万2,851円と比べて335円安となりました。

日経平均・ドル円チャートはこちら。
うーん、2万2,000円~2万3,000円のBOX内の動きでしょうか。為替が110円付近で維持されているのが株のサポート材料っぽい。逆に円高なると間違いなく崩れそう。

ダウ・日経・ドル円チャートはこちら。
ダウは上げ下げしながら上昇トレンドつくって、現在は下値サポートライン付近。この後反発できるかどうか。

東証一部の売買代金は週を通して12.8兆円と前週の11.9兆円から増加。1日の平均は2.56兆円(前週は2.39兆円)となりました。

また、日銀ETF買入れは合計2,872億円となり、6/21(木)以外の全立会日にそれぞれ703億円、あとは日々の12億円の買入れが行われています。6月に入ってからは6/14(木)に買入が行われていただけなので全力買い入れてきました。完璧な売り方泣かせw

6/18(月)の日経は高値-45円、安値-250円、終値-171円の2万2,680円。
この日は週末から米中摩擦の悪い流れを引き継ぎ、また、オープニング前に大阪で震度6弱の地震が発生し手控えモード。日経平均は寄り天でそのまま下落し、日銀の買いが入り後場後半にかけて戻すものの上値の重い動きとなりました。セクター別ではこれまで上げていた電気や機械が売られ、ファミマなど小売の一部が買われるくらい。東証一部売買代金も2.2兆円に過ぎません。上海総合指数も続落し、ここもと1勝6敗で年初来安値更新中。

米国時間のダウは-103ドルで5日続落。米中摩擦でキャタピラー、ボーイング、P&Gなどが下げ、一時264ドル安までなるものの底値から持ち直しの展開。10年債利回りも1bpsだけ下がるのみの2.92%で何だかしぶとい感じ。

6/19(火)の日経は高値-62円、安値-402円、終値-402円の2万2,278円。
この日の日経平均は始値は-115円で始まり前場-62円まで持ち直しましたが、トランプさんの対中口撃(22兆円規模の中国製品に10%の追加関税を適用するよう検討)に対し中国も対抗策を検討との報道があり株価はナイアガラ。電気・化学といった輸出銘柄主導で下げ、また、これまで堅調で指数を押し上げまくっていたファストリが日経平均を50円分押し下げました。また、マザーズ指数も-2.8%となり、私のマザーズピックアップ銘柄リストを見ても一面真っ青。その反面メルカリはS高付けたりと、相場というものは現金なヤツだなぁと思いました。ちなみに上海総合指数も3.7%安!!!

米国時間のダウもモロに貿易摩擦の影響を受け、一時-420ドルまで下がりましたが-287ドルでクローズ。前述のボーイングなどの中国関連株が下落を先導していきました。

6/20(水)の日経は高値+303円、安値-111円、終値+277円の2万2,555円。
この日の日経平均は前場に安値を付け後場にかけて反発し高値引け。直近1勝7敗だった上海総合指数ですが、当局が冷静な対応をするよう呼びかけを行い+0.3%高となったことも安心感につながった模様。昨日下げたファストリが64円、電気機器が55円日経を押し上げましたが、化学・機械・自動車は±1円程度と元気にかけてました。売買代金も2.7兆円とまずまずでしたが本調子になれない感じ。

米国時間のダウは-42ドルと7日続落。全く元気がありませんが、ナスダックは史上最高値更新という米国指数ながらも反面した動き。あれだけ叩かれてたfacebookが上場来高値更新しており、貿易リスクが無ければ万事Happyなのにと思う展開。

6/21(木)の日経は高値+227円、安値-64円、終値+138円の2万2,693円。
この日の日経平均は寄付きからマイナススタートしましたが、中国株の上昇や先物主導の上げ・円安進行に伴う上げの展開。上海総合指数も時が経つごとにマイナス転換し結局は1.4%安になり日経平均も上げ幅を縮小。3ケタの上昇はよかったのですが、株主総会で孫社長から「買いか売りかというと、絶対に買いだ」と強気発言のあったソフトバンクやファストリがそれぞれ40円程度押し上げており、TOPIXで見ると-0.1%と相場全体は強くありません。
同日投資部門別売買動向が発表されましたが、外国人の先物の買戻しが進んでおり、それに導かれた展開か・・・。これだけ貿易摩擦が騒がれているのにドル円が110円台をキープしているのも、これまでの投機筋の先物売り・円買いの巻き戻しかもしれません。

米国時間のダウは-196ドルと8日続落。8日続落は2017年3月以来で、ちなみにその頃は減税法案の議会通過の遅れやヘルスケア法案採決断念があったりした時期です。この日は米国最高裁でオンライン小売業者から売上税を徴収することが認められAmazonが-1.1%。NASDAQも-0.88%となっています。また、米中貿易摩擦を背景にダイムラーが対中販売台数が下振れするだろうと利益見通しを下方修正し、GMやフォードが連れ安。全くもっていいことありませんw

6/22(金)の日経は高値-158円、安値-279円、終値-177円の2万2,516円。
前日の弱い米国株や109円台に入ったドル円相場を受けて日経平均も寄付きから200円を超える下げとなりました。難しいのが相場全般は強くないのに日経寄与度の高いファーストリテイリングやソフトバンクが乱高下して指数を動かすこと。この日もファストリが29円、ソフトバンクが27円単独で日経平均を押し下げました。ただ、個別で見ると反発している銘柄もチラホラ。バーゲンセールのように見える銘柄も多いのですが、まだ下があるのではないかと疑心暗鬼になって手が出せない・・・。

米国時間のダウは9日ぶりの反発となり+119ドルでクローズ。ホワイトハウスが7月6日の対中関税発動前に協議再開を目指していると報道があったり、OPECで原油増産(予想と比べて減産)が決まり原油先物が反発したりリスクマネーにとってはプラスの展開となりました。ただ、NASDAQは-0.26%となっています。

トランプさん次第の相場環境になっています。
ただ、これまでは米国政権が貿易関係で強烈な発言をして株式市場が暴落すると、幹部はやたら弁解発言を行っていました(4月1週目の例 / クドローNEC委員長:「市場は過剰反応しないでほしい」、ロス商務長官:「米市場がこんなに驚くこと自体が驚きだ」)。リスク資産保有割合の高いアメリカなので、政権としても株価には気を配らなければならないはず・・・。何かしらエクイティマーケットに甘い発言が出ることを願いたい。

ただ、クライスラーにあるように貿易摩擦が企業業績に影響を与え始めたのは由々しき事態。
企業業績後退→レイオフ→消費減退→企業業績後退、の流れになるのでそれだけは勘弁。関連するBloombergの参考記事をシェアしておきます。

米株、中国株ともども弱含んで、中国では当局から株式市場へアナウンスがあったり、米国もメンツを気にするトランプさんからそろそろ甘い発言も出てきそうなので、持ってた売り玉は一旦手仕舞いました。先週は売り玉や、ちょこちょこ売買したりして利益は出たものの、保有メガバン株の下落に対しては焼け石に水。完全に漬物樽に入ってしまいました \(^o^)/オワタ

 ②国債利回り

まずアメリカの国債推移のグラフはこちら。

アメリカ10年債は、週をとおして概ね2.9%を挟んでの展開となりました。
ただ、6/20(水)は前日の2.89%から2.93%まで上昇。これはパウエル議長がECBのフォーラムで「中立金利(2.9%)は100ベーシスほど低いかもしれない」と発言したことが要因で、依然引締め路線に進んでいることを表しているように思います。これも円高に動きにくい理由になっているかもしれません。

あと、米国リセッションの記事がありましたのでシェアしておきます。

さすがにあと1年以内っていうのは早い気もしますけど前述の貿易摩擦に伴うクライスラーの業績悪化は気になります。。。

つづいて日本の国債推移のグラフ。

先週も0.04%を挟んだ面白くない推移となりました。
ぼやーっとグラフを見てみると2017年2月、2017年7月、2018年2月とほぼ半年スパンで10年債利回りは0.1%に近付いています。超単純な推察ですが次は2018年夏前後にそのタイミングが訪れるかな!?

また、6/22(金)に5月消費者物価指数が発表されましたので見ておきます。

総合指数(生鮮食品を除く):101.0
前月比:同水準
前年同月比:+0.7%(予想+0.7%)
⇒※日銀の誘導目標+2.0%

生鮮食品及びエネルギーを除く数値は、前月比 同水準(季節調整値)、前年同月比 +0.3%

コア指数は2018年2月に+1.0%をつけて以来伸び悩み傾向にあります。コアコア指数も+0.3%と数字に興味のない人なら完全に無視するレベル。

物価統計の第一人者も物価上昇にサジを投げたようです。
みずほの上野さんはブレずに弱い物価を唱え続け、そんなネガティブなことばっか言わないでよー、と個人的に思うこともありましたが、お見事だなあと思います。

③日米金利差とドル円

先週は米国金利が若干低下し日米金利差もやや下方に推移しました。
ドル円相場は前週から大幅な変動はなく110円を挟んでの展開となっています。
下表の赤の枠線が6/18~6/22の日米10年債利回り差と、薄ピンクの枠がその期間のドル円レンジとなります。

日・米・欧の金融政策に明確な差が出てきているせいがドル円も底堅いです。グラフのプロットを見ても上の方に推移してきています。先週も同じこと書きましたが、ファンダメンタルズは円安方向、トランプリスクで円高方向の天秤だと考えています。パウエル発言聞いていたら、なかなか円買いはできないよなぁ。

④投資部門別売買状況

6月11日(月)~6月15日(金)の投資部門別売買状況。
外国人が強烈な先物の買戻しを行ってきました。また、個人は2週連続の売り越しで、日経平均が2万2,500円を超えると売ってきているような雰囲気があります。

主要部門の先物の状況はこちら。

  • 証券自己は東証一部現金・信用合わせてで880億円の買い越し、先物は2,990億円の売り越し。
  • 外国人は東証一部現物で165億円の買い越し、先物で5,159億円の買い越し。
  • 個人は東証一部現金で1,359億円の売り越し、信用で91億円の買い越し。先物は719億円の売り越し。
  • 投信は東証一部現物で99億円の売り越し、先物は620億円の売り越し。
  • 信託は東証一部現物で293億円の売り越し、先物は879億円の売り越し。
  • 日銀ETF買入れは合計763億円となり、6/14(木)に703億円、あとは日々の12億円の買入れ。

この週の外国人による先物5,000億円超の買い越しは意外でした。6月末のファンド決算絡みの買戻しでしょうか。ちなみに、2018年1月以降から直近までの外国人の先物売買は3.06兆円の売り越し、手元にデータのある2017年9月11日以降から直近までは602億円の売り越しとなっています。

個人、投信、信託といった国内勢は総じて売り。自社株買いなどを表す事業法人は367億円の買い越しで、4月末から7週連続の買い越し、総額5,321億円に上っています。

正直なところ外国人含め売り継続だと思っていまして、先週の反発も腑に落ちません。マジにどうなるのか読めない!!!

⑤今週のスケジュール

今週の見ておきたい経済統計などはこんな感じ。

6/25(月) 5月新築住宅販売件数(米)
6/28(木) 1-3月期GDP確定値(米)
6/29(金) 5月失業率(日)

今週も統計指標は限られます。28日にはニトリの1Q決算があるので今年度の小売の出だしがどのような感じになるか少しイメージできるようになりそう。様子見したいところですが、やたらバーゲンセールのように思える銘柄が多く、ちらほら買ってしまいます・・・。基本内需中心なので国内小売は個人的に要チェックです。

さて、日曜日は外で子どもと遊んでいたら、農家の大家さんに珍しいものがあるからと呼ばれ裏の畑に行ってみました。

初めて見たのですがグミの木。

食べてみると甘酸っぱいのですが、美味しいとは言えない味・・・。

梅もなっていたので採りました。

樽いっぱいになって5kg超。
2kgぐらいもらいまして、「らっきょう酢」で漬けると美味しいそうなので漬けてみようと思います。漬け上がる頃にはうちの塩漬け株も良い味になっているかどうか・・・w

明日からもしぶとく頑張っていきましょー!!!

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