今週の投資戦略(2018/7/2~ 中国企業投資制限・イラン原油輸入制限)

今年はSell in Mayを予想していましたが、マジにそんな感じになっててつらい つД`)
相場も梅雨空。夏場になれば重苦しい雲から少しでも光が差し込み始めればいいのですが。

さて、先週のポイントは以下のとおり。
先週は仕事が忙しく良くも悪くも大して相場状況を見れてませんので簡単な更新となります。
兼業だからこそこんな時は本業を頑張ろう。

  • 米国、中国企業への投資制限報道(6/25 月)
  • トランプ大統領、イランの原油輸入停止要求(6/26 火)
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①日経平均、ダウ平均、ドル円

先週6/29(金)の日経平均は2万2,304円で引け、前週6/22(金)の2万2,516円と比べて212円安となりました。

日経平均、ドル円チャートはこちら。
国内には大した材料がないので、為替が持ち堪えて、何とか日経も保ってるような相場が続いています。自明ですが為替が崩れれば日経も崩れるはず。

ダウ・日経・ドル円チャートはこちら。
ダウは1年平均線を下抜けるかどうかの正念場。貿易摩擦で自らの首を絞め、政策金利も上昇し、マネーの本流は普通に考えると株から逃避せざるを得ないような地合いだと思います。流れを変える材料が欲しいところ。

東証一部の売買代金は週を通して11.2兆円と前週の12.8兆円から減少。1日の平均は2.24兆円(前週は2.56兆円)となりました。

また、日銀ETF買入れは合計3,599億円となり、全営業日にそれぞれ703億円、6/27(水)、6/28(木)にREITが12億円、あとは日々の12億円の買入れが行われています。6/14(木)~6/29(金)の間で日銀の買いが入っていないのは2日間のみ。日銀緩和が無かったら日経平均も余裕で2万円割ってるんだろうな~。

6/25(月)の日経は高値+40円、安値-204円、終値-178円の2万2,338円。
前営業日のダウが9日ぶりに反発ということもあって、先物はややプラスに動いていましたが貿易摩擦問題が泥沼化して続落。東証一部売買代金も1.99兆円のみの買い手不在。電気、自動車、小売(ファストリ)、通信(ソフバン)、化学などなど景気敏感株が売られました。

米国時間のダウは-328ドルの大幅安。一時-497ドルまで下がりました。これはWSJ紙が「米政権は中国資本が25%以上の企業に対し、産業的に重要な技術を持っている企業への投資制限を検討している」と報道したことが引き金。これに対してはムニューシン財務長官が以下のように「fake newsだ」と火消しに走っております。その他、ハーレーダビッドソンが対EU関税をもとに生産拠点を変更すると報道があったのも大きなニュース。

6/26(火)の日経は高値+30円、安値-234円、終値+4円の2万2,342円。
前日あれだけ米国が下げれば日本にも影響があります。前場から崩れてダメポムードでしたが、割安感なのかショートカバーなのか底値から反発。ファストリが53円、ソフバンが22円押し下げたので他の銘柄は健闘していました。しかし売るにも買うにも実に難しい相場・・・。

米国時間のダウは+30ドルでクローズ。前日の大幅安からの反発力が全くなし。この日はトランプ大統領がイランの原油輸入停止を同盟国に要求し、6月に入り64ドルまで下落していた原油先物価格が70ドルまで反発しております。

6/27(水)の日経は高値+14円、安値-137円、終値-71円の2万2,271円。
この日は6月権利落ち日。日経はレンジが150円程度と気迷い模様。TOPIXは前日比ほぼ変わらずで反発している銘柄もチラホラありました。4営業日連続の日銀買入れも行われ、ホントはもうちょっと下げてもよかった感じ。売買代金も2.2兆円なので様子見姿勢が続きます。

米国時間のダウは-165ドルでクローズ。寝る前に+285ドルまで上昇し安心して寝て起きてみると3ケタ下落でしたw この日もトランプさんが対中貿易政策が緩和するような発言をし株価プラス材料になるものの、クドローNEC委員長がそれを覆すような発言をし右往左往。ダウが-0.68%に対してはNASDAQが-1.54%とハイテクが冴えない状況が続きます。

6/28(木)の日経は高値+28円、安値-233円、終値-1円の2万2,270円。
この日は前場から大幅安で22,038円まで下落。このまま崩れる流れに思えましたが、日銀の5営業日連続の買いも入り、75日線にサポートされるかたちで大引けとなりました。

米国時間のダウは+98ドルでクローズ。-120ドルまで下落し雰囲気悪化しましたが、citiが+2.17%、BofAが+1.52%など珍しく金融セクターが上昇し上昇を牽引。まあ、ここもとダウは1,000ドル超下げているので単なる自律反発かもしれません。政権関連のニュースもそんなになく日々こうだったらなと思います。

6/29(金)の日経は高値+62円、安値-125円、終値+34円の2万2,304円。
寄付きはプラスで始まりましたが、特段国内に材料もなく後が続かずマイ転推移。後場にかけてプラスになりましたがパワー不足の微上げクローズ。さすがに今日は日銀タイムが見受けられなかったので買入れ行われていないだろうと思っていたら、ちゃっかり買っていましたwww いやね、私も買いポジ持ってるからいいんですけど、日銀さん相変わらず価格歪めまくり。

米国時間のダウは+55ドルでクローズ。この日も寄付き後は+293ドルまで上昇し、300ドル近くの上げは気持ちいいもんだと寝ましたが、起きてマーケット状況見たら吹きましたw FRBのストレステストに合格した金融株が自社株買いなど株主還元策を発表し相場を牽引しましたがその後失速。次のチャプターに米国長短金利差推移のグラフ載っけてますが、金利収入に懐疑的な見方は続いているっぽい。

先週は様子見継続していました。今週も買うにも売るにも判断が難しい相場が続きそう。政治問題がクリアにならないと手の出しようがありません。

 ②国債利回り

まずアメリカの国債推移のグラフはこちら。

10年債利回りは先々週から2.9%前半で推移していましたが、6/27(水)には2.83%まで縮小し、6/29(金)は2.85%でクローズしています。

グラフを見てのとおり長期債の利回りは低下傾向にありますが、1年モノはフラット推移。長短金利差逆転でリセッション入りだー!と各種報道は恐怖心を煽りますが、こんなマエストロのお言葉がありましたので記事をシェアしておきます。

また、以前私もこんな記事を書いたことがあるのですが、、、

直近6/29までグラフ伸ばしてみましたので載っけておきます。
前回4月にグラフ作った時より長短金利差縮まっています。楽観的に大丈夫だと言うのも勇気がいりますが、まあ、グリーンスパン氏の言うことを参考にしながら、偏り過ぎた報道(イールドカーブフラット化=リセッション→株価大幅調整)は参考程度にしておくくらいでいいのかなと思ったり・・・。
とは言え、改めてチャート見るとトランプ勝利後の株価の伸びは半端ないっすね。

つづいて日本の国債推移のグラフ。
6/14から0.04%台でずーっと推移しています。

今回もネタがないのですが、、、5月の失業率が6/29(金)に発表され、2.2%と1992年10月ぶりの値となったことと、買入れオペ減額の記事だけシェアしておきます。

③日米金利差とドル円

先週は米国金利の低下に伴い日米金利差も下方に拡大しました。
しかしドル円相場は底堅く110円台で推移し一時111円もトライするくらいの勢いも。

下表の赤の枠線が6/25~6/29の日米10年債利回り差と、薄ピンクの枠がその期間のドル円レンジとなります。

個人的には円安派でしたが、ここ最近米国長期金利が頭打ちになってきたことが気になります。110円台キープされてるのも、米欧に合わせて日銀の出口論が語られるかと思いきや、動かざること山の如しなので、円を買うに買えない状況なんですかね。

④投資部門別売買状況

6月18日(月)~6月22日(金)の投資部門別売買状況。外国人の先物買戻しが終焉を迎え現物&先物大幅売り越し。それに対し個人が押し目を拾う動きをしています。

主要部門の先物の状況はこちら。

  • 証券自己は東証一部現金・信用合わせてで300億円の売り越し、先物は4,136億円の買い越し。
  • 外国人は東証一部現物で3,900億円の売り越し、先物で4,299億円の売り越し。
  • 個人は東証一部現金で1,370億円の買い越し、信用で528億円の買い越し。先物は949億円の買い越し。
  • 投信は東証一部現物で278億円の買い越し、先物は294億円の売り越し。
  • 信託は東証一部現物で1,418億円の買い越し、先物は722億円の売り越し。
  • 日銀ETF買入れは合計2,872億円。6/21(木)以外の全立会日にそれぞれ703億円、あとは日々の12億円の買入れ。

2018年になって押し目ができると個人は買い、株価回復すると売りを出して、案外外国人より個人の方が上手くトレードしているような気しますw 今回も個人が勝つことができるか!?

外国人は売り始めると怒涛の売りが始まる傾向があるので、もう数週様子を見ても良いように思います。

⑤今週のスケジュール

今週の見ておきたい経済統計などはこんな感じ。

7/2(月) 日銀短観(日)、6月ISM製造業景況指数(米)
7/4(水) 米国休場日
7/5(木) 6月ADP雇用統計(米)、6月ISM非製造業景況指数(米)、FOMC議事録
7/6(金) 5月毎月勤労統計(日)、6月雇用統計(米)

マジか、もう7月か・・・。6月は祝日がないので逆にあっという間に過ぎていく気がします。
今週は経済統計以外にも企業決算ではイオンや良品計画の1Q発表があります。米国雇用統計も発表されますが、貿易摩擦に伴いハーレーダビッドソンのように生産国を移したり、ダイムラーのように業績下方修正を行う企業も出ていますので、それらが雇用に影響を及ぼすことが負のサイクルになるので恐ろしいところです。

相場はパッとしませんが、季節に応じた花々が綺麗になってきました。
短期的な価格変動は気にせず下がれば買い増し、長い目で資産を増やしていく心を養いたいもの。まあ、自然でも見ながらマターリやっていこう。

裏の畑の菖蒲。

マロウの花。

明日からも頑張っていきましょー!!!

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