今週の投資戦略(2018/9/18~ 日経終値2万3,000円超!・トルコ利上げ・米中駆け引き)

祝、日経終値2万3,000円超え!
とんとん拍子で株価は上に駆け上がっていきましたね。なんだかんだで9月後半に入り、2018年もあと3か月。最後にいいパフォーマンスを残して今年も終わりたいなー。

先週の相場を動かした主なニュースは以下のとおり。今回も振り返りを行いながら月曜日以降の相場に備えておきたいと思います。

  • 4-6月GDP改定値大幅上方修正(9/10 月)
  • 米中貿易、ムニューシン財務長官が中国高官を協議に招請(9/12 水)
  • トルコ6.25%の大幅利上げ(9/13 木)
  • トランプ大統領、対中強硬姿勢(9/13 木、9/14 金)
  • 日経平均終値で2万3,000円超え(9/14 金)
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①日経平均、ダウ平均、ドル円

先週9/14(金)の日経平均は2万3,094円で引け、前週9/7(金)の2万2,307円と比べて787円高となりました。週次で結構上げまして、かなりいい感じの週足長陽線。

日経平均、ドル円チャートはこちら。
終値ベースでは5/21(月)に2万3,002円をつけて以来4ヵ月ぶりの節目超えです。

ダウ、日経平均、ドル円チャートはこちら。
ダウは2万6,000ドル近辺でもみ合っていますが、日本株に継続的な見直し買いが入ることを期待しております。

東証一部の売買代金は週を通して12.0兆円と前週の10.3兆円から増加。1日の平均は2.40兆円(前週は2.07兆円)となりました。SQ日の金曜日は3.3兆円まで膨らんでいます。

また、日銀ETF買入れは合計763億円となり、9/12(水)に703億円、あとは日々の12億円の買入れが行われています。

9/10(月)の日経は高値+89円、安値-58円、終値+66円の2万2,373円。
日経平均は7営業日ぶり反発。寄付き後は軟調にスタートしましたが、その後は値ごろ感からか反発し東証一部は値上がり1,202に対し値下がり808銘柄となりました。この日は4-6月期GDP改定値の発表があり速報値の+1.9%(年率換算)から+3.0%に大幅上方修正。修正しすぎだけどプラスだからまあいいかw

NY時間のダウは-59ドルの25,857ドルでクローズ。Nasdaqは5日ぶり反発しまちまちな展開。トランプ大統領がアップルに対しアメリカに工場を作れとツイートして同社株が下げたり、ユナイテッドヘルスが投資判断引き下げで3%超下げたのもダウ指数の足を引っ張りました。

9/11(火)の日経は高値+294円、安値+84円、終値+291円の2万2,664円。
むう、日経平均はいい具合に反発してくれました。が、日経が+1.30%に対しTOPIXは+0.67%と上げ幅は約半分。これもファーストリテイリングが年初来高値で日経平均を47円押し上げ、ソフトバンクも27円押し上げていました。電気、機械、医薬と日経続伸に寄与していましたが、自動車や銀行は軽くなく、なんとまあ東証一部騰落状況を見ても値上がり1,058に対し値下がり942銘柄でTOPIXがダメだった模様。報道では「海外投資家から先物に断続的な買いが入った」となっていました。

NY時間のダウは+114ドルの25,971ドルでクローズ。寄付前の先物も弱く、その後もマイナススタート。トランプ氏の暴露本の発売日でしたので嫌な雰囲気だなーと個人的に思っていましたが、最後は3桁プラスに。Nasdaqもプラスで地合いは好調。アップル、マイクロソフト、フェイスブック、ネットフリックスなどなどITセクターも好調です。この日は労働省の7月求人件数が過去最高を更新、離職率は17年ぶり高水準、といった強い経済のニュースも発表されました。

9/12(水)の日経は高値+45円、安値-142円、終値-60円の2万2,604円。
前日の夜間先物がプラス圏で推移していた日経平均は寄付きからプラススタート。ただ、前日に300円近い上昇となったことや、中国株が軟調に推移したことから一時140円近くのマイナスに。最終的には日銀ETF買入れも発動し下げ幅縮小し大引けとなりました。

NY時間のダウは+27ドルの25,998ドルでクローズ。この日は米中貿易に関し、ムニューシン財務長官が主導し中国高官を協議に招請したと報道されたり、クドローNEC委員長が「中国と現在連絡を取り合っている」と述べ市場は好感。ボーイングが+2.36%、キャタピラーが+1.58%と中国銘柄が堅調でした。

9/13(木)の日経は高値+254円、安値+39円、終値+217円の2万2,821円。
前夜の米中貿易交渉に関連し中国側が歓迎する姿勢を表明。日経平均は寄付き+53円でしたが、その後はアクセル全開で+200円超で推移。ファーストリテイリング、ソフトバンクが年初来高値を更新し、また、TOPIXも日経平均を上回る上げ幅となっていました。ただ、アドバンテストや信越化学といった半導体は引き続き超軟調。

NY時間のダウは+147ドルの26,145ドルでクローズ。この日は色んな動きがありました。まずトルコが6.25%の大幅利上げを行い政策金利は24%に。事前予想は3~4%だったこともありリラ高となりました。また、NAFTA協議に関してカナダやメキシコから前向きな発言があったりしましたが、トランプ大統領は以下のように米中貿易でアメリカは全然困ってねーぜ!と吠えたのは株にはネガティブに働いたようです。

9/14(金)の日経は高値+284円、安値+144円、終値+273円の2万3,094円。
終値ベースで2万3,000円奪回!おめ!!!メジャーSQの日でしたが寄付き2万3,035円スタート。その後は2万3,000円を境にした攻防でしたがドル円も112円手前まで続伸し輸出セクターが堅調。これまで続落していた半導体セクターもプラス推移し、SQということもありますが、東証一部売買代金は3兆円を超えてなかなかの商いです。

NY時間のダウは+9ドルの26,154ドルでクローズ。この日は8月小売売上高が発表となり予想前月比+0.4%のところ結果は+0.1%。ただ、7月分が+0.5%から+0.7%に上方修正されていたのでマーケットにはマイナスの影響もなく為替は112円台で推移。が、トランプさんが対中2,000億円の追加関税の手続きを進めよと指示したと報道があり株価は急落。その後もとに戻しましたが、まあいつものことで、トランプ発言後安くなったタイミングで拾えば毎回勝てるんじゃないかと思えますw

前週は日経平均が2万2,000円前半に入り、ロングポジそこそこ膨らんできた俺氏オワターと思ってましたけど一旦助かりました。ここから短期調整もあるでしょうけど、引き続き年末にかけての上昇を予想してますので継続ホールド予定。下値は地道に切り上がってることに強さを感じます。先週はまたTOPIX、エマージング債投信を追加購入。そして小ロットですが中国株投信も買うという暴挙に出てみました。明けない夜はない!けど、、、上海総合はどうしようもないクソ下落チャート。

あと9/21(金)から茂木経済財政相とライトハイザーUSTR代表が日米貿易協議を行います。トランプさんがまた吠えなきゃいいけど、恫喝下げがあったら買い向かいまつ。

 ②国債利回り

まずアメリカの国債推移のグラフはこちら。

アメリカ10年債は、週始めの9/10(月)は前営業日比変わらずの2.94%で始まり、7月求人件数が過去最高を更新した9/11(火)には2.98%まで上昇。9/13(木)の消費者物価指数は予想に届かず2.97%まで下落し、トルコにやや安定が見られた9/14(金)は一時3.0%に達し、2.99%で週を終えています。

その9/13(木)発表の8月消費者物価指数を見ておきます。
物価の伸びは市場予想に届かず金利急上昇懸念が薄れ株にはプラス。8月の賃金上昇率は高かったのですけどね~(前週のweeklyご参照)。まあ、2%超えてるのは適温なのでよしとするか。

8月消費者物価指数(食品・エネルギーを除く):258.012
前月比:+0.1%(季節調整値、予想+0.2%)
前年同月比:+2.2%(予想+2.4%)
※食品・エネルギー含む総合指数は前月比+0.2%(予想+0.3%)、前年同月比は+2.7%(予想+2.8%)

つづいて日本の国債推移のグラフ。

JGB10年債は、週始めの9/10(月)は0.12%で始まり、そのまま0.11%~0.12%で狭いレンジで推移していました。

先週も大したニュースは無いように思いましたが、安倍首相が9/14(金)の総裁選公開討論で、金融緩和の出口に道筋について「私の任期のうちにやり遂げたい」と答えています。あと3年、まあまあ長いですな。あんま意味ないでしょうけど、日米交渉の前に「円安誘導してないよ」と表明してるのかもしれません。

③日米金利差とドル円

先週は米国金利が上昇したのに伴い日米金利差も拡大しました。

新興国通貨不安の軽減という面もありますが、ドル円も金利差に素直に反応し112円台に入り週を終えています。下表の赤の枠線が9/10~9/14の日米10年債利回り差と、薄ピンクの枠がその期間のドル円レンジとなります。

2018年も3月決算基準で考えるともうじき半年ですね。日経225採用企業の想定為替レートの平均は107円程度、かつ、来期予想も控えめの会社が多いので、このままいけば業績も株価も上振れ余地十分だと思ってます。

④投資部門別売買状況

9月3日(月)~9月7日(金)の投資部門別売買状況。日経平均が週次で500円超下げたタイミングでして、外国人が現物&先物で1兆円超の売り越し、それを個人が拾う恒例のパターンでした。

主要部門の先物の状況はこちら。

  • 証券自己は東証一部現金・信用合わせてで353億円の買い越し、先物は3,784億円の買い越し。
  • 外国人は東証一部現物で5,080億円の売り越し、先物で5,320億円の売り越し。
  • 個人は東証一部現金で2,200億円の買い越し、信用で1,270億円の買い越し。先物は1,561億円の買い越し。
  • 投信は東証一部現物で427億円の買い越し、先物は73億円の買い越し。
  • 信託は東証一部現物で487億円の売り越し、先物は427億円の売り越し。
  • 日銀ETF買入れ額は合計2,872億円となり、9/4(火)以外の4日間毎日703億円と、あとは日々の12億円の買入れ。

先週は外国人が慌てて買い戻して大きな上昇となったのでしょうね。2万3,000円付近での個人の売りをこなして上昇を願いたいところです。さて海外の実需買いはいつ入ってくることやら。世界の政治が安定してからかなー。

⑤今週のスケジュール

今週の見ておきたい経済統計などはこんな感じ。

9/17(月) 日本休場
9/18(火) 日銀金融政策決定会合1日目
9/19(水) 日銀金融政策決定会合2日目、4-6月期経常収支(米)、8月住宅着工件数(米)
9/20(木) 自民総裁選投開票、8月中古住宅販売件数(米)
9/21(金) 8月消費者物価指数(日)、日米貿易協議

おお、もう日銀政策会合の時期なのですね。FOMCも9/25(火)・9/26(水)で行われまして、9/24(月)は秋分の日で日本は休場なので週後半は手控えてもいいかもです。日米貿易協議もあるしね。

そして、安倍首相が9/23(日)から渡米し、9/26(水)に首脳会談実施で調整していることが発表されました。融和な方向で進めば更なる株高になるのですが、捕らぬ狸の皮算用、期待はしないでおこう・・・。

さて、先週は湘南某所でお寿司を頂いてきまして、味も見た目も素晴らしかったので飯テロしときます。

お刺身盛り合わせ。

見てるだけでよだれが出る・・・。

ふんわり煮アナゴが最高。

よい三連休をお過ごしください。来週もほどほどに頑張りましょー!

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