今週の投資戦略(2018/8/13~ 中国貿易統計・日本GDP・トルコリラ安)

みなさまもうお盆休みには入られましたでしょうか。
相場も商い薄い中まったりモードならいいな~と思っていましたが、典型的な売り仕掛けがあったように思います。まあ、ゆっくり休んで、気付いたら安くなってるから買うかくらいなノリで臨みたいものです。

さて、先週の主だった経済ニュースは以下のとおり。今回も振り返りを行いながら月曜日以降の相場に備えておきたいと思います。

  • 中国貿易統計、ドル建て輸出額予想超過(8/7 水)
  • 日本4-6月期GDP 2四半期ぶりプラス成長(8/10 金)
  • トランプ大統領トルコに追加関税。トルコリラ大幅安(8/10 金)

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①日経平均、ダウ平均、ドル円

先週8/10(金)の日経平均は2万2,298円で引け、前週8/3(金)の2万2,525円と比べて227円安となりました。

日経平均、ドル円チャートはこちら。うーん、もうちょい下に突っ込みそう。
ちなみに去年の今頃はミサイルぼんぼん飛んでたのね。時代は変わるもんだ。

ダウ、日経平均、ドル円チャートはこちら。むう、米株は下げたとはいえ上目指しそうだけど・・・。月曜下に突っ込むか、持ち直すかで分かれ目となりそう。

東証一部の売買代金は週を通して11.5兆円と前週の13.6兆円から減少。1日の平均は2.31兆円(前週は2.72兆円)となりました。SQあったけど売買膨らんでいません。

また、日銀ETF買入れは合計763億円となり、8/10(金)に703億円と、あとは日々の12億円の買入れが行われています。

8/5(月)の日経は高値+110円、安値-39円、終値-18円の2万2,507円。
前場は最大100円超の上げとなりましたが全体的に強弱マチマチな動き。ソフトバンクが上昇を牽引したり、トヨタは下げたりと全体の方向感はありません。この日はTOPIXの方が高い下落率となりました。また、上海総合指数は4日続落。トランプさん中国株の下落見てニンマリしてるんだろうねぇ。

NY時間のダウは+39ドルの25,502ドルでクローズ。寄付き後はダウは軟調に推移し、その後プラ転。Nasdaqは金利低下(10年債2.94%)したこともあってか堅調に推移。目立った話題は特になし。

8/6(火)の日経は高値+159円、安値-8円、終値+155円の2万2,662円。
前日引け後にソフトバンクが好決算を出し、同社株は+6.5%となり2017年11月ぶりの10,000円奪回!孫さんは6月の株主総会で「買いか売りかというと、絶対に買いだ」と強気発言をしていましたがその通りとなり、日経平均を68円押し上げ。また、安値更新となるかの崖っぷちだった上海総合指数は+2.7%と反発したことも買いにつながった模様です。ま、東証一部売買代金2.1兆円なので知れてますけどね。

NY時間のダウは+126ドルの25,628ドルでクローズ。中国株の反騰が相場マインドを安心させたようにも報道されていますが、なんか上げの出来レースに感じるなぁ。また、金利も上昇し金融株も上げてきたり、テスラのイーロン・マスクCEOが株式の非公開化をツイートし+11%の大幅上昇となったりしています。

やっぱすげーなこのお方・・・。
これなんて完全にネタ。俗に言う売り豚ざまぁってやつですな。

8/7(水)の日経は高値+138円、安値-52円、終値-18円の2万2,644円。
堅調な米株を背景に前場には2万2,800円を付けるタイミングもありましたが、13時45分くらいから謎の急落でマイナス引け。資生堂が13時30分に営業利益2倍超の好決算、業績上方修正、増配リリースを出していましたが、市場予想に届かないということで一時-7.5%と物凄い決算プレイとなっていましたw

また、中国の7月貿易統計が発表されまして、ドル建て輸出額は前年比+12.2%と市場予想の10%を超過。関税設定後でしたが好調な数字でトランプさん反発必至との報道もありました。以下ロイターの記事が参考になりましたのでシェアしておきます。元安で輸出増加というのはなるほどなぁと。

NY時間のダウは-45ドルの25,583ドルでクローズ。Nasdaq5ポイントのプラスで両指数とも値幅は限られています。ウォールストリートの投資家さんたちはバカンス中ですかね。

8/9(木)の日経は高値+4円、安値-147円、終値-46円の2万2,598円。
この日は自動車関連で、マツダ、スズキ、ヤマハ発動機の排ガス・燃費関連不正ニュースがあり高値ぶっ飛び中のスズキが大幅安。自動車セクターが足を引っ張りましたが、終値はしぶとく戻しました。売買代金2.1兆円の夏休み相場です。

NY時間のダウは-74ドルの25,509ドルでクローズ。この日も寄付き後からレンジの狭い動きで引けにかけてマイナス幅拡大。Amazonが上場来高値更新中ですが、アメリカもバカンス相場継続中。

8/10(金)の日経は高値+10円、安値-326円、終値-300円の2万2,298円。
夏休み中に投機筋が仕掛けてきたのでしょうか。前場からやや弱含んでいましたが、13時過ぎから更に弱含み、14時過ぎから一段安となりました。中国株が死んだのかと思いきや上海総合指数は前日比ほぼ同値。夜間の欧米市場でリスクオフの株安・債券高・新興国通貨安になったわけですが、日本の市場はその前哨戦となっていたようです。4-6月期GDPの発表があり市場予想を上回っているのにねぇ。短期仕掛けはヤダヤダ。

NY時間のダウは-196ドルの25,313ドルでクローズ。日経電子版の記事にあるように、ただでさえ弱っていたリラが更に急落しました。

以下リラ円のチャートですが断末魔の声が聞こえてきます・・・。1年くらい前からリラを進める投資勧誘の電話が継続的にかかってきてましたが、あの営業の兄ちゃんだいぶ恨み買ってるだろうなぁ。。

リラが急落し、トルコ向け債権の多いドイツ銀行が4%安となっています。ドイツ銀行は中国リスクにも晒されながら大丈夫かと不安に思ってしまいます。

そんなこんなで、相場に方向感なく売り仕掛けられやすい雰囲気満々でしたので、結局先週も買っていません。また、マンデベ、地方建築セクターは売り目線継続中で、1879を売り建てていましたが、これは思った方向になりました。その他に、長谷工(1808)、新日本建物(8893)、北野建設(1866)などウォッチしてるのですが決算後反発、大京(8840)は下げとなりエントリーのタイミングでは焼かれてしまうので恐る恐る・・・。

また木曜日はmixiやメルカリの決算がありましたが、それぞれ金曜日は-7.9%、-10.7%。ただでさえ売りが売りを呼んでいるマザーズ指数ですが目も当てられない状況です。

株関連サイト巡回していると悲観的なコメントが多いように感じますが、信用買残MAXの3月後半の返済となる9月後半と、米国中間選挙の11月頭が近しいスケジュールとなりますので、8月は辛抱し、押し目では買うスタンスで臨みたいと思います。まあ、今年はSell in May想定でしたので粘り強くがんばるぜ(キリッ

 ②国債利回り

まずアメリカの国債推移のグラフはこちら。

アメリカ10年債は、週始めの8/6(月)は2.94%で始まり、株高となった8/7(火)は2.98%まで上昇。その後8/8(水)の良好な10年債入札があり、株のモタモタと並行しながら、利回りは低下していき、8/10(金)はトルコリスクで2.87%まで急低下し終了しました。

世界の10年債利回りをざくっと見てみると、ドイツ0.4%、フランス0.7%、イギリス1.3%、イタリア2.9%、カナダ2.3%程度ですので、アメリカのソブリンリスクで3%近く取れるというのは配当目的の投資家には魅力的なんでしょうね。イタリアの利回りとほぼ一緒というのは・・・w

あと、8/10(金)の金利は大幅低下となったわけですが、7月CPIは大幅上昇となっていますので書き残しておきます。このコアCPIの伸び幅は2008年9月以来という凄い値です。

7月消費者物価指数(食品・エネルギーを除く):257.867
前月比:+0.2%(季節調整値、予想+0.2%)
前年同月比:+2.35%(予想+2.3%)
※食品・エネルギー含む総合指数は前月比+0.2%(予想+0.2%)、前年同月比は+2.95%(予想+2.9%)

つづいて日本の国債推移のグラフ。

JGB10年債は、週始めの8/6(月)は前日比ほぼ変わらずの0.11%で始まり、そのまま週末まで同じ水準で推移しました。早速もう落ち着いたのか!w 今後は0.1%を中心に、リスクオン・リスクオフや、その他の中央銀行の政策をにらみながら動く展開になるのかな。

その他経済統計で、6月の日本の労働統計がありました。
今回は賃金上昇率が名目ベースで+3.6%と21年ぶりの高水準!でも、特別給や所定外給が大きな伸びでしたので、来月はいつも通りに戻るかな。

③日米金利差とドル円

先週は米国金利が8/10(金)に急低下し、日米金利差も下方に拡大しました。下表の赤の枠線が8/6~8/10の日米10年債利回り差と、薄ピンクの枠がその期間のドル円レンジとなります。

ドル円相場もジリジリ円高になりはしましたが、グラフを見てもまだ円安位置にあります。これはしぶとくドル高維持されていると判断すべきか、円高余地があると見るべきか。流れ的には円高に思うのですがね~。ドイツ銀行を始めとする欧州の金融機関リスクが言われ始めたら特に円は買われると思います。

④投資部門別売買状況

7月30日(月)~8月3日(金)の投資部門別売買状況。外国人が2週ぶりに先物で大幅な売り越し、個人は信用で買い越しとなりました。下げの典型的なパターンな気がする・・・。

主要部門の先物の状況はこちら。

  • 証券自己は東証一部現金・信用合わせてで1,607億円の売り越し、先物は2,959億円の買い越し。
  • 外国人は東証一部現物で501億円の売り越し、先物で2,958億円の売り越し。
  • 個人は東証一部現金で199億円の売り越し、信用で755億円の買い越し。先物は534億円の買い越し。
  • 投信は東証一部現物で513億円の買い越し、先物は266億円の買い越し。
  • 信託は東証一部現物で922億円の買い越し、先物は763億円の売り越し。
  • 日銀ETF買入れ額は日銀ETF買入れは合計777億円となり、7/31(火)に705億円、8/1(水)にREITが12億円、あとは日々の12億円の買入れ。

冒頭に述べた通り外国人のまとまった先物売りが入ってきました。外国人の先物は売りor買い始めるとその方向に行く傾向があり、また、この夏の商い少ないバカンス期間なので売りが続く気配がしてなりません。タイミング良いことにトルコ不安も出てきてるし、売り崩しにかかってるっしょこれ。何を血迷ったか個人が信用で買い越してきたし、その結果が先週末からの大きな下げのように思います。

月曜以降も夏休み相場で商い少ないでしょうから、売り筋に着いて行った方が良さそう。

⑤今週のスケジュール

今週の見ておきたい経済統計などはこんな感じ。

8/14(火) 7月小売売上高(中)
8/15(水) 7月小売売上高(米)
8/16(木) 7月住宅着工件数(米)

米中ともに個人消費が良くても、売り本尊主導でそれをかき消すネガティブニュースが市場を席巻しそう。まあ相場は需給だからしゃーないね。

相場はどうしようもなさそうなので、最近食べた美味しい物の写真UPしますw

某湘南のホテルのハンバーガー。

同ホテルのサラダ。

古民家カフェで食べたかき氷。

来週も無理せず頑張っていきましょー。無理せず様子見、ずいぶん安くなったら買い!
良いお盆をお過ごしくださいませ。

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