今週の投資戦略(2018/7/23~ 引締め路線のFRBと低金利派のトランプさん)

暑い日が続きますが、一時的に??相場もホットにサマーラリーの様相を呈してきました。リスクは抑え気味のポジションでしたが上がる分には気持ちもアガります。ただ、トランプさんは相変わらず傍若無人・・・。

先週の主だった相場関連ニュースは以下の通り。今回も振り返りを行いながら月曜以降の相場に備えておきたいと思います。

  • 中国4-6月期GDP 予想通りだが減速傾向(7/16 月)
  • トランプ大統領&プーチン大統領の首脳会談(7/16 月)
  • パウエル議長発言 利上げ継続(7/17 火)
  • トランプ大統領「金利が上がるのを見るのは好ましくない」(7/19 木)
  • トランプ大統領「中国、EU、その他の国は為替を操作している」(7/20 金)
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①日経平均、ダウ平均、ドル円

先週7/20(金)の日経平均は2万2,697円で引け、前週7/13(金)の2万2,597円と比べて100円高となりました。

うおっ、ドル円の行って来い感がハンパない。。。

ダウも日経も戻り高値となれるかの正念場。日経はローソクで見ても戻り売りが出てる感満々ですが、来週以降の主要企業1Q決算が抵抗線を抜ける燃料となれるかどうか。

東証一部の売買代金は週を通して9.3兆円(4営業日。前週は11.6兆円)。1日の平均は2.33兆円(前週は2.32兆円)となりました。

また、日銀ETF買入れは合計48億円となり、日々の12億円の買入のみ。ありゃっ!木曜日・金曜日とマイナスになりましたが買入れが入っていませんでした

7/16(月) 日本市場は休場
日本市場は休場。久しぶりのお休み。ただ、この日は中国4-6月期GDPが発表され、前年同期比+6.7%と予想と一致。ただ、1-3月期は+6.8%であったため、そこからは減速傾向。2017年7-9月以来の減速となります。

NY時間のダウは+44ドルの25,064ドルでクローズ。この日は6月小売売上高の発表があり、予想通りの前月比+0.5%、前年比+6.6%と良い数値。また、BofAの好決算で前営業日に下げた金融株が反騰しBofAが+4.31%、JPMが+3.97%、GSが+2.22%。10年債利回りも好調な小売売上高に影響されてか2.83%→2.85%に拡大しましたが、原油先物価格は71.01ドル→68.06ドルの大幅下落となっています。政治面ではトランプ大統領&プーチン大統領の首脳会談が実施され、ロシア有利な展開で、米国ではトランプ氏へ非難の嵐となっているようです。これも後々の各種暴言に繋がっているのかも。

7/17(火)の日経は高値+235円、安値-22円、終値+100円の2万2,697円。
日経平均は寄付き後から堅調に推移。大引けに尻すぼみになりましたが、ファナックやソフトバンクを除きほぼ全ての大型銘柄は上げていました。東証一部売買代金は連日2.5兆円を超え商いが少しずつ伴ってきました。

NY時間のダウは+55ドルの25,119ドルでクローズ。小安く始まりましたが4日続伸としっかり。この日はパウエル議長発言があり、「向こう数年間にわたり力強い労働市場がつづく」、「国内、国外の経済成長見通しは引き続き堅調」といった楽観的な見通しと政策金利の漸進的な引き上げの方針を示しました。そしてドル円も113円台に突入し日経先物も強含み。全体的にリスクオンになってきました。

7/18(水)の日経は高値+252円、安値+97円、終値+97円の2万2,794円。
為替主導で株も上げ、もう少しで2万3,000円の大台でしたが安値引けとなりました。個人が逆張っていたので利確でもしてきたのでしょうか。この日もファーストリテイリングが新高値で日経平均を39.7円押し上げています。

NY時間のダウは+79ドルの25,199ドルでクローズし5日続伸。モルガンスタンレーが好決算で+2.81%と堅調推移。同社の20%株主のMUFGを未だにしばしばナンピンしているのですがこちらは冴えませんorz

7/19(木)の日経は高値+132円、安値-33円、終値-30円の2万2,764円。
4日続伸中の日経平均でしたので、さすがに売りに押されました。と言っても、いつもファストリが日経平均を36円近く押し下げてたので、これがなければプラス引けw 為替も113円台から112円台に入ったことも影響してそうです。

最近はやたらこの衣料メーカーに日経平均が振られている気がしてならなかったのですが、この記事は参考になりました。さすがに市場が歪み過ぎてると思います。。。

NY時間のダウは-134ドルの25,064ドルでクローズ。貿易問題はそっちのけの適温相場でしたが、この日はトランプ大統領が「金利が上がるのを見るのは好ましくない」、「(ドルの上昇はアメリカを)不利な状況に置いている」とTVでのインタビューに答え、金利は低下&為替が一時ドル安傾向に。はい、また実体経済に対していらんことをしました。

7/20(金)の日経は高値+105円、安値-223円、終値-67円の2万2,697円。
トランプ発言を受けたものの寄付き後は地味に粘る日経さん。ただ、その後急落し200円を超える下げになりましたが引けにかけては戻し基調。さすがに日銀買いが出たなと思っていましたが、何もしていなかったのがかなり奇跡。

NY時間のダウは-6ドルの25,058ドルでクローズ。トランプさんが以下のように「中国、EU、その他の国は金利と為替を捜査している」とツイートしたり「中国製品5,000億ドル相当に追加関税をかける用意がある」と述べたり市場をかく乱。株価こそ底堅かったものの、113円付近まで上昇していたドル円が一気に111円台まで下落してしまいました。

週末にかけてトランプ砲が炸裂して、また目先何とも言えなくなってきましたが、中小型株がだいぶ復活してきたように思います。激下げのマザーズ指数に見られるよう、どよ~んとした期間が長く続き、たまにはS高クレクレと思っていましたが、先月何枚か拾ってたカヤック(3904)が久しぶりにS高つけてくれました。まあ株なんて上がると思ってもたやすく上がるわけじゃないし、かと思えば意図せず急騰するし、株価変動は気にせず会社として応援できる銘柄に出会いたいなぁと思います。

さて、かの貿易戦争ですが、だいぶ消化されてきた感もあるのですが、私は怖くて追加順張り買いは全くできていません。どれくらいの経済的なマイナス効果があるのか全く未知数なので、専門家のお考えを聞くしかないかと思っております。

パリバの河野さん。

ロイターの記事。

うーん、楽観的にはなれないよなぁ・・・。

 ②国債利回り

まずアメリカの国債推移のグラフはこちら。

アメリカ10年債は、週始めの7/16(月)は2.85%から始まり、7/17(火)にパウエル議長から漸進的な利上げ方針の説明がありましたが、その日は2年債が3bps上昇するのに対し10年債は1bpsのみの上昇。長短金利差はタイトニングしました。また、その後上述のとおり7/19(木)にトランプ大統領が「金利が上がるのを見るのは好ましくない」と述べたり、7/20(金)に「中国、EUなどは金利を操作している」、と述べて米国金利低下するかと思いきや、10年債は2.89%まで上昇する結果となりました。まあ、2年債は伸びはしなかったので、短いゾーンの上昇が抑制されたかたちになったのですかねぇ。

つづいて日本の国債推移のグラフ。

週始めは0.039%で始まり、その後は0.044%まで上昇しましたが、トランプ発言もあり0.03%まで下落し週を終えています。マーケットネタは尽きているのでその他はノーコメント・・・。あ、7/20(金)に6月CPIが発表されコア指数は前年比+0.8%、コアコア指数は+0.2%となっていました。またCPIの記事書き残しておきます。

③日米金利差とドル円

先週の日米金利差も先々週とほぼ変動なし。ただ、周知のとおりドル円が一時113円台に入るなど為替はドル高方向に振れましたが、トランプ大統領のドル安容認発言など値幅の荒い展開。下表の赤の枠線が7/16~7/20の日米10年債利回り差と、薄ピンクの枠がその期間のドル円レンジとなります。

日米金利差ベースでは線形に近い、ほどよい価格帯ですが、パウエル議長的には利上げ推進、トランプ大統領的には利上げに釘差し(ただし政権はFRBの独立性を主張)と、またまたトランプ砲を気にせざるを得ない展開となりそうです。こういうの嫌だなあ。

④投資部門別売買状況

7月9日(月)~7月13日(金)の投資部門別売買状況。為替の円安に伴ってか、外国人が現物で2018年1週目以来の大幅買い越しとなりました。

主要部門の先物の状況はこちら。

  • 証券自己は東証一部現金・信用合わせてで1,531億円の売り越し、先物は2,607億円の買い越し。
  • 外国人は東証一部現物で3,246億円の買い越し、先物で423億円の売り越し。
  • 個人は東証一部現金で1,663億円の売り越し、信用で689億円の売り越し。先物は1,189億円の売り越し。
  • 投信は東証一部現物で4億円の買い越し、先物は546億円の売り越し。
  • 信託は東証一部現物で73億円の売り越し、先物は606億円の売り越し。
  • 日銀ETF買入れは合計765億円となり、7/11(水)に705億円、あとは日々の12億円の買入れ。

冒頭に述べた通り外国人の現物買いが年始以来の高水準。それに対し、逆張り個人が上げたところでまとまった売りを入れてきています。2018年初からこの構図が続いており、日経平均が2万3,000円付近になると個人のしぶとい売りが出てきますので、上抜けるには更なる円安や政策等、追加材料が必要だと考えています。1Q決算が上抜け材料になればいいのですが。

⑤今週のスケジュール

今週の見ておきたい経済統計などはこんな感じ。

7/23(月) 6月中古住宅販売件数(米)
7/25(水) 6月新築住宅販売件数(米)
7/26(木) ECB理事会
7/27(金) 4-6月期GDP(米)

その他に早速国内の4-6月期決算が出てきまして、三菱自動車、日本電産などなどを皮切りにスタートします。まだ最初の3ヶ月にすぎませんが決算プレイが行われるのかなぁ。

ところで雨が全く降りませんね。昨年はこの時期コカコーラ株を購入してましたが、今年も猛暑関連ということで物色を再開しました。よみうりランドなんてプールのお客さん増えるのかなと思うものの、暑すぎて外に出ている人が多くないようにも思います・・・。

強い日差しが続きはしますが、今のところ??植物は元気に綺麗な姿を見せてくれています。

家の裏のユリ。

これはなんて言うのでしょう。

明日からも夏バテせず頑張っていきましょー!

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