今週の投資戦略(2018/7/9~ 米中320億円規模の商品に関税発動・6月US雇用統計)

個人投資家の皆様ごきげんいかがでしょう?

私の方はと言うとポジション落としていながらも、中長期目線の銘柄が喰らいまくって、まあ散々なものです。いちおう401kフルキャッシュなので入ろうと思えば入れるのですけど全くその気が湧きません。アメリカの中間選挙対策や日本の消費増税を見据えた経済対策・財政出動の雰囲気、安倍再選に伴う政策が出てくるまでは、このままひっそりとしておこうと思います。

さて、先週の主だったマーケットニュースは以下のとおり。キャッチアップしながら今週の相場に備えておきたいと思います。

  • 日銀短観(7/2 月)
  • 6月ISM非製造業総合指数(7/5 木)
  • 米中320億円規模の商品へ関税発動(7/6 金)
  • 米国6月雇用統計(7/6 金)
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①日経平均、ダウ平均、ドル円

先週7/6(金)の日経平均は2万1,788円で引け、前週6/29(金)の2万2,304円と比べて516円安となりました。

うーん、チャート的に底がどこなのか分からない。

ダウ・日経・ドル円のチャート。
ダウはなんとか耐えています。日経情けないぞ!!!

東証一部の売買代金は週を通して11.6兆円と前週の11.2兆円から増加。1日の平均は2.32兆円(前週は2.24兆円)となりました。

また、日銀ETF買入れは合計777億円となり、7/4(水)に705億円とREITが12億円、あとは日々の12億円の買入れが行われています。先週の日経平均は1勝4敗で日銀の買いがじゃんじゃん入っていたかと思いきや全くの拍子抜けでした。6月半ばから緩和しまくりだったので財布の紐がちょいきつくなったのか。6月は21営業日中10日間まとまった買いを入れていました。

日銀ETF買入れに関してこんな記事もあり勉強になりましたのでシェアしておきます。

さて、日々のマーケットを追っていきましょう。

7/2(月)の日経は高値+8円、安値-520円、終値-493円の2万1,811円。
保っていた日経平均がとうとう崩れました。寄り付き前に発表された日銀短観。大企業・製造業DIは2期連続の悪化(Bloombergの記事参照)。その後中国株が崩れ始め(上海総合指数-2.52%でクローズ)日本株も底なし沼。東証一部売買代金は2.29兆円と値幅の割には買い手不在。ファストリが-54円、資生堂が-20円とこれまで無双上げしていた銘柄が落ちて、案外下げそうな自動車は-14円程度となり、過熱していた銘柄が刈られたイメージ。

NY時間のダウは+35ドルの24,307ドルでクローズ。午前中に-230ドルまで下落しましたが、マイクロソフトが+1.4%、GSが+1.2%とITや金融が牽引。週明けの政治ニュースは落ち着いたものとなりました。しぶとい米株です。

7/3(火)の日経は高値+116円、安値-237円、終値-26円の2万1,785円。
この日も終値では26円安にすぎませんでしたが、見当のつかない相場が続きます。
と言うのもヒートマップを貼り付けておきますが、外需の電気機器が上げてると思えば機械や化学が下げていたり、ディフェンシブの医薬が上げていると思えば食品が下げていたり、超ちぐはぐで無茶苦茶。流れが読めません。

NY時間のダウは-132ドルの24,174ドルでクローズ。この日は短縮取引でしたが、ダウ構成銘柄ではアップルが-1.74%、インテルが-1.45%となったり、アルファベットが-2.18%、ツイッターが-2.42%とIT・ハイテクが冴えません。

7/4(水)の日経は高値-1円、安値-181円、終値-68円の2万1,717円。
日本株は下げ止まりません。前日の米国市場も弱く中国株も安く始まり、日経は一時181円安まで下落。月曜・火曜行われなかった日銀買いが入り下げ幅縮小し-68円でクローズしましたが、夜間は米国市場休場ということもあり売買代金2.1兆円の小商い。

この日の米国市場は休場。荒れた相場なので一息つくのは嬉しい。

7/5(木)の日経は高値+34円、安値-255円、終値-171円の2万1,546円。
日経4連敗目。下落の寄与度が最も大きかったのがファーストリテイリング。ファストリもチャート上は26週線に近付いてきたので、そろそろ売り終わりを願いたい。

NY時間のダウは+181ドルの24,356ドルでクローズ。久しぶりの3ケタ上昇は気持ちが良いもの。メルケル首相が米国産自動車について関税を下げる用意があると述べたりFOMC議事要旨では「2019年か2020年まで利上げを続けることが適切」、「貿易政策の不確実性は経済に悪影響」といった旨が書かれたり、ISM非製造業景況指数が前月比低下予想に反しプラスの結果となったり市場はリスクテイク。ただ、10年債利回りは2.84%と前日比+1bpsのみでした。

7/6(金)の日経は高値+320円、安値+96円、終値+242円の2万1,788円。
この日の日経は大幅反発。米国の対中関税発動判断の期限でしたが、予定通り米政権は関税を発動。どうやら市場はアク抜け判断となった模様で、電気が+83円、医薬品が+60円(うち、エーザイが55円)の日経プラス寄与。エーザイ除くと190円ちょいの上昇にすぎないし、この値幅なのに売買代金は2.4兆円のみなのでで反発の狼煙と言うには心もとなし・・・。

NY時間のダウは+99ドルの24,456ドルでクローズ。米中関税の影響はこちらもアク抜けとなった模様。ただ、中国銘柄のボーイングは+1.46%、キャタピラーは-0.4%とまちまちな動き。Nasdaqは+1.34%とハイテクはまだ気を吐いています。また、6月雇用統計が発表となり比較的強い結果に(後述)。日本株はクソ下げイメージがありますが、実はダウは6営業日5勝1敗という強さ。

この前は大阪で大地震があり、先週末は豪雨災害があり、私も地元が災害地の近くで心配をしております。姉の家はトイレが使えなくなったそうで、命に別状はありませんが、地獄模様なそう。

思い返すと昨年豪雨災害があった際に、建設技術研究所(9621)という河川の治水・灌漑コンサル銘柄を買っておりました。ここもとのニーズに合った銘柄だと思うのですが、Brexitで建設受注減るなかイギリスの建設会社をM&Aしたり、労務コストが上昇傾向にあったり、IRが地味だったりと手放したのですが、今後どうなるかなあとwatchしておきたいなあと思いました。

あと、小売りの1Q決算が出てきていますので状況チェック。カッコ内は昨年1Qの数値です。

イオン:売上2.10兆(2.06兆)、経常402億(374億)、純利65億(36億)
7&i:売上1.59兆(1.46兆)、経常863億(841億)、純利428億(336億)
良品計画:売上1.06兆(0.97兆)、経常133億(118億)、純利95億(78億)
吉野家:売上497億(484億)、経常-0.44億(8.37億)、純利-3.88億(4.19億)

それぞれ対計画でどうかを見ないといけませんけど、昨対では悪くはないスタート。ただ、吉野家は悲鳴が聞こえてくる業績・・・。食材コストや人件費などが増えたとのことですが、他の銘柄では鳥貴族が値上げ策失敗で下方修正出したりと、消費者の価格意識は根強いようです。マクドナルドはめちゃ強いのですが、飲食の投資判断は波に乗れるかどうかで難しいですね~。

 ②国債利回り

まずアメリカの国債推移のグラフはこちら。

アメリカ10年債利回りは低下継続。
週始めの7/2(月)は2.87%で始まり、7/6(金)は2.82%まで下落しました。

7/5(木)に、タカ派となった6/13(水)のFOMC議事要旨が発表されていますので、いつも参考になるロイターの記事をシェアしておきます。

あと、7/6(金)に6月雇用統計が出ていますので内容チェック。

2018年6月失業率 :4.0%(前月3.8%、前年4.4%、予想3.8%)
2018年6月平均時給 :26.98ドル(前月26.93ドル/+0.2%、前年26.26ドル/+2.74
%、予想 前年+2.8%)
2018年6月非農業部門雇用者数 :前月比+21.3万人(予想+19.5万人)

非農業部門雇用者数5月分は+22.3万人→24.4万人に上方修正。5月分平均時給も+2.70%→+2.74%と少しながら上方修正。

6月平均時給は予想には届きませんでしたが、2カ月連続の+2.7%台となりまして安定的に強い結果が見て取れます。失業率も上昇しましたが、好条件を求めた自発的失業が出ているようで、雇用は好サイクルの模様です。ただ、今後はトランプ関税による業績悪化&レイオフがありそうなので手放しに喜べません。

つづいて日本の国債推移のグラフ。

株も弱含んでいますので金利も低下傾向です。
先週も日銀委員からの「粘り強い緩和」といった声が聞こえておりまして、じゃぶじゃぶマネーに変わりはありません。

③日米金利差とドル円

先週とその前の週の日米金利差はほぼ変わらず。
ですが、週始めの月・火のドル円は111円台に入っておりました。

下表の赤の枠線が7/2~7/6の日米10年債利回り差と、薄ピンクの枠がその期間のドル円レンジとなります。

グラフを見てのとおり、じりじりドル高方向に踏み上げています。

④投資部門別売買状況

6月25日(月)~6月29日(金)の投資部門別売買状況。前週に続き外国人の大幅売り越し&個人の押し目買いとなりました。また、6月末要因か信託が大幅買い越しとなりました。

主要部門の先物の状況はこちら。

  • 証券自己は東証一部現金・信用合わせてで797億円の売り越し、先物は4,534億円の買い越し。
  • 外国人は東証一部現物で2,857億円の売り越し、先物で4,096億円の売り越し。
  • 個人は東証一部現金で398億円の買い越し、信用で348億円の買い越し。先物は959億円の買い越し。
  • 投信は東証一部現物で620億円の買い越し、先物は115億円の売り越し。
  • 信託は東証一部現物で2,121億円の買い越し、先物は1,287億円の売り越し。
  • 日銀ETF買入れは合計3,599億円となり、全営業日にそれぞれ703億円、6/27(水)、6/28(木)にREITが12億円、あとは日々の12億円の買入れ。

前週とほぼ変わりはありません。売り始めると売り続ける外国人の考えが変わるまでは様子見継続。大きなトレンド転換となる政策が出ないうちは爆買いにつながらないかと。また、業績買いをするにもまだ長い1年の夏前半で今の時点では動きにくいか。8月1週目くらいからの1Q決算が始まる頃にマクロ的にも良いニュースが出始めれば買いたいなあと思うのですが。

⑤今週のスケジュール

今週の見ておきたい経済統計などはこんな感じ。

7/11(水) 5月機械受注(日)
7/12(木) 6月消費者物価指数(米)
7/13(金) 6月貿易収支(中)

その他に企業決算では7/12(木)にファストリ、7/13(金)からJPMやCitiなど米金融決算がスタートします。安倍総理も7/11(水)からEU・中東訪問するようです。

いつ買うかをちゃんと考えなきゃなと思うものの、売るにも買うにも気乗りしないスランプ状態。大和証券のレポートを読んでいると日本株PERは12.9倍となっており、だいぶ落ちたなあとちょっと欲が湧いてきましたが、ジリ下げチャートは嫌なもの。長い下ヒゲを見てからでいいかなぁ。

さて、ブログを書くのは実に楽しいのですが、仕事にプライベートにてんてこ舞いで文章書くのになかなか時間が取れなくなってしまっております。更新頻度が低いのですが、見てくださっている方もいらっしゃるようなので、参考となる情報はシェアしたいなあと株好きマインドはやきもきです。まあ、実世界で色々とネタを仕込みまして、余裕できたらまったり書いていこうと思いますので、飽きずにお付き合いくだされば幸いです。

週末は会食で高尾山にある「うかい鳥山」に行ってきました。

高尾山の外れにこんな立派な料亭があるとは知りませんでした。
とても広い庭園で、20時からは全館真っ暗にしてホタル狩りを行うというサービスも提供。東京ではホタルなんて見えないですもんね~。

ご飯は炭焼き料理がメインディッシュで鉄板で美味しい牛肉や鶏肉を焼いて食べました。

明日から市場はオープンですが、頑張っていきましょー! 私はマターリやっていきまつ。

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