今週の投資戦略(2018/9/25~ 安倍首相3選、対中追加関税、米国10年債3%突破)

先週も株は続伸、買い方の皆様おめでとうございます。

自民総裁選周辺のタイミングでポジティブな動きがあれば良いなと妄想していましたが、外国市場も堅調で、凄い良い地合いになっちゃいました。いちおうポートフォリオは全てロングポジなので嬉しいのですけど、株なんて下がるものと思いながら、うつつを抜かさず2018年後半まではホールドしておこうと思います。過度な期待はしないよう、株なんて3日天井底100日と自分に言い聞かせながら・・・。

さて、先週の相場を動かした主なニュースは以下のとおり。今回も振り返りを行いながら月曜日以降の相場に備えておきたいと思います。今週は本業が忙しかったのでサクッと・・・。

  • 米国、対中追加関税正式表明(9/18 火)
  • 米国10年債 再び3%突破(9/18 火)
  • 自民総裁選、安倍首相が3選(9/20 木)
  • ダウ史上最高値更新(9/20 木, 9/21 金)
スポンサーリンク

①日経平均、ダウ平均、ドル円

先週9/21(金)の日経平均は2万3,869円で引け、前週9/14(金)の2万3,094円と比べて775円高となりました。9/7(金)2万2,307円→9/14(金)2万3,094円(+787円)→9/21(金)2万3,869円(+775円)と週足でもめちゃ強いです。

日経平均、ドル円チャートはこちら。
1/23高値を超えられるかどうか。来週は2万3,500円~2万4,000円で値固めして、更なる上値をトライしてもらいたいです。

ダウ、日経平均、ドル円チャートはこちら。
ダウは案の定高値更新してきました。これから調整しながらも選挙対策の上げは続くと思います。

東証一部の売買代金は週(4営業日)を通して12.8兆円と前週の12.0兆円から増加。1日の平均は3.21兆円(前週は2.40兆円)となりました。9/21(金)の売買代金はなんと3.96兆円まで膨らんでいます。

また、日銀ETF買入れは合計48億円となり、日々の12億円の買入れのみ。6連騰なので買う必要なしです。

9/17(月)の日本市場は休場。
敬老の日のためお休み。

NY時間のダウは-92ドルの26,062ドルでクローズ。この日はまたまたトランプ大統領が中国との貿易に不満を表しました。前週から脅していた2,000億ドルの追加関税発動と貿易戦争更なる泥沼化の懸念からダウは一時-124ドルまで下落しました。112円台に入ったドル円も111円60銭台に入りリスクオフ。ただ、毎度のことでトランプさんが吠えて押し目ができた時が買い場になるという経験則があります。

9/18(火)の日経は高値+387円、安値-55円、終値+326円の2万3,420円。
NY時間の引け後にトランプ大統領が追加関税を正式に表明しました。9月24日(月)から2,000億ドル相当の商品に10%の追加関税が課されることが決定。市場マインド悪化で日経平均は寄付きからマイナススタート。しかし、追加関税の内容をよく見てみると税率が追加10%と当初予想された25%から穏便な内容であり、今後の交渉予知が見られたことから株価は反転。上海総合指数も+1.8%となり、日本株もグングン上昇し全面高!

NY時間のダウは+184ドルの26,246ドルでクローズ。日本株、中国株などアジア株高を受けて米国市場も絶好調。ボーイングが+2.14%、キャタピラーが+1.95%と中国銘柄も上昇。10年債利回り5月ぶりに3.05%まで上昇しました。

9/19(水)の日経は高値+422円、安値+252円、終値+252円の2万3,672円。
日経平均は始値から+334円の爆騰。ファーストリテイリングが50円近く日経平均を押し下げたものの、相場全体が絶好調。日経平均が+1.08%に対してTOPIXが+1.48%。潮目が変わってきました。

NY時間のダウは+159ドルの26,405ドルでクローズ。Nasdaqは-6ポイントの微マイナス。この日は10年債利回りが3.08%まで上昇し金融銘柄が上昇。JPモルガンが+2.90%、ゴールドマンが+2.92%とダウを70ドル近く押し上げていました。

9/20(木)の日経は高値+109円、安値-90円、終値+2円の2万3,674円。
前日の堅調なNY市場を受けて寄付きから堅調に推移。この日は自民総裁選開票結果が後場発表されまして、予想通りの安倍再選という結果だったことや連日上昇したことからも14時過ぎから日経平均はマイナス圏に沈み、大引けはかろうじてプラスをキープ。一方マザーズ指数はマイナスとなっていまして、新興株も高安まちまち。反転上昇基調になっていたそーせいが2日連続のストップ安となり新興市場のマインドは良くないというか、大型株にマネーが流れ、元気が感じられませんでした。

NY時間のダウは+251ドルの26,656ドルでクローズ。終値ベースで2018/1/26につけた市場最高値を超えてきました。ダウ構成銘柄も下げたのはホームデポとシェブロンの2銘柄のみ。トランプさんも選挙前にしてやったりです。

9/21(金)の日経は高値+297円、安値+90円、終値+195円の2万3,869円。
NY市場が堅調なことはもちろんのこと、ドル円相場も112円70銭台まで入り、日本株にとっては最適なかたち。安倍首相の再任も決まりご祝儀相場。昨年の衆院選の連騰が思い出されます。個別ではソフトバンクが年初来高値をつけ、そーせいも寄り底で前日比+8.19%となり新興銘柄も元気を取り戻した感じ。しっかし東京エレクトロンは年初来安値となり、半導体銘柄にとっては受難の時期。

NY時間のダウは+87ドルの26,743ドルでクローズ。Nasdaqは-0.51%となりましたがダウは連日史上最高値更新です。ボーイングとマクドナルドで指数を約60ドル押し上げました。最高値更新となると、次にいつ崩壊するのか心配になりますが、ファンダメンタルズが引き続き好調で、まだ金利も経済を抑圧する水準ではないように感じますので、順張り戦略でいいのではないかと感じますね。

先週は買い向かう原資も限られ、株価水準もそこそこ高くなってきたので傍観していました。考えておかなきゃなのが日経平均がどこまで上昇するか。

大和証券のレポートを見ると、日本の主要企業PERは現在13.3倍ということです。日経平均で割り戻すとEPS1,794円。とすると、PER14.5倍で2万6,013円、PER15倍で2万6,910円、15.5倍で2万7,807円。年初来高値だった2018年1月23日のPERは15.7倍。むう、少なくとも2万6,000円を目線にグリップしておこうか・・・。外部環境よければ無理じゃない数字と思います。

 ②国債利回り

まずアメリカの国債推移のグラフはこちら。

アメリカ10年債は、週始めの9/17(月)は2.99%(前営業日比変わらず)で始まり、9/18(火)に3.05%まで上昇。そのまま9/19(水)は3.08%まで上昇し、9/21(金)は3.07%で週を終えています。

来週9/25(火)、9/26(水)でFOMCが開催されます。
現行の1.75%~2.00%から25bps上昇の2.00%~2.25%になるのは既定路線。将来の利上げ見通しがどうなるかでして、パウエルさんも冷徹に利上げ継続する雰囲気をいつも漂わせていますが、「漸進的」、「段階的」な利上げを強調し始めていますので、タカ派な見通しとなっても、数か月スパンで見れば株価面では楽観視していいんじゃないかと妄想しています。

つづいて日本の国債推移のグラフ。

JGB10年債は、週始めの9/18(火)は0.12%で始まり、9/21(金)は1bps上昇の0.13%台で週を終えています。超狭いレンジですがグラフでみるとなんだかジリジリ上がってきている感じ。

安倍首相3選となり、先々週は緩和の出口についてちょろっと発言しました。日銀の独立性があるとはいえ、官邸がどのような方向で金融政策を捉えていくのか注目していきたいと思います。

③日米金利差とドル円

先週も米国金利は上昇し日米金利差も上方に拡大しました。
ドル円相場も先々週と同様に素直に反応し一時112円80銭台まで入りました。

下表の赤の枠線が9/17~9/21の日米10年債利回り差と、薄ピンクの枠がその期間のドル円レンジとなります。

さて来週はFOMC、日米貿易協議、安倍首相-トランプ大統領の協議が行われます。

FOMCは上述のとおり利上げは既定路線。FOMC通過後は材料出尽くしで金利低下し、円高になるかもしれませんが、それも一時的かと想像しています。
日米貿易協議関係はアメリカが威圧的に出ることが懸念されますが、対中交渉で中国が頑としつつありますので、日米交渉は強権発動せず、過度な交渉にならない可能性も想像しています。

④投資部門別売買状況

9月10日(月)~9月14日(金)の投資部門別売買状況。まだ外国人の現物は売り越し継続、株高に伴って個人も売りが出てきました。それを受けたのが証券自己という構図です。

主要部門の先物の状況はこちら。

  • 証券自己は東証一部現金・信用合わせてで4,904億円の買い越し、先物は3,756億円の売り越し。
  • 外国人は東証一部現物で2,927億円の売り越し、先物で4,164億円の買い越し。
  • 個人は東証一部現金で1,507億円の売り越し、信用で612億円の売り越し。先物は1,526億円の売り越し。
  • 投信は東証一部現物で118億円の買い越し、先物は829億円の売り越し。
  • 信託は東証一部現物で274億円の買い越し、先物は1,688億円の買い越し。
  • 日銀ETF買入れ額は合計763億円となり、9/12(水)に703億円、あとは日々の12億円の買入れ。

さて、過去を振り返ってみますと、2017/9/25に安倍首相が衆院解散を正式表明しました。その前から解散が噂されていたわけですが、それと同時に証券自己が大幅買い越しとなり、その後、外国人の現物買いに波及していきました。以下のグラフが当時のものですが、今回のものと初動が似ています。まあ自己の先物は売り越しでヘッジいているわけですが、膨らんできたポジションを口八丁手八丁で外国人の実需層に売りつけていってもらいたいものです。

⑤今週のスケジュール

今週の見ておきたい経済統計などはこんな感じ。

9/25(火) FOMC1日目
9/26(水) 9月末配当権利落日(日)、FOMC2日目、8月新築住宅販売件数(米)
9/27(木) 4-6月期GDP確定値(米)
9/28(金) 8月失業率(日)

その他に、9/24(月)から米中の追加関税が相互に発動され、また、茂木経済再生相とライトハイザーUSTR代表が出席する日米貿易協議も開催(日本時間25日朝)されます。そして9/26(水)には安倍首相とトランプ大統領の会談も行われます。

利上げ確実のFOMCやらGDP世界トップ3米中日の貿易協議やら世界経済を動かすイベントが待ち受けています。上げても下げても威力のでかいイベントですけど、市場が楽観的なので上に行きそうな気が。

さてさて、三連休は久しぶりに晴れ間が覗いたので畑に行ってきました。
今年はオクラを育てまして、放置していたのでこんな巨大オクラ(25cmくらい)ができてしまっていました。これは剣のようで固くて食べれそうにありません。

オクラの実です。こんな感じに重力に逆らって生えてくるとは知りませんでした。

これはオクラの花。農家でもやってないと中々お目にかかれません。

来週もほどほどに頑張りましょー!!!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする